{* サラリーマン心得帳か社内恋愛成功術のマニュアル本 ？ 
2009年10月10日。
山形出身の特撮映画監督として有名な本多猪四郎監督
特集の意外な作品だが
まさに時代を描く
ジャズシンガー
コマーシャル
大手企業
でも
社内の雰囲気は、
家族のようなものだが
その中でも
出世を夢見る
社員の姿
そして、退職近い主人公の
生きざまは
企業にとっての
日本人の奉仕の忠実さ
そして、成長株として
未来は明るいという
時代の信用・信頼が
まだまだ あり
現代のような 不透明な将来に
夢を描けないという状況ではないところが
楽天的に見られる所以だろうか。
上役・下役・ご同役
製作国日本
製作年月日1959年
公開年月日1959/09/13
製作会社東宝
配給東宝
カラー/サイズシネスコ
上映時間88分
解説
大和勇三の同名の随筆から、
「新・三等重役」の沢村勉が脚色し、
「鉄腕投手・稲尾物語」の本多猪四郎が監督したサラリーマンもの。
撮影は「孫悟空」の小泉一。
ストーリー
桜レーヨン株式会社営業課長平山周平はサラリーマンの鑑と言われている。
仕事はする、正直実篤、部下を愛するの類である。
彼の課に甥洋一の学友中村太郎が新しく入って来た。
ドライ青年の洋一とは正反対の好青年で、
すでに周平の長女好子は太郎のファンであった。
やもめの周平に縁談が起った。
上役佐竹部長の貴子夫人がクラスメートの池貝三千代を推挙したのである。
美人の三千代に心は動いたが、周平は子供達を思うと決心がつかなかった。
これに目をつけたのは洋一だった。
洋一は三千代と周平の仲をとりもつと約束して、
貴子夫人を通して愛人のジャズ歌手ドモン若杉を
桜レーヨン専属テレビタレントに売り込んでしまった。
三千代の出現に子供達は驚いた。
気立てのよい好子を社長夫人は息子の嫁にと望んでいた。
社内にこの結婚話が拡がると、周平に対する風当りが強くなった。
怒った周平は洋一のアパートを訪れたが、その乱れた生活にも腹が立った。
今更ながら、周平は太郎を好ましく思った。
その太郎に災難がふりかかった。
洋一に持参したドモンのギャラを助手と自称する男に持逃げされたのである。
太郎もグルではないかと噂が立ち、馘というサラリーマン最大のピンチに追い込まれた。
しかし金を奪った男は捕り、同輩が太郎を陥れようとして仕組んだ罠であったことが判明した。
周平は太郎と好子を結婚させようと決心した。
好子は父親と三千代の結婚をすすめた。
洋一はスターに仕上げたドモンに逃げられ、平山家に転がり込んで来た。
だが周平と喧嘩して、第二のドモンを求めてとび出した。
恒例の社内運動会では、
好子と太郎、周平と三千代の二つのカップルが幸福に顔を輝かせて二人三脚に興じていた。
スタッフ監督
本多猪四郎
製作
安達英三郎
脚色
沢村勉
原作
大和勇三
撮影
小泉一
美術
村木与四郎
照明
猪原一郎
音楽
広瀬健次郎
録音
藤縄正一
キャスト出演
加東大介
平山周平
水野久美
長女好子
幸田良子
次女幸子
久保賢
長男健太
草笛光子
池貝三千代
田島義文
佐竹省吾
久慈あさみ
妻貴子
久保明
中村太郎
三條利喜江
母シゲ
小田巳之助
相沢信道
東郷晴子
妻静子
旗持貴佐夫
相沢康彦
瀬木俊一
平山洋一
桜町子
ドモン若杉
大前亘
中村金持
桜井巨郎
藤尾良造
熊谷二良
谷川勇作
津田光男
矢部俊吉
生方壮児
竹内庄治
渋谷英男
杉本宗雄
山田彰
小関新介
西条康彦
鈴木光夫
桐野洋雄
野上大助
坂本九
草鹿伸二郎
森今日子
森谷文枝
町上優子
梅本愛子
峯丘ひろみ
北原和子
三和栄子
堀内咲子
塩沢とき
ドリアンのマダム
広田新二郎
愛知屋の主人
三浦敏男
面接の学生
土屋詩朗
元課長
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