1

「あら、貴方がとしあき君?」
ある日としあきは出会い系サイトで知り合った女性と会ってみることにした。
待ち合わせ場所にやってきたのは妖艶な雰囲気を携えた桜色の髪をした女性だった。
和服を着ているにも関わらず凹凸がわかる程の魅力的な体だ。
おそらくその中には極上の柔らかさを持つ乳房と肉厚でしかし上品さを失っていないお尻が隠されているのだろう。
そんなこの世の美を詰め込んだかのような女体を見たとしあきは思わずそれだけ勃起してしまいそうになる。
こちらの驚きを知ってか知らずか桜色の女性は悪戯っぽく微笑みかけてくる。
慌てて気を取り直し自己紹介をすると桜色の女性は幽々子と名乗った。
自己紹介を済ませまずは食事でも行きましょうかと誘うと幽々子はとしあきの口に指を当てて言った。
「そんな事よりも……早くホテルに行きましょう。貴方も今日そのつもりで来たのでしょう……?」

2

ホテルの部屋に着くなり幽々子はすぐに服を脱ぎ始める。
それだけ今日は期待していたのだろう。初対面で、いや会って1時間も経っていない男相手にその豊満な体を惜しみなくさらけ出していく。
出会い系サイトで幽々子が言っていたことはおそらく本当なのだろう。
「前にも言ったけど私ね、マゾヒストの気があるの。痛いのは嫌だけど男の人に道具のように扱われて、犯されたいって願望があるの」
幽々子が脱ぎながら言う。しかし名家のお嬢様である幽々子は犯される事はおろか男性と契りを交わす機会もほとんどないのだという。
だから出来る事と言えば誰も入ってこない自室で自分で自分を開発し、犯し、慰める事だけ。
しかしそんな事を続けても満たされるわけもなく、男性に犯されたい、虐め抜かれたいという願望は積もる一方だったのだ。
そんなある日、藁にも縋る想いで登録したサイトで出会ったのが……。
「自分で言うのも何だけど……私、良い体してるでしょう。おっぱいも、おまんこも好きにしていいし、お尻だって開発済みよ……だから」
――いっぱい私を犯してね。

3

まずは幽々子を仰向けに押し倒し足を思い切り開かせる。
「うふふ、ちょっとだけ恥ずかしいわね、これ……♪」
そうは言いつつも幽々子は自ら陰部を割り開き、見せつけてくる。
まだ何をしていないのに、そこからは雌の匂いを放つ露が垂れ始めている。
だとしたら相当なマゾヒストだ。少し見られただけで興奮し、濡れ始めるなんて淫乱にも程がある。
お仕置きだと言わんばかりに魅惑的な股間に顔を埋めると大陰唇、小陰唇、膣口と順番に丹念に味わうように唇を這わせる。
「やん……ぁぁ…ふぁ、うぅん……やだ、上手ぅ…♪」
幽々子が甘い声を出しながら腰をくねらせる。
陰部を舐めれば舐めるほどそのいやらしい口からは雌のヨダレが滴り落ちてくる。

4

大陰唇を、小陰唇を、膣口を、膣内を、徹底的に舐め尽くす。だが肝心のクリトリスだけは、絶対に舐めない。
幽々子もその事に気づいたのだろう。困惑した様子で此方を見つめてくる。
「や、ぁ……なんでぇ…?」
喘ぎ声を上げながらも幽々子は焦れている。気持ち良い、気持ち良いが一番気持ち良い所を舐めてもらえない。
もっと気持ちよくなりたいのになれない。焦れったさに幽々子は悶える。
ついに我慢できなくなった幽々子は陰部を広げていた指をクリトリスに伸ばす。
舐めてもらえないのならば自分で弄る。だがそうしようとした所でとしあきの手が幽々子の手を捕らえる。
「ぃやぁ……やだぁ…クリちゃん……焦らしちゃいやぁ……」
幽々子が懇願するが聞き入れない。その間にも幽々子の陰部は徹底的に舐られ続け切ないヨダレが快楽を求めて垂れ続ける。

