Win32SDK

---

DLL、プロセスおよびスレッド

• DLL、プロセスおよびスレッド
  • 16 ビット サンク関数
  • 32 ビット サンク関数
  • サービス
  • サービス
  • DLL (Dynamic-Link Library)
  • イメージ ヘルプ

---

• DLL、プロセスおよびスレッド2
  • 同期/非同期
  • プロセス/スレッド

---

16 ビット サンク関数

16 ビット サンク関数には、次のものがあります。

MSDN
関数	説明
CallProcEx32W	32 ビット DLL のエントリポイント関数を呼び出します。
FreeLibrary32W	LoadLibraryEx32W 関数でロードした 32 ビットサンク用 DLL を解放します。
GetProcAddress32W	32 ビット DLL 内の関数を表す値を取得します。
GetVDMPointer32W	16:16 ポインタを 32 ビットポインタに変換します。
LoadLibraryEx32W	32 ビット DLL をロードします。

▲

32 ビット サンク関数

32 ビット サンク関数には、次のものがあります。

MSDN
関数	説明
WOWCallback16	16 ビット側のコールバック関数 (汎用コールバック) を呼び出します。
WOWCallback16Ex	16 ビットコードから呼び出される 32 ビットコードの中で、16 ビット側のコールバック関数を呼び出します。
WOWGetVDMPointer	16:16 アドレスを、対応する線形アドレスに変換します。
WOWGetVDMPointerFix	16:16 アドレスを、対応する線形アドレスに変換します。
WOWGetVDMPointerUnfix	Windows 95/98: GlobalUnfix 関数を使って、16 ビットメモリブロックの固定を解除します。
WOWGlobalAlloc16	16 ビットグローバルヒープのメモリをバイト単位で確保します。
WOWGlobalAllocLock16	WOWGlobalAlloc16 関数と WOWGlobalLock16 関数を組み合わせた機能を実現します。
WOWGlobalFree16	グローバルメモリオブジェクトを解放します。
WOWGlobalLock16	グローバルメモリオブジェクトをロックし、オブジェクトのメモリブロックの先頭バイトへのポインタを返します。
WOWGlobalLockSize16	WOWGlobalLock16 関数と 16 ビット GlobalSize 関数を組み合わせた機能を実現します。
WOWGlobalUnlock16	グローバルメモリオブジェクトのロックを解除します。
WOWGlobalUnlockFree16	WOWGlobalUnlock16 関数と WOWGlobalFree16 関数を組み合わせた機能を実現します。
WOWHandle16	32 ビットハンドルを 16 ビットハンドルにマップします。
WOWHandle32	16 ビットのハンドルを 32 ビットのハンドルにマップします。

▲

サービス

サービスの関数には、次のものがあります。

MSDN
関数	説明
ChangeServiceConfig	サービスの構成パラメータを変更します。
ChangeServiceConfig2	サービスのオプション構成パラメータを変更します。

