作曲家・多田武彦〔通称・タダタケ〕のデータベース。

混声合唱組曲「北陸にて」(作詩:田中冬二)

北陸にてホクリクニテ指示速度調性拍子
1きつねにつままれた町キツネニツママレタマチおそく4分音符=約72ヘ短調4/4
2梨の花とお寺の奥さんナシノハナトオテラノオクサン速く4分音符=約152ヘ長調2/4
3みぞれのする小さな町ミゾレノスルチイサナマチおそく、さびしく4分音符=約60ヘ短調4/4
4くずの花クズノハナ素朴な感じで4分音符=約104イ短調2/4
5ふるさとにてフルサトニテしみじみと4分音符=約88ニ短調4/4
6北陸にてホクリクニテ中庸の速度で4分音符=約88ニ短調2/4

作品データ

作品番号:T78:G15n
作曲年月日:200?年?月?日

初演データ

初演団体:?
初演指揮者:?
初演年月日:200?年?月?日

楽譜・音源データ

作品について

多田と同じく銀行員を生業としながら日本的な風物を描き続けた田中冬二の詩をテキストにした作品。
『くずの花』には黒薙温泉にての添書がある。黒薙温泉は富山県にある温泉。公式サイト
『北陸にて』の冒頭と最後は旧JR北陸本線の駅名の羅列が聴き所となっている。
現在はえちごトキめき鉄道日本海ひすいラインとあいの風とやま鉄道線。中盤は能生の風景。
能生 梶屋敷 糸魚川 青海 親不知 市振  入善

「多田武彦混声合唱曲集 雨」(現「多田武彦混声合唱曲集3 雨」)の出版にあたって編曲された。
オリジナル(男声版)では独唱として指定されているフレーズが、混声版ではすべてパートソロという扱いに変わっている。
詩の出典
「きつねにつままれた町」「北陸にて」……『晩春の日に』(1961年、昭森社)
「梨の花とお寺の奥さん」「みぞれのする小さな町」「くずの花」「ふるさとにて」……『青い夜道』(1929年、第一書房)

歌詩

みぞれのする小さな町・ふるさとにて

関連項目

リンク

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