5

このまま幽々子を焦らし続けるのもいいが一つ面白いことを思いつく。
幽々子をの上体を起こさせ、剛直を目の前に見せつける。
キャッ…♪と嬉しそうな悲鳴を上げるがそれ以上動かず、幽々子は紅潮しきった顔を男根に向け続ける。
流石筋金入りのマゾヒストだ。勝手に動かず此方の指示を待っているのだ。
「ねぇ……私はどうすればいいのかしら♪」
幽々子はコレをしゃぶりたくて仕方ないと言った表情で見つめ続ける。
そんな幽々子の厚ぼったい、男根を扱く為に存在するかのような唇に亀頭をあてがい、中へと押し込む。
カウパー汁で濡れていた亀頭は幽々子の唇を何の抵抗もなく割り開き、中へと侵入していき、歯に阻まれる。
しかしすぐさま意図を察した幽々子は嬉しそうに歯のバリケードを撤退させ剛直を自らの内部へと受け入れる。
そんな幽々子に言う。このちんぽにご奉仕して、射精させれればもっと気持ちよくしてやる、と。

6

その言葉を聞いた幽々子は嬉しそうにコクコクと頷くとペニスへの奉仕を開始する。
まずは亀頭だけを口に含み、柔らかな舌でもって唾液をたっぷりまぶしていく。
全体に行き渡るように亀頭に絡みつかしてゆき、次第に竿部分を徐々に腔内に飲み込んでゆく。
やがて根本まで飲み込むと亀頭を虐めていた舌を竿の方へ動かし唾液をペニス全体へとまぶしてゆく。
そして幽々子の唾液でドロドロになった剛直を、今度は唇で前後運動で扱いてゆく。
舌を添えて裏筋を一緒に撫で回す事も忘れない。唾液が潤滑液になって唇はヌルヌルとペニスを這い回る。
かと思えば今度は再び亀頭のみを口で舐り、竿はその絹のような手のひらで扱く。
経験が少ないとは思えない様々なフェラの技術に早くも剛直が音を上げ始める。射精が近いのだ。
このまま幽々子の口内に発射して精液を味合わせてもいいのだが、それでは面白くない。
としあきは幽々子の頭を掴むと腰を前後に動かし始める。

7

「んぐっ……!」
突然のイラマチオに幽々子は苦しそうな声をあげる。だが抵抗する素振りは見せない。
それどころか喉をしめて侵入してきた男根に少しでも奉仕しようとする。
その顔は乱暴に、オナホールのようにされるのが嬉しくて仕方ないと言ってるように見える。いや、実際その通りなのだろう。
ならばと、遠慮することなく腰を動かし、幽々子の喉をゴリゴリと擦りあげ犯していく。
もともと射精が近かったこともあり、喉を激しく擦り上げる事に我慢できることもない。
限界を悟ったとしあきは腰を一際グイッと前に突き出し、幽々子の最も深い所へペニスを突き入れる。
その瞬間、射精した。遠慮も容赦もない射精。喉にまで侵入したペニスは強制的に吐き出された精液を幽々子に飲み込ませる。
「んぐぅ……ぅあ、ぁ……♪」
喉を犯され、強制的に精液を飲まされたにも関わらず、幽々子の顔は恍惚に満ちていた。
ペニスを喉から引き抜いた二人は、次の性戯へと進む。

8

「もう我慢できない……お願い、気持ちよくして……♪」
ペニスを引き抜いた後、としあきは幽々子に尻をこちらに向けて四つん這いになるように指示する。
その陰部は既に湿潤としており、そこから垂れた雌汁は太ももやアナルまでをヌルヌルに濡らしている。
幽々子のご奉仕は素晴らしかった。だからご褒美をあげなければならない。
男根を膣口にあてがう。このまま腰を押し出せば後背位のセックスが始まる。
あてがわれた亀頭の感触を感じた幽々子は嬉しそうな声をあげる。早く早くと言いたそうに腰をくねらせる。
このまま放っておけば勝手に自分で挿入れてしまいそうだ。それでは面白くない。
としあきは幽々子の腰を掴むと、一気に腰を押し出した。
「――ぁあん!」
膣に男根が埋まると同時に幽々子は大きな媚声をあげる。
まだ挿入れただけなのに、幽々子は背中を仰け反らせ、感じている。ただこれだけでイッてしまいそうなくらいに。

