最終更新: chipstar_light 2012年04月17日(火) 10:59:00履歴
HDDの内容を読み込む時に、一度読み込んだ内容をメモリ上に一時的に保存しておく事で、次回以降の読み込みを高速化するために使う一時保存領域
OSバッファ=バッファキャッシュ+ページキャッシュ
一度アクセスのあったディスクブロックは、再度利用される可能性が高いため、I/Oに利用したバッファ域はすぐには開放せず、しばらくLinuxカーネル内にキャッシュとして保持する。
バッファキャッシュがデバイスとブロック番号をインデックスとしているブロックデバイスそのもののキャッシュであるのに対し、ページキャッシュはinode番号とファイルオフセットをインデックスとするファイルそのもののキャッシュであるという点が異なる。
OSバッファ=バッファキャッシュ+ページキャッシュ
- バッファキャッシュ
一度アクセスのあったディスクブロックは、再度利用される可能性が高いため、I/Oに利用したバッファ域はすぐには開放せず、しばらくLinuxカーネル内にキャッシュとして保持する。
- ページキャッシュ
バッファキャッシュがデバイスとブロック番号をインデックスとしているブロックデバイスそのもののキャッシュであるのに対し、ページキャッシュはinode番号とファイルオフセットをインデックスとするファイルそのもののキャッシュであるという点が異なる。
物理メモリ、仮想メモリの使用状況を確認するコマンド
total | メモリの総量 |
used | 使用したメモリ量 |
free | 余剰メモリ量 |
buffers | バッファに利用されるメモリ量 |
cached | キャッシュに利用(転用)されるメモリ量 |
プロセス、メモリ、ページング、ブロック IO、トラップ、CPU 稼働状況などを確認するツール
procs | r | 実行待ちのプロセス数 |
b | 割り込み不可能なスリープ状態にあるプロセス数 | |
memory | swpd | 仮想メモリの総量 (kB) |
free | 空きメモリの量 (kB) | |
buff | バッファに用いられているメモリの量 (kB) | |
Swap | si | ディスクからスワップインされているメモリの量 (kB/s) |
so | ディスクにスワップしているメモリの量 (kB/s) | |
io | bi | ブロックデバイスに送られたブロック (blocks/s) |
bo | ブロックデバイスから受け取ったブロック (blocks/s) | |
system | in | 一秒あたりの割り込み回数。クロック割り込みも含む |
cs | 一秒あたりのコンテキストスイッチの回数 | |
cpu | us | ユーザーCPU利用率 |
sy | システムCPU利用率 | |
id | CPUアイドル率 | |
wa | IO待ちCPU利用率 |
システム情報をリアルタイム監視
一覧部 | PID | プロセスID |
USER | プロセスのユーザ | |
PR | 優先度 | |
NI | タスクの nice 値。負の nice 値は高い優先度を意味し、正の nice 値は低い優先度を意味する。 | |
VIRT | タスクが使用している仮想メモリの総量 | |
RES | タスクが使用しているスワップされていない物理メモリ | |
SHR | プロセスが使用している共有メモリサイズ (kb) | |
S | プロセスの状態 | |
%CPU | CPU使用率 | |
%MEM | メモリ使用率 | |
TIME+ | プロセスの実行時間(秒) | |
COMMAND | コマンド名 |
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