【ハムスター】の展開力と引き換えに犠牲となっているパワーを補ってくれるコスト4カード。他のハムスターカードと異なり速攻や展開の効果が存在しない代わりに、全体的なサポート能力が高く、支援に強く向けたカードとなっている。
中立全体+1でありながら防衛も持ち攻守を1枚で兼ねることができるハイブリットな性能。逆にいえばちぐはぐになりやすいので器用貧乏になりがちな側面には注意したいところ。
防衛も通常のものではなく
防衛+が使用されており、不意に飛んだ山札有利からのカウンター一撃必殺なども阻止が可能と場に出なくても防衛能力は大きい。防衛を使用してから蘇生し、更に撃破されたらリバースを打ち込んだりと防御性能は特に高い部類に含まれる。
影響下では
《花火ネズミ チョンボル》ですら1コストパワー3となり
《ドライブストライク》の射程外から殴り役を務められるだけでも十分にその強力さが分かるだろう。
反面、このカード単体はいたって貧弱であり自身も強化効果の対象に含まれるとはいえ最終的なパワーは2しかなくいかに維持させるかといわれると難しいところ。テーマに身代わり効果持ちカードは1枚たりとも存在しない(※オマケに製作者に『必要ない。』とバッサリ切り捨てられている。)
また隠れた欠点として情報アドバンテージを相手に与えやすいことが考えられる。本カードの採用=
《悪戯の天才、マリオン》を採用しているという事が特殊な構築でもない限りほぼ確定してしまう。事前に
《千両筒》を食らうと展開そのものが封じられてしまうことも。
修正前は同名制限を無視していたが現在は修正されている。レアリティも当初はアンコモンであったが想定以上の活躍をしていたためRに昇格。その際にバフ範囲の拡大修正が行われた。
2021年にはさらにスキルが追加され、より汎用性が向上したものになっている。