9

「はあ!あん!すご、い、いぃ――♪」
腰を突き出す度に幽々子は甘い声をあげる。
敏感な部分を擦られ、与えられる快楽に身を任せよがり狂う。
そして意識しているのかしていないのか、幽々子の膣は侵入してくる剛直を締め付け、奉仕する。
とんだ淫乱である。焦らされ、乱暴にされ、好き勝手に突かれているのに、それでも奉仕をやめない。
犯されるために生まれてきた淫姫は快楽に乱れ、男を悦ばせる。
そんないやらしく乱れる幽々子を見たとしあきは思った。もっと乱れさせてみたい、と。
だからとしあきは、幽々子の腰を掴んでいた右手を幽々子の秘部へと伸ばす。
「やッ!はあ……ッあ!?あ、だ、めっ…今はクリ、いじ、ちゃ、はぁあッ!」
膣、クリ、ニつの快楽が同時に押し寄せ、幽々子はますます乱れ狂う。
恥も外聞もなく、涎を撒き散らし、髪を振り乱し、快楽の階段を昇り続ける。

10

――しかしその頂点は意外と早くやってきた。
「あ、やっ!ッ……すごッ、い――ッハ、はッぁぁぁぁん!!」
突然、幽々子が一際大きな媚声をあげ、大きく跳ねる。
背中はこれまで以上に反りかえり、痙攣したかと思うとペニスを今まで以上に締め付けた。
数秒ほどそうした後、幽々子の体から力が抜けてしまい、崩れ落ち、そのままうずくまってしまう。
その拍子に挿入されていた男根もじゅぷッといやらしい音とたてて抜けてしまう。
どうやら幽々子は大きすぎる快楽に耐えきれず、イッてしまったようだ。
「はぁ……あぁ……すごっ、かった……♪」
肩で息をして枕に顔を埋め、時折体が痙攣している。
しかしとしあきは困った。こちらはまだイッてないのだ。
幽々子がこんなに早くイッてしまうとは思っていなかったのだ。
そんなとしあきの目に幽々子の大きくも上品なお尻が映る。幽々子が息をするたびに上下に揺れる。

11

としあきは幽々子のお尻を掴むとムリュッと尻タブをかき分ける。
「……えっ?」
余韻を楽しんでいたもう一度するのかしら?と考えた。それはそれでかまわない。
もっともっと気持ちよくなれるのだ。
しかし穴にペニスがあてがわれると幽々子は目を見開いた。
あてがわれたソコは、先程まで性交に使われていた場所とは違ったのだ。
――勝手にイッた罰だ。
そう言うととしあきは剛直を一息に幽々子のアナルの最奥へと侵入させた。
「――ンぁぁっ!!」
一気にアナルを貫かれた幽々子は再び背を仰け反らせた。

12

お尻も自分で開発済みである為、アナルセックスに対する嫌悪感は特になかった。
しかし不意打ちのように与えられた大きすぎる快楽と若干の痛みはあっという間に彼女を呑み込んだ。
呑み込まれて、抵抗できない。まるで快楽の底なし沼のように好き勝手出し入れされるペニスに幽々子はまるで逆らうことができない。
罰、そう語るようにとしあきは射精するためだけに幽々子のアナルに男根を出し入れしている。
まるでオナホールのように何一つ幽々子に配慮せずピストン運動を続ける。
そんな暴力のような性交にも幽々子は圧倒的な快楽を感じずにはいられない。
道具のように扱われるのが嬉しくて仕方ないのだ。もはや名家のお嬢様は今や救いようのない娼婦でしかない。
――罰なのに何を感じてるんだ。
そう言ってとしあきは幽々子のアナルから男根を引き抜くと、再び一気に根本まで突き入れる。
遠慮なく出し入れし、彼女のアナルをペニスの形に無理やり変えていく。
「はあ、あっ!あ、ッあぁぁぁぁあ!!」
幽々子の体は再び仰け反り、痙攣する。
肛門性交でイッたのだ。本来セックスする場所ではない場所で、この娼婦はイッてしまったのだ。

