1

永遠亭の一角には姫専用の“遊戯”室が存在する
その場所に至る通路の空間は姫の力によって細工がなされており、彼女の許しが無ければ部屋には立ち入ることも立ち去ることもできない
「……つまり、あなたは私の気がすむまで決して逃げられないということよ」
輝夜は床に寝かされた男へと言葉を下した
「生き物はもちろん音も閉じ込めるから、お楽しみには最適というわけ」
そう語りかけながら、男の顔を跨ぎ腰を下ろす
柔らかな尻肉が男の視界を塞ぎ、濡れた秘唇が男の唇に押しつけらる
「そういうわけだから、遠慮せずにしっかり舐めるのよ。思いっきりいやらしい音を立てて、ね」
命じられるがままに男は舌を動かし始めた
伸ばした舌で秘唇全体をぴちゃぴちゃと舐め回し、秘裂から溢れる愛液を音を立ててすすり、舌先をその内部へと捻じ込んで暴れさせる

2

「あぁっ♥いいわよ、なかなか上手じゃない♥でも、女が気持ちいいのはそこだけではないのよ?」
輝夜は腰をずらすと、男の口を硬く尖った秘芯へと導いた
「はぁんっ♥いいわ、吸って、強く吸って♥舐めて、そうして甘噛みしてみて……ひあぁんっ♥」
腰から駆け上る甘い衝撃に酔い痴れながら、輝夜は自らに奉仕する男を見下ろした
視線の先には、真っ赤に怒張した男根が行き場の無い衝動をたぎらせてでピクピクと震えている
「もう辛抱たまらないといった様子ね♥いいわよ、見ていてあげるから自分で思いきり扱きなさい!」
姫に促され、男は自分の股間に手を伸ばした
顔面に騎乗した少女に奉仕を強いられ、さらには自慰を観察される
その倒錯的な状況のもたらす興奮に任せ、握り締めた男根を激しく擦りたてる
「ふふっ、随分熱心だこと♥でも、舌のほうがお留守になってるわよ」
輝夜は男の股間に熱い視線を注ぎつつ、腰を揺すって秘部を男の顔へ擦りつける
程なくして男は限界を迎えた
姫君に見つめられながら、思いきり腰を突き上げて自らの体に精液を降り注がせる

3

「あはは、すごく飛んだじゃない♥その後もだくだく垂れ流してしまって、この状況にそんなに興奮したのかしら?まったく、どうしようもない変態ね、貴方♥」
男をなじりつつも輝夜は腰を上げた
男の脇に移動すると、股間に顔を寄せ間近から覗き込む
「たっぷり射精して少し萎んでしまったかしら?いいわ、私が元気にしてあげる♥」
輝夜の舌が男根の裏側に押し当てられ、付け根から先端へとねっとりと這い上がる
男根にまとわりつく精液を舌先ですくいあげ、これ見よがしに唇に含み、喉を鳴らして飲み込む
続いて側面から表側まで万遍無く舐めあげていき、最後の仕上げとばかりに亀頭を口に含んだ
カリ首を唇で締め上げつつ、筒内に残った精液をすすりあげる
「ああ、濃厚な雄の味がするわ♥素敵よ、とっても美味しい♥」
亀頭から口を離して陶然とつぶやくと、残った精をさらに追い求める

4

男の体の上の輝夜の舌が這い回り、腹や胸の上に飛び散った精液を舐め取っていく
余さずしゃぶり尽くしてもなお舌は止まらず、そのまま男の乳首をねぶりはじめた
左右の乳首を交互に舌で転がし、空いた側を指でつまんで弄りまわす
未知の快感に、男の口から思わず上ずった呻きが漏れ出す
「男のくせにここが感じるみたいね♥おちんちんもすっかり元通りの勃起状態……いえ、むしろ興奮し過ぎて発射前より膨らんでしまったんじゃないかしら?」
姫の手が男根を握り締め、熱く脈打つその感触を確かめる
軽く擦りたて男の劣情を煽ってやると、輝夜は一端男から身を離した
床に体を伏せると尻を掲げて突き出し、自らの指で秘部を開いて見せつける
男の眼前で濡れた桜色の肉がひくつき、溢れ出す愛液をしたたらせる
「さあ、その燃え滾るおちんちんを私の此処に突き立てて!熱い男の精を思いきりぶち撒けなさい!」
甘く強請るその声に従って、男は輝夜に飛びかかると腰を叩きつけた

