第1話の事件後、ゴミ捨て場前にばら撒かれいた水着姿の女性の過激な写真を住人のカタギリが発見し、依頼されたヨシダが回収していた際、草むらをかき分けた彼の眼前にパンツを見せつける形で登場したのがイチノセである。
自分も写真を回収していたと語るイチノセだが、写真を丁寧に回収するヨシダの様子を見て、彼が興味を持っていることを見抜いた上で肯定しており、その上で自分の価値観を語りヨシダを困惑させた。
だが……。(ネタバレ注意)
その晩、イチノセの部屋では旦那からのアプローチを拒絶する傍ら、旦那の寝静まった後で1人「セクシー自撮り」に勤しむ彼女の姿があった。
イチノセがばら撒き魔になった理由。それは、1ヶ月前にエロ本を大事そうに抱える少年を目撃したことから始まった。表紙に写っている女性よりも自分の方が魅力的な体をしていると考えた彼女は、セクシー自撮りを少年に拾わせる形でわざとばら撒く。興味津々の少年の姿を見て、イチノセは興奮を覚えるのだった……。
翌日、監視カメラをゴミ捨て場に設置するヨシダのところに現れたイチノセは、彼の反応を見て怪しげな笑みを浮かべる。
その直後、イチノセが目をつけていた少年の集めたエロ本や写真のコレクションが団地の住人たちに発見されてしまい、燃やされてしまう。泣き叫ぶ少年を目撃してしまったイチノセは失意の中、『libido cloth(リビドー・クロス)』と書かれたアタッシュケースを発見する。
その日の夜、夜警に出かけたヤマダが見たものは団地の至るところにばら撒かれた大量のエロ写真だった。
そして、マスクとコート姿のイチノセと出会うが、彼女はカードの下には露出の激しい水着のような白ボンテージしか纏っていなかったのである。
服の特徴と言動から、ワタナベと同様の事件だと推測するヤマダだったが、射出機によって貼り付けられた写真で拘束されてしまう。
そのままイチノセは、スマホで録画しながらヤマダを愛撫し、絶頂させる。
翌日、再び発生したエロ写真騒動の中で、目を輝かせるあの少年を見つけ、自室のベランダで全裸で微笑むイチノセだった。
その後、第7話にて、1巻の番外編で友好を深めた(?)2人と共に再びヨシダを襲撃。囮役を担う形で活躍した。
その後はワタナベの部屋で仲良くヨシダを貪っていたが、A級人妻ショウダが襲来し……。