No.421　石川組のくノ一
※　ただし、作者が同人誌として出版した設定資料集によると小瓜という名前らしい。　

｢BRAVE10｣

　霜月かいり／2006年〜2011年（第1部）／メディア・ファクトリー

　2012年／トムス・エンタテインメント

　第4巻に登場

　ダブルポニーテールの髪をした少女。ミニスカート風の忍び装束をまといマスクを身に着けている*1。

　真田十勇士をモチーフにした時代劇アクションマンガ。主人公・霧隠才蔵を肇とした個性的な忍者が敵・味方問わず多数登場。奇魂（くしみたま）と呼ばれる謎の存在をめぐり、激闘を繰り広げる。

　ここで紹介するのは、作中で石川五右衛門（二代目）が発動した上田城襲撃に参加したくノ一。最初は毒煙を使い城内の人間たちを昏倒させ、その後部下たちとともに城内で無力化されたサムライたちを殺していた。

　しかし、そこに十勇士の一人であるアナスタシア*2が現れる。彼女は伊賀の出身であり、この作戦で使われている毒が伊賀製のものであったため、耐性があったのである。そして、部下たちは一呼吸でアナスタシアに斬殺され、彼女はアナスタシアと対峙する。

　彼女は敏捷な動きでアナスタシアの背後をとる攻撃を加えようとするが、あっさりと防がれてしまい、氷を操るアナスタシアの術で足元を凍らされ動きを封じられる。怯えた彼女はアナスタシアに「自分はおこぼれにあずかろうとしただけ」と命乞いをしたが、通じるはずもなくあっさりと斬殺された。

　出番が数ページしかないモブキャラだが実に可愛らしい。が、ヤラレ様の無様さが萌える。

桜割（BRAVE10）
灰桜（BRAVE10）＆白群（BRAVE10）
自称出雲阿国（BRAVE10 S）
黄泉醜女（BRAVE10　S）

• 霜月かいり