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秀丸メールマクロヘルプ21

コマンド一覧

PGP関係





EncryptSign関数(TKInfo.dll)


 EncryptSign関数は、現在編集中のメール上で、「編集・暗号化/電子署名...」の処理をします。パラメータで暗号化/電子署名の処理内容および形式等が指定できます。

 パラメータは、「編集・暗号化/電子署名...」のダイアログボックスとだいたい対応しています。


パラメータ1(数値型)


 処理の種類を指定します。0だと暗号化、1だと電子署名、2だと暗号化+電子署名です。


パラメータ2(数値型)


 形式および処理プログラムを指定します。0だとPGP、1だとGnuPG、2だとS/MIMEです。


パラメータ3(数値型)


 PGPまたはGnuPGを指定した場合には、PGP/MIME形式にするかどうかを指定します。0だと非PGP/MIME形式(本文だけ暗号化する形式)、1だとPGP/MIME形式となります。
 パラメータ2でS/MIME形式を指定している場合は、ここの数値の指定は無関係になります。


パラメータ4(数値型)


 パラメータ1にて暗号化または暗号化+電子署名を指定した場合に、復号できる人として送り主も含めるかどうか指定します。0だと含めない、1だと含めるです。
 パラメータ1が電子署名を指定してる場合は、ここの指定は無関係になります。


パラメータ5(文字列型)


 暗号化する場合に、復元できる人を指定します。このパラメータを省略するか、または数値の0を指定すると、メールの宛先に含まれるメールアドレス全部が対象となります。
 ここに適当なメールアドレスのリストを指定すると、メールの宛先は無視されて、ここで指定された人が「復元できる人」の対象となります。
 ここのパラメータで複数のメールアドレスを指定する場合は、メールアドレスをコンマで区切って指定してください。


返り値(文字列型)


 暗号化に失敗した場合は""が返り、成功した場合は何らかの意味のある文字列が返ります。
 PGP/GnuPGの場合は、成功した場合はその処理プログラムからのメッセージが返ります。

 暗号化に失敗した場合は、大抵の場合はEncryptSign関数の中でエラーメッセージが出てから復帰します。でも、一部、エラーメッセージが出ないで復帰することもあります。例えば、受信したメール上でこの関数を実行した場合はエラーメッセージが出ずにエラーで復帰します。


例(あとで送信/今すぐ送信の時に自動実行して電子署名する例)


question "電子署名を付けて送信しますか?";
if( result == yes ) {
    loaddll "tkinfo.dll";
    $s = dllfuncstr("EncryptSign", 1, 3, 0, 0);
    if( $s == "" ) {
        #n = dllfunc("SetCancel", 1);
    }
}





PgpEncrypt, PgpDecrypt, PgpGetInfo, PgpGetExitCode関数(TKInfo.dll)


PgpEncrypt関数(パラメータ2つ、文字列型)


 PgpEncrypt関数は、第1パラメータで指定された内容を暗号化して返します。第2パラメータで送り先メールアドレスを指定します。送り先が複数ある場合は、そのメールアドレスを空白区切りで複数指定してください。

 この関数内ではShift-JIS/JIS変換などの余計な処理は一切しません。


PgpDecrypt関数(パラメータ2つ、文字列型)


 PgpDecrypt関数は、第1パラメータで指定された内容を復号して返します。第2パラメータでパスフレーズを指定してください。

 この関数内ではShift-JIS/JIS変換などの余計な処理は一切しません。


PgpGetInfo関数(パラメータ無し、文字列型)


 この関数は、直前に実行したPgpEncrypt/PgpDecrypt関数の実行結果(PGP.exeの標準出力への出力結果)を返します。
 PGP.exeの起動に失敗した場合または起動以前の問題が起きた場合は""が返ります。


PgpGetExitCode関数(パラメータ無し、数値型)


 この関数は、直前に実行したPgpEncrypt/PgpDecrypt関数時のPGP.exeの終了コードを返します。終了コードの意味についてはPGP側の説明を参照ください。
 PGP.exeの起動にすら失敗した場合、またはPGP.exeの起動以前の問題が起きた時は-1が返ります。




2006年05月22日(月) 14:44:06 Modified by aqualung




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