5

「あああっ♥きたわっ奥までっ一気にぃ♥」
猛り狂う剛直を力任せに捻じ込まれ、輝夜の口から甘い悲鳴が上がる
「おちんちんっ♥硬くて太くてぇあつぅいおちんちんがぁ♥なかで暴れてるうぅっ♥」
先程までとは一転し雌の悦びに蕩けた嬌声が、男の煽りたて腰の動きを加速させた
姫君の可憐な花びらは、その蹂躙を受け止めさらに淫らに燃え上がる
「すごいわっ♥おちんちんが膣内をごりごりえぐって押し進んでっ♥ああ♥一番奥まで突き上げてるのっ♥」
咥えこんだ男のモノを存分に味わいつつ、輝夜はさらなる快感を希求する
「お尻っ、お尻にも欲しいわ♥ああ、でもおちんちんは離せないっ♥そうよ、指っ、指よ!あなたの指でお尻も責めてっ!もっともっと私を感じさせて!」
獣欲に支配されひたすらに腰を叩きつけつつも、男は輝夜の要求に半ば無意識的に従った
姫君を組み伏せて犯す興奮に極上の秘肉に包まれ締め上げられる快感
その異常な昂りに理性などとうに蒸発してしまっていたが、荒れ狂う雄の欲望が雌の要求に本能的に反応する
男は溢れる愛液を指に絡めると、姫の尻穴に思いきり突き入れる

6

「ひあぁっ♥すごいっすごいぃ♥そのまま動かしてっ!お尻のほうからも膣内を押してっ!ひぃあぁ♥あーっ♥ああぁっ♥」
後ろの穴までも男に許すとう背徳感が、二つの穴を同時に攻められる強烈な快感が、焼けつくほどに輝夜を燃え立たせ、その口からはあられもない叫びがとめどなく流れ出す
「だめぇっ♥もうっ、もう、イクのっ♥射精して、あなたもだしてっ!私のなかにっ、あなたの熱くて濃い精液をっ、たくさんだしてえっ!」
姫君の上の唇から男の精をねだる淫らで過激な言葉が迸り、下の唇はそれ以上に淫らに激しく射精を促す
「ああっ、来るっ、くるぅ♥────っ♥」
力の限りに突き込まれた男根を根元まで咥えこみ、女の深奥にだくだくと注ぎ込まれる精液を味わいながら、輝夜は声にならぬ叫びを上げて絶頂に達した
荒れ狂う快感に全身を奮わせ、半開きの唇からは荒い息とともに涎がこぼれ落ちる
きつく収縮する秘肉は男を容赦なく搾り上げ、腰が砕けるような快楽と引き換えに射精の継続を強いる
ようやく輝夜の締めつけが収まると、男は倒れるようにその場にへたりこんだ

7

「……ああ、とてもよかったわ♥」
うっとりと呟きながら輝夜は男に向き直った
ゆったりと男に這いよりその股間に顔を埋めると、まだ硬度を保った男根に手を寄せ、愛おし気に頬ずりする
「ああ、素敵よ♥」
紅潮した美貌が男を下から覗き込み、潤んだ瞳が熱い視線をそそがせる
「私を気持ちよくさせてくれるからおちんちんは好きよ♥だから私もおちんちんをとっても気持ちよくさせてあげるの♥でも……」
輝夜の瞳に冷たい輝きが宿り、その眼差しが鋭さを増す
「だからといって、男にそういう顔はさせないわ。おちんちんで私を征服してやった、なんて顔は、ね」
輝夜は手にした男のモノをぎゅっと握り締め、男の腰の上に跨る
亀頭を膣口にあてがうと、軽く押しつけ位置を合わせつつ入口の肉と馴染ませる
「そんな風に思い上がった男にはお仕置きよ♥玉の中の精子を全部吐き出させて、ご自慢のおちんちんもふにゃふにゃの情けない姿にしてあげるわ♥」
男に宣告を下しつつ、輝夜は一息に腰を落とした