|CloseServiceHandle |次のタイプのハンドルを閉じます。
|

CreateService	サービスオブジェクトを作成し、サービス制御マネージャの指定されたデータベースに追加します。
ControlService	制御コードをサービスアプリケーションへ送信します。
DeleteService	指定されたサービスに、サービス制御マネージャのデータベースから削除するためのマークを付けます。
EnumDependentServices	指定されたサービスに依存する他の各サービスの名前とステータスを列挙します。
EnumServicesStatus	サービス制御マネージャの指定されたデータベース内のサービスを列挙します。各サービスの名前とステータスが提供されます。
EnumServicesStatusEx	サービス制御マネージャの指定されたデータベース内のサービスを列挙します。各サービスの名前とステータス、および指定された情報レベルに基づく追加のデータが提供されます。
GetServiceDisplayName	特定のサービスに関連付けられている表示名を取得します。
GetServiceKeyName	特定のサービスの表示名に関連付けられているサービス名を取得します。
Handler	RegisterServiceCtrlHandler 関数と組み合わせて使う、アプリケーション定義の関数です。
HandlerEx	RegisterServiceCtrlHandlerEx 関数と組み合わせて使う、アプリケーション定義の関数です。
LockServiceDatabase	サービス制御マネージャのデータベースのロック所有権を要求します。
NotifyBootConfigStatus	ブートステータスをサービス制御マネージャへ報告します。ブート検査プログラムはこの情報を利用します。
OpenSCManager	指定されたコンピュータ上のサービス制御マネージャとの接続を確立し、サービス制御マネージャの指定されたデータベースを開きます。
OpenService	既存のサービスのハンドルを開きます。
QueryServiceConfig	指定されたサービスの構成パラメータを取得します。
QueryServiceConfig2	指定されたサービスのオプション構成パラメータを取得します。
QueryServiceLockStatus	サービス制御マネージャの指定されたデータベースのロックステータスを取得します。
QueryServiceStatus	指定されたサービスの現在のステータスを取得します。
QueryServiceStatusEx	指定された情報レベルに基づいて、指定されたサービスの現在のステータスを取得します。
RegisterServiceCtrlHandler	サービスアプリケーションは RegisterServiceCtrlHandler 関数を呼び出して、自らのサービス制御要求を処理する関数を登録します。
RegisterServiceCtrlHandlerEx	サービスアプリケーションは RegisterServiceCtrlHandlerEx 関数を呼び出して、自らのサービス制御要求を処理する関数を登録します。
ServiceMain	サービスプログラムはこの関数を特定のサービスのエントリポイント関数として指定します。
SetServiceBits	サービスタイプをサービス制御マネージャとサーバー サービスに登録します。
SetServiceStatus	呼び出し側サービスに関するサービス制御マネージャのステータス情報を更新します。
StartService	サービスを開始します。
StartServiceCtrlDispatcher	サービスプロセスのメインスレッドをサービス制御マネージャに接続し、そのスレッドを呼び出し側プロセス用のサービス制御ディスパッチャスレッドにします。
UnlockServiceDatabase	指定されたロックを解放することにより、サービス制御マネージャのデータベースのロックを解除します。

▲

サービス

サービスの関数には、次のものがあります。

MSDN
関数	説明
ChangeServiceConfig	サービスの構成パラメータを変更します。
ChangeServiceConfig2	サービスのオプション構成パラメータを変更します。
CloseServiceHandle	次のタイプのハンドルを閉じます。
CreateService	サービスオブジェクトを作成し、サービス制御マネージャの指定されたデータベースに追加します。
ControlService	制御コードをサービスアプリケーションへ送信します。
DeleteService	指定されたサービスに、サービス制御マネージャのデータベースから削除するためのマークを付けます。
EnumDependentServices	指定されたサービスに依存する他の各サービスの名前とステータスを列挙します。
EnumServicesStatus	サービス制御マネージャの指定されたデータベース内のサービスを列挙します。各サービスの名前とステータスが提供されます。
EnumServicesStatusEx	サービス制御マネージャの指定されたデータベース内のサービスを列挙します。各サービスの名前とステータス、および指定された情報レベルに基づく追加のデータが提供されます。
GetServiceDisplayName	特定のサービスに関連付けられている表示名を取得します。
GetServiceKeyName	特定のサービスの表示名に関連付けられているサービス名を取得します。
Handler	RegisterServiceCtrlHandler 関数と組み合わせて使う、アプリケーション定義の関数です。
HandlerEx	RegisterServiceCtrlHandlerEx 関数と組み合わせて使う、アプリケーション定義の関数です。
LockServiceDatabase	サービス制御マネージャのデータベースのロック所有権を要求します。
NotifyBootConfigStatus	ブートステータスをサービス制御マネージャへ報告します。ブート検査プログラムはこの情報を利用します。
OpenSCManager	指定されたコンピュータ上のサービス制御マネージャとの接続を確立し、サービス制御マネージャの指定されたデータベースを開きます。
OpenService	既存のサービスのハンドルを開きます。
QueryServiceConfig	指定されたサービスの構成パラメータを取得します。
QueryServiceConfig2	指定されたサービスのオプション構成パラメータを取得します。
QueryServiceLockStatus	サービス制御マネージャの指定されたデータベースのロックステータスを取得します。
QueryServiceStatus	指定されたサービスの現在のステータスを取得します。
QueryServiceStatusEx	指定された情報レベルに基づいて、指定されたサービスの現在のステータスを取得します。
RegisterServiceCtrlHandler	サービスアプリケーションは RegisterServiceCtrlHandler 関数を呼び出して、自らのサービス制御要求を処理する関数を登録します。
RegisterServiceCtrlHandlerEx	サービスアプリケーションは RegisterServiceCtrlHandlerEx 関数を呼び出して、自らのサービス制御要求を処理する関数を登録します。
ServiceMain	サービスプログラムはこの関数を特定のサービスのエントリポイント関数として指定します。
SetServiceBits	サービスタイプをサービス制御マネージャとサーバー サービスに登録します。
SetServiceStatus	呼び出し側サービスに関するサービス制御マネージャのステータス情報を更新します。
StartService	サービスを開始します。
StartServiceCtrlDispatcher	サービスプロセスのメインスレッドをサービス制御マネージャに接続し、そのスレッドを呼び出し側プロセス用のサービス制御ディスパッチャスレッドにします。
UnlockServiceDatabase	指定されたロックを解放することにより、サービス制御マネージャのデータベースのロックを解除します。

