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ふたなりちんぽ按摩名人の朝は早い。
この道60年、井尻氏(72歳)が行う毎朝の日課が自身の指のチェックである。
「この指はお客さんに触れる大切な仕事道具ですからね。」
入念な掌の手入れをし、お弟子さんと共に開店の準備に移る。

──何故この仕事を始めようと思いましたか。
井尻:よく聞かれます(笑)最初は少女のちんぽに対する興味が全てでしたね。
──ふたなりちんぽ按摩を続けていて苦労をした事は。
井尻:当時はまだアナルのほうが良いだろうという事で、反応は冷ややかでした。
ですが研究と訓練を重ねる事で、徐々に常連のお客さんが増えていきました。
──少女から襲われたことは。
井尻:技術がまだ未熟だった頃、お客さんを満足させることが出来ずに何度か…
ここ40年程は無事なので多少進歩したという事なのでしょうか。

2

30分で3000円で1日1度。それがこの店での施術料金となっている。
早漏でも遅漏でも必ず30分で1回限りの射精を出来るよう調整されている。
何度も射精出来たほうがお得なのでは?と筆者が尋ねた。
「お客さんには最高の射精をしてもらいたいんです。」
30分の間に焦らし、悩ませ、煮詰め、臨界点まで蓄積させる。
そういった状態からのアクメが理想だと名人は語った。

暫くするとカランカランとドアの鐘を鳴らし、本日最初の客が入店した。
白玉楼の庭師である。
筆者と目が合い渋面を作るが、来店前から期待をしていたのであろう。
名人が施術すると知り、彼女の表情が瞬時に華やいだ。
了承は得ていないが、彼女から話を聞いてみる事にした。

3

──このお店にはどのくらいの頻度で来ていますか。
庭師:…週に4。いや…ご、5回。………………毎日です。
──お店に来たきっかけは。
庭師:噂話で…。う”っ!♥
──気持ちいいですか。
庭師:ちょっ!何聞いてるんですか!ぅう”おっ♥♥!!ふぅ…♥ふぅ…♥
──尿道口を指先で弄られるのが好きなんですか。
庭師:のほお”ッッ♥!!やっ…やめ”ぇっ♥♥!
──このお店の好きな所は。
庭師:お”ぉう♥!?あ、あぁ…♥えっと、自分でも知らなかった気持ちいい所を発見しt
──ところでそろそろ30分ですね。
庭師:お”ッ♥!んおぉお”っ♥!きたぁ♥!チンポの裏スジしこしこされるのすごくイイッ♥♥!!!
あ”−!イグ♥!イギます♥!!ざっ…ザーメンめいっぱい飛ばじま”ず♥♥♥!!!
──お疲れさまでした。
庭師:(ブビュルルルル!!!ブビュルッ!ドピュ!!ドブュルルルルルル!!!!!)

4

白玉楼の庭師がイキ顔を晒している席の横では、永遠亭の助手がお弟子さんの施術を受けていた。
屈強な腕で火起こしの棒に見立てたチンポを擦り上げられ、痙攣が収まらない様子だ。
そして施術を受けている二人とも会心の射精なのだろう、精液を軽く6尺以上飛ばしている。
チンポアクメの真っ最中なので、永遠亭の彼女に話を聞く事は叶わなかったが、その表情から全てを窺えた。

名人はこうも言っていた。
「彼女たちの至福の表情。それを見る事が私の至福です。」
明日も来週も来月も来年も、少女たちが求める限り名人の情熱が冷める事はないだろう。

そう…ふたなりちんぽ按摩名人の朝は早い。


取材・文章・撮影:射命丸文

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