- ブックマークをネットワーク上に保存し、公開・共有する
- ブックマーク単位にタグを付与できる
- タグとは簡易な分類用キーワード
ブックマークをネットワーク上に保存し,ブックマークを公開・共有することを目的としている.さらに,ブックマーク単位でタグを付け,タグ情報によって関係性が生まれる(Folksonomy)[1].ここで言うタグとは,予め記録しておいたコンテンツ(ブックマーク)を後で検索しやすくするためのメタデータである[2].多くのブックマークを共有することで,ユーザ間の興味関心の類似性やコンテンツの分類,人気度がわかるようになる.
SBMの特徴から分類方法の概念としてフォークソノミーが生まれた.
ソーシャルブックマークにおけるタグとは、ブックマークに関連付けたキーワードのような扱いをする。フォルダのような階層構造を持たず、フラットにブックマークを分類する。コンテンツに対して、キーワードがコンテンツの内容を表す語に対して、タグは人によりコンテンツに付けられる語句である点でキーワードとは異なる。
「folksonomy」とは「folks」(民衆)と「taxsonomy」(分類)を併せた造語であり、利用者自身がコンテンツを分類する仕組みである。さらに利用者が付けたタグを共有することで民主主義的な分類体系が構築される[4]。このように個々の行為が全体に寄与する分類体系をフォークソノミと呼んでいる。
参考:
[1] Folksonomy : del.icio.usとFlickrを支える情報アーキテクチャ:Goodpic
[2] POLAR BEAR BLOG: タグではフォークソノミーを実現できない
[3] 図書館に関する調査・研究のページ “Current Awareness Portal” - E595 (No.99) - フォークソノミーの応用可能性: 図書館OPACへの応用 - 2007年発行(E588〜 ) - カレントアウェアネス -E (月2回刊)
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