女ザコ・敵女・悪女情報wiki - マダム=ベラドンナ(シェリフ)
「その死 美しくてよ」
キャラクター名
No.595
マダム=ベラドンナ
注意
このキャラクターは作品打ち切りのため、死ぬどころか戦闘シーンも存在しません。
登場作品基本情報
「シェリフ」
マンガ
あろしろし/集英社(月刊少年ジャンプ)/1989年〜1990年
登場シーン詳細情報
マンガ
「シェリフ」二巻の9話〜最終話(11話)に登場。
また、続編にあたる「ハンターキャッツ」にもシルエットのみ登場。
外見
ドレス着用、金髪のショートカットにカールをかけた髪型でいかにもマダム風の美女だが、全体に人間味の無いように描かれている。
概要
「シェリフ」及び「ハンターキャッツ」に登場する巨大犯罪組織「四龍」(スーロン)の総帥。
生まれながらにして「毒と親しみ毒を呼吸し毒を食べ毒の中で育った」という自分自身を毒とまで自称する人物で、その毒性は「ふれるだけで命は縮み、血は鉄を蝕み、その体を焼けば毒ガスとなり、埋葬すれば大地が死ぬ」というレベルのまさに毒そのもの。
暗殺者(針人形)として四龍に育成されたが、その妖艶な美貌などで四龍を動かす長老たちを誑かして死にいざない、組織そのものを乗っ取ったとされる。
「四龍」の海千山千かつ一方で華麗で名人芸に達し、一方で奇奇怪怪な四龍の犯罪者たちを絶対的な忠誠のもと服従させている恐るべき人物でもある。
「シェリフ」では作品終盤に登場し、自ら主人公たちと対峙するまで至ったが戦闘にまでは発展せずに撤退、日本支部の豪華客船を爆破して自らは潜水艦に消え、作品は打ち切りとなった。
5年後の世界である「ハンターキャッツ」でも「四龍」に君臨し続けているようであり、「四龍」の解説時にシルエットのみ登場したが、こちらも打ち切りおよび直後に雑誌休刊となり、ついに倒されるどころか満足に戦闘すら行うことはなかった。
また、続編「ハンターキャッツ」の主人公アキラは毒手の使い手であり、毒が無効と思われるマダム=ベラドンナとは相性最悪だと思われるが対戦が実現していない。
見どころなど
主人公に敗れた部下を優雅に処分したり、随所にマダムであり悪の巨大組織の首領たる所作・振る舞いがてんこ盛りのキャラ。
さらに自身毒であることを誇らしげにかたり、ついに最後まで微笑をたたえたまま退場し、やられることは無く作品は終了した。
続編の製作及び再登場が望まれる惜しむべきキャラクターである。
|微笑をたたえつつ潜水艦で退避するベラドンナ|
その他
「ハンターッキャッツ」は未完とされ、いかにも続きがあるように終了したものの、直後に雑誌自体が休刊となったため、権利関係が複雑化し現在に至るまで続編は刊行されていない。
尚、同作者のまったく別の作品にゲスト出演している可能性あり。
関連項目
紅の寡婦 (ハンターキャッツ)
「闇葬儀社」の泣き女たち(ハンター・キャッツ)