OSのバッファ領域とは

HDDの内容を読み込む時に、一度読み込んだ内容をメモリ上に一時的に保存しておく事で、次回以降の読み込みを高速化するために使う一時保存領域
OSバッファ=バッファキャッシュ+ページキャッシュ
  • バッファキャッシュ
ディスクブロックとの間のI/O処理のうち、ファイルシステムのメタデータに関するI/Oは、(ファイルシステムの種類により異なるが) 一般にバッファキャッシュを通して行う。
一度アクセスのあったディスクブロックは、再度利用される可能性が高いため、I/Oに利用したバッファ域はすぐには開放せず、しばらくLinuxカーネル内にキャッシュとして保持する。

  • ページキャッシュ
ページキャッシュもバッファキャッシュと同様の目的に利用される。
バッファキャッシュがデバイスとブロック番号をインデックスとしているブロックデバイスそのもののキャッシュであるのに対し、ページキャッシュはinode番号とファイルオフセットをインデックスとするファイルそのもののキャッシュであるという点が異なる。

freeコマンド

物理メモリ、仮想メモリの使用状況を確認するコマンド
totalメモリの総量
used使用したメモリ量
free余剰メモリ量
buffersバッファに利用されるメモリ量
cachedキャッシュに利用(転用)されるメモリ量

vmstatコマンド

プロセス、メモリ、ページング、ブロック IO、トラップ、CPU 稼働状況などを確認するツール
procsr実行待ちのプロセス数
b割り込み不可能なスリープ状態にあるプロセス数
memoryswpd仮想メモリの総量 (kB)
free空きメモリの量 (kB)
buffバッファに用いられているメモリの量 (kB)
Swapsiディスクからスワップインされているメモリの量 (kB/s)
soディスクにスワップしているメモリの量 (kB/s)
iobiブロックデバイスに送られたブロック (blocks/s)
boブロックデバイスから受け取ったブロック (blocks/s)
systemin一秒あたりの割り込み回数。クロック割り込みも含む
cs一秒あたりのコンテキストスイッチの回数
cpuusユーザーCPU利用率
syシステムCPU利用率
idCPUアイドル率
waIO待ちCPU利用率


topコマンド

システム情報をリアルタイム監視
一覧部PIDプロセスID
USERプロセスのユーザ
PR優先度
NIタスクの nice 値。負の nice 値は高い優先度を意味し、正の nice 値は低い優先度を意味する。
VIRTタスクが使用している仮想メモリの総量
RESタスクが使用しているスワップされていない物理メモリ
SHRプロセスが使用している共有メモリサイズ (kb)
Sプロセスの状態
%CPUCPU使用率
%MEMメモリ使用率
TIME+プロセスの実行時間(秒)
COMMANDコマンド名

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