田中小実昌「ぼくのシネマ・グラフィティ」1980年
1983年8月に刊行された作品を、1986年に文庫化したもの。映画を見る合間に飲んだり食べたりといったあれこれを軽いタッチで書いたエッセイ集である。彼はあちこちに出かけては多数の映画を見て、ちょっとした意見を述べたり述べなかったりしているのだが、『シャイニング』については、
シアトルでは、コロシアム劇場で、おかしなミュージカルの「ブルース兄弟」やスタンリー・キューブリック監督の評判になってる恐怖映画(ホラー・ムーヴィ)「シャイニング」、ユニバーサル映画「チーチとチョン」なんてまことにバカらしく、よくわらった映画も見た。としか書かれておらず、彼がどう思ったかは不明。また、シアトルでどのバージョンが上映されたのかもわからない。
2006年02月02日(木) 03:43:18 Modified by badsboss
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