13

だがとしあきは腰を動かすのをやめない。
「ッあ!はぁぁぁぁ!や、イッ…て、や、め……!」
これは罰なのであって幽々子を気持ちよくさせる目的の性交ではない。
幽々子をオナホールとして扱い、自分が射精するために腰を振り続けているだけなのだ。
オナホールが勝手に絶頂したからと言ってなぜやめなければならない?
ただでさえ遠慮なかった腰の動きをさらに早め、としあきは自分の快楽のために幽々子を"使い"続ける。
幽々子はもはや声にならない声を上げ続け、快楽に溺れながらとしあきの射精を待つことしかできない。
中出しされるのを待つことしかできないのだ。今の自分はただのオナホールなのだから。
絶対に中出しされる。今の自分はただの玩具。その事実が幽々子にはたまらなく甘美な響きに感じた。
イッたのにやめてもらえない、許容を越えた快楽。本来なら苦しいはずなのに、幽々子はそれでも恍惚としていた。
物扱いされて、犯される。幽々子にとってそれは悦びでしかなかったのだ。
そんな夢のような一時も終りが近づいてくる。

14

――何処に出してほしい?
としあきが幽々子に聞く。としあきも限界が近いのだ。
何処に出してもらうか。そんな事は決まっている。としあきも最初からそのつもりなのだろう。
わかりきっているが、それでも聞かずにはいられない、応えずにはいられない。
「なかっに、ぃッ!」
尻を弄ばれながら必死に幽々子は答える。
自分から、本来性交する場所ではない肛門に、精液を出される事を望んだのだ。
そんな事普通ではありえない。自分は普通ではない。異常性癖者だ。その想いが幽々子を更なる高みにつれていく。
そして幽々子は挿入されているペニスの動きが変わった事に気がついた。
肛門から腸奥まで激しく前後に抽送する動きから、奥に差し込み、小さく小刻みに動く。
絶対に幽々子の腸内の最奥に精液をぶちまけてやるという動きだ。
幽々子も法悦を極めながら腸の奥に出されるその時をまつ。
そして、終わりがやってくる。
――出すぞ
うん、だして。

15

「としあき君、すごかったわぁ……♪」
ホテルの部屋に備え付けられたお風呂。
一戦終え、余韻を楽しんだ後、二人は一緒にお風呂で汗や色々な汁を落とす事にしたのだ。
幽々子はとしあきに後ろから抱きかかえられるように湯船に浸かっている。
後ろからなので表情はよく見えないが、かなりの上機嫌のようだ。
としあきは少しやりすぎたかなとも思ったがどうやら今回のセックスはお気に召したようだ。
少しホッとしてとしあきは悪戯と言わんばかりに後ろから幽々子の豊満な胸をむにむにと揉み上げる。
「あん♪としあき君のえっち♪」
楽しそうに幽々子が言う。そんな幽々子の胸を弄りながらとしあきはパイズリもしてもらえば良かったなーと今更ながらに思う。
また会った時にしてもらおう。けれど、また会えるだろうか。相手は名家のお嬢様なのだ。そんな簡単に会えるとは思えない。
せっかくこんな極上の淫乱美女と知り合えたの人一度きりは惜しいが仕方が――。
「ねえとしあき君。絶対にまた会ってセックスしましょうね……♪」
……どうやら、この楽しい時間は、まだ続けられそうである。

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