ファイル数が多いとEnhancerがエラーを返す
最終更新：
chipstar_light 2010年08月24日(火) 12:50:56履歴
対象 
Eclipse 3.4、GAE Plugin 1.3.1
ファイル数(classファイル)が多いとEnhancerがエラーを返す
Google Plugin for Eclipseを使って、GAE/Jアプリケーションを開発すると、アプリケーションのビルド時に、JDOで利用する永続化クラスのバイトコードエンハンスが実行されます。
このエンハンス処理は、WEB-INF/classes下のクラスを対象とするのですが、このWEB-INF/classes下のクラス数が多いとエラーになってしまいます。
"DataNucleus Enhancer" 中に内部エラーが発生しました。
エラーの内容は環境によっていろいろ変わるようですが、原因の１つとして考えられるのが、ファイル数（classファイルの数）です。
どうもエンハンス処理時に実行されるJavaのコマンドの引数に許容量以上のデータが渡されているためのようです。
このエンハンス処理は、WEB-INF/classes下のクラスを対象とするのですが、このWEB-INF/classes下のクラス数が多いとエラーになってしまいます。
"DataNucleus Enhancer" 中に内部エラーが発生しました。
エラーの内容は環境によっていろいろ変わるようですが、原因の１つとして考えられるのが、ファイル数（classファイルの数）です。
どうもエンハンス処理時に実行されるJavaのコマンドの引数に許容量以上のデータが渡されているためのようです。
対策1(下述の対策2の方が正式な方法だと思います)
そこで、エンハンス対象とするクラスをさらに絞り込むように、エンハンス用のAntビルドファイルをカスタマイズします。
例：
この作成したビルドファイルを、プロジェクトのビルダーに指定します。(プロジェクト->プロパティ->ビルダー)
そして、Google PluginがデフォルトでしているEnhancerというビルダを除去しておしまい。
例：
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="no"?>
<project basedir="." name="プロジェクト名">
<property name="ECLIPSE_HOME" value="../../"/>
<!-- Google Plugin内にあるSDKのディレクトリを指定 -->
<property name="sdk.dir" location="${ECLIPSE_HOME}/plugins/com.google.appengine.eclipse.sdkbundle_1.2.2.v200907131030/appengine-java-sdk-1.2.2" />
<import file="${sdk.dir}/config/user/ant-macros.xml" />
<property name="appengine.tools.classpath" location="${appengine.sdk.home}/lib/appengine-tools-api.jar" />
<target name="datanucleusenhance" description="Original JDO Enhance">
<enhance failonerror="true">
<arg />
<classpath>
<pathelement path="${appengine.tools.classpath}" />
<pathelement path="war/WEB-INF/classes" />
<fileset dir="war/WEB-INF/lib" includes="*.jar" />
</classpath>
<!-- 永続化クラスがある任意のフォルダ(パッケージ)を指定 -->
<fileset dir="war/WEB-INF/classes/xxx/xxx" includes="**/*.class" />
</enhance>
</target>
</project>
この作成したビルドファイルを、プロジェクトのビルダーに指定します。(プロジェクト->プロパティ->ビルダー)
そして、Google PluginがデフォルトでしているEnhancerというビルダを除去しておしまい。
対策2(本命)
当初、対策1で対応していましたが、eclipseのプロジェクトプロパティでエンハンス対象のクラスを指定、またはフィルタリングする設定があったのでそちらを紹介します。
�‖仂櫃離廛蹈献Д�トを選択し、右クリックメニューなどで、プロジェクトプロパティを開く
�▲廛蹈僖謄�のGoogle->App Engine->ORMがその設定。
��ここで、エンハンス対象のパッケージやソースフォルダ、クラス名をワイルドカードを使って指定する
以上です。
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�▲廛蹈僖謄�のGoogle->App Engine->ORMがその設定。
��ここで、エンハンス対象のパッケージやソースフォルダ、クラス名をワイルドカードを使って指定する
以上です。
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