8

「どう、1回した後だと膣内がほぐれて、また違った味わいでしょう?」
輝夜は男に問いかけつつ、休むことなく勢いよく腰を上下させる
「柔軟性をました秘肉がおちんちんを緩やかに包み込み吸いつくの♥でも、ほら、油断したおちんちんをこうやってきゅうっと締めつけてあげることも出来るのよ♥」
言葉通りに時に優しく時に強く男を締め上げ、さらには腰の動きにも巧みに緩急を加えていく
「あはっ♥腰が跳ね回っているわよ♥いいのね?女に乗られて好き放題されて感じているのね?いいわよ、もっともっとよがらせてあげるわ♥」
男をさらに責めたてようと、腰の動きがさらに激しさと複雑さを増していく
「さあ、このまま射精するのよ♥女に主導権を奪われ男の象徴を玩ばれて、みっともなく精液をお漏らしして垂れ流すのよ!ほら、早く!ほらぁ♥」
姫君の類稀な名器と淫靡な技巧に翻弄され、男は一たまりも無く絶頂に追い込まれた
もう三度目だというにもかかわらず、勢いよく精を迸らせてしまう
びくびくと痙攣する男根はどっぷりと精を吐かされて、やがて力無く動きを止めた

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「たっぷりと射精したわねえ、膣内のおちんちんも柔らかくなってきたかしら♥そうねえ、これくらいで勘弁してあげようかしら」
輝夜の声に、憔悴した様子の男の顔に安堵の色が浮かぶ
「……と、言ってあげたいところなのだけど」
言葉を続けつつ輝夜は体を倒して男に身を預ける
冷め止まぬ興奮に汗ばみ火照った女体が男に密着し、柔らかな膨らみと硬く尖った先端が胸元に押しつけられ、甘く蕩けた美貌が眼前から覗き込む
「あなたを攻めるのを優先し過ぎて、私のほうは絶頂まで至らなかったのよ。だから……あなたが責任を取って私を満足させなさい♥」
言葉とともに輝夜の腰がゆっくりとこね回し始めた
「最初に言ったとおり、私の気がすむまで逃がさないわよ?さ、早くおちんちんを膨らませて♥」
上から男に命じる声に徐々に甘い媚びが混じっていく

10

「私を楽しませてくれるなら、あなたの望みも聞いてあげるわ。……ふむ、お姫様を跪かせてしゃぶらせるのが夢だった?ふふ、いいわよ、それであなたが興奮するならしてあげるわ♥」
輝夜は男に言われるがままに、その足元に跪き奉仕を開始する
「うふふ、まだこんなに硬くなるじゃない♥何ならこのままお口でイかせてあげるわよ?ちゃんと勃たせて続きができるのならね♥」
男は言葉ではなく行動で答えを返した
まずは姫君の顔に第一射をぶちまけ、なおも射精を続ける肉棒を唇に捻じ込む
輝夜は流し込まれる精液をまずは口内で丹念に味わい、喉を鳴らせて飲み干した
「ああ、凄いわ、変わることなくガチガチの勃起おちんちんのまま……♥さあ、次は私を満足させて!体位はあなたに任せるわ、どんな恥ずかしい姿勢だって受け入れてあげる♥」
男は獣じみた雄叫びを上げると、輝夜を押し倒して思いきり脚を開かせ、猛然と腰を振り始める
誰の邪魔も入らぬ密室の中に、濡れた肉のぶつかる音と二人の声が響き渡る
結局、部屋が外部とのつながりを取り戻すのは翌朝のこととなったのだった

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