【研究テーマ】ローカル小回りコースの芝1200メートル戦研究 2 母系編
今回は母系を見てみよう＝＝
第一回は種牡馬（父系）の面から注目種牡馬を探してみたが、
馬は父と母がいて生まれるもの。
もちろん母系もすごく大事です。
そこで今日は、ローカル芝1200（面倒なので、今後は「小回り」は省略します）
で走っている馬の母父（つまりおじいちゃん）の血統を調べます。
http://gyazo.com/20b3419b6c03ae87d90aa662e9ddee87
まあみんなも予想できたと思いますが、母父出走頭数＆勝利数ダントツは
サンデーサイレンス（ターントゥ系 以後SSとも表記）
延べ1182頭を出走させ、91勝をあげています。
そして2位は、そのサンデーの子ダンスインザダーク（ターントゥ系
以後DDとも表記します）
DD自体は、ダービー2着、菊花賞1着と長距離馬のイメージが強いと思うんですが、
デビュー戦阪神芝1600で上がり2位の馬より0.9速い時計で勝ったレースもある
スピード能力もあった馬です。
そのDDが30勝で2位。 回収値もSSとほぼ同等です。
勝利数3位は28勝のトニービン（ナスルーラ系）
亡くなるのが早かったので今の父系には名前が出てきませんが、
そのスピード能力、地力は孫達にもしっかりと引き継がれています。
そして母父勝利数4位は、父系1位のサクラバクシンオー（ナスルーラ系）
25勝と数は控えめですが、回収値は333/140と延べ232頭もの出走数がありながら
ものすごい数字をたたき出しています。
この数字はとにかく他の母父の数字を圧倒（軽く倍以上の大差）しており
母父サクラバクシンオーの名をローカル芝12で見かけたら、とりあえずは
赤い印でチェックしておいてそこから予想を始めるくらいでも良いと思います。
以下、勝利数は少なめでも馬券的に美味しい（＝単回収が100を超えている）
母父種牡馬として名前が挙がるのが
ウッドマン 19勝（ミスプロ系） 単回収124
ウォーニング 11勝（マンノウォー系） 127
ジェイドロバリー 11勝（ミスプロ系） 143
サクラユタカオー 11勝（ナスルーラ系でバクシンオーの父） 147
あたり、
逆に良さそうな感じなのに、実は母父としてこのコースで成績良くない種牡馬の代表が
フジキセキ 362戦9勝 （ターントゥ系） 単回収11
スペシャルウィーク 83戦5勝 （ターントゥ系） 22
のサンデー直子たち。 ともに勝率、回収ともに良くないので気をつけてください。
今日は、母父からみた合う血統（美味しい血統）、合わない血統でした。
次回は、その組み合わせ（ニックス）についてみてみましょう。
ではでは、みおでした。
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