地球を侵略しに現れた『蟲』と呼ばれる知的生命体との戦争後の世界を舞台にしたアクションマンガ。人類は『蟲』との戦いに勝利したものの、『蟲』の死骸から発生するウィルスにより、男性(とオス)が太陽光を浴びることが出来なくなってしまったため、地下で生活しているという設定。文明も崩壊している。
本作品の主要な敵組織は、糞蝮学園という名の臓器売買組織であり、無理やり男性を拉致し、解体し売買している。また、全員が女性によって構成されている。
主人公は元は糞蝮学園の幹部”臓器姫”の1人B・B
*1であり、自分の体液(血液や汗)を、他人の体液と接触させ爆発を起こす能力を持っている。
本記事で紹介するのは、AA
*2は第3巻・第4巻で活躍する臓器姫である。彼女は消化器官が強化された改造人間であり、肥大化した大腸を体の外に出しておりそれが尻尾のようになっている。また大腸から敵を捕食し、それにより自分自身の脚部を強化しスピードを生かしてして戦う。言葉遣いはヤンキーっぽい。
第3巻で彼女は、糞蝮学園の対抗組織である人愚達
*3*4 の司令部を訪れて、これを壊滅させる。
さらに彼女は、同じ臓器姫のKK
*5、NN
*6と共に、人愚達の武器製造施設
*7を襲撃する。そこで、彼女は主人公・BBと戦いになる。
彼女は、素早く鋭い攻撃でBBを圧倒するが、策にはまり狭い場所に誘い込まれる。彼女は、自分の消化液を噴出し、負傷しているBBの体液と反応させ彼女を攻撃、トドメを刺そうとする。しかし、BBは事前に自分の体液がAAのいる場所に伝わるように細工をさせていた(要は導火線代わり)。そして、爆発が発生し、AAは空中高くに吹っ飛ばされ、脚を切断される。
AAはそれでも身近にいた学園兵たち
*8を捕食し下半身を巨大化させBBに攻撃を仕掛ける。しかし、最後はBBが事前に用意していた体液入りの小瓶を大量に投げつけられ、爆死した。