▲

DLL (Dynamic-Link Library)

DLL の関数には、次のものがあります。

MSDN
関数	説明
DisableThreadLibraryCalls	hLibModule で指定されたダイナミックリンクライブラリ (DLL) の通知 DLL_THREAD_ATTACH と DLL_THREAD_DETACH を無効にします。
DllMain	ダイナミックリンクライブラリ (DLL) のオプションのエントリポイントです。
FreeLibrary	ロード済みのダイナミックリンクライブラリ (DLL) モジュールの参照カウントを 1 つ減らします。
FreeLibraryAndExitThread	ロード済みのダイナミックリンクライブラリ (DLL) の参照カウントを 1 減らし、ExitThread 関数を呼び出して呼び出し側スレッドを終了します。
FreeModule	この関数は Windows の以前のバージョンとの互換性のために残されています。Win32 アプリケーションでは、FreeLibrary 関数を使ってください。
FreeProcInstance	廃止が予定されています。
GetModuleFileName	指定されたモジュールを含む実行ファイルの、フルパス名とファイル名を取得します。
GetModuleHandle	呼び出し側プロセスのアドレス空間に該当ファイルがマップされている場合、指定されたモジュール名のモジュールハンドルを返します。
GetProcAddress	ダイナミックリンクライブラリ (DLL) が持つ、指定されたエクスポート済み関数のアドレスを取得します。
LoadLibrary	指定された実行可能モジュールを、呼び出し側プロセスのアドレス空間内にマップします。
LoadLibraryEx	指定された実行可能モジュールを、呼び出し側プロセスのアドレス空間にマップします。
LoadModule	古いバージョンの Windows との互換性のために残されています。Win32 アプリケーションでは CreateProcess 関数を使ってください。
MakeProcInstance	廃止が予定されています。Win32 関数は、直接呼び出すことができます。

▲

イメージ ヘルプ

イメージ ヘルプの関数には、次のものがあります。

MSDN
関数	説明
BindImage	インポートされた各関数の仮想アドレスを計算します。
BindImageEx	インポートされた各関数の仮想アドレスを計算します。
CheckSumMappedFile	指定されたイメージファイルのチェックサムを計算します。
DigestFunction	アプリケーション定義のコールバック関数であり、ImageGetDigestStream 関数はデータを処理するためにこの関数を使います。
GetImageConfigInformation	イメージのロード構成データを検索して返します。
GetImageUnusedHeaderBytes	現在未使用の PE ヘッダーパートのオフセットとサイズを取得します。
GetProcessIoCounters	指定したプロセスが実行するすべての I/O 操作のアカウント情報を取得します。
ImageAddCertificate	指定されたファイルに証明書を追加します。
ImageDirectoryEntryToData	イメージ固有のデータのアクセス権を取得します。
ImageDirectoryEntryToDataEx	イメージヘッダー内のディレクトリエントリを検索し、そのディレクトリエントリに対応するデータのアドレスを返します。
ImageEnumerateCertificates	イメージファイルが現在保持している証明書に関する情報を取得します。
ImageGetCertificateData	ファイルから完全な証明書を取得します。
ImageGetCertificateHeader	指定された証明書のヘッダーパートだけを取得します。セクションのオフセット配列の直前までを取得し、オフセット配列は取得しません。
ImageGetDigestStream	渡された DigestLevel パラメータに従って、指定されたイメージファイルから取り出したデータのダイジェストを返します。
UpdateDebugInfoFile	指定された情報を使って、シンボルファイル内の対応フィールドを更新します。
UpdateDebugInfoFileEx	指定された情報を使って、シンボルファイル内の対応フィールドを更新します。

▲