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cielo_cielo 2015年07月08日(水) 22:31:45履歴
以下の本を読みながら勉強する
OSI階層モデルで言うと、第1層(物理層)とデータリンク層(第2層)の下半分(メディアアクセス制御(MAC)副層)までを規定したプロトコル。
データリンク層の上半分は、論理リンク制御(LLC層)と言う
データリンク層の上半分は、論理リンク制御(LLC層)と言う
MAC層でやりとりされるデータ。
次のような構造である。
次のような構造である。
64 | 48 | 48 | 16 | 16 | … | 32 |
プリアンブル | 宛先アドレス | 送信元アドレス | タイプ/長さ | データ | … | フレームチェックシーケンス |
- プリアンブル
プリアンブルは8オクテット分あるが、リピータなどを1段ずつ通過する際に、(内部処理の遅れや、同期回路の起動の遅れなどによって)何ビットか消失することがある。そのため、全体の長さで判断せず、最後の連続する「10101011」によってプリアンブルの終了と宛先アドレス部の始まりを検出することになっている。ということらしい。(以下から引用 http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0107/05/new...
- 宛先アドレス
- 送信元アドレス
- タイプ/長さ
- データ
- フレームチェックシーケンス
同じ一つの信号時間帯領域(2つのステーションが同時に通信しようとしたら干渉する範囲)のことをいう。
該当するポートにしかフレームを流さない制御をしている。
- リピータで接続しても同じドメインになる(論理的には1本のケーブルといっしょ)
- ツイストペアケーブルで接続し、リピータハブで接続しても同じドメインになる
- スイッチングハブで(いわゆる今見かけるハブ、またはL2スイッチ)で接続すると、衝突ドメインが分割される
該当するポートにしかフレームを流さない制御をしている。
CSMA/CDと異なり、送信と受信を同時に行うことができる。サプリメント802.3xで標準化
衝突ドメインは送信端と受信端の間だけになり、衝突することがないので、衝突検出をする必要がない。
衝突ドメインは送信端と受信端の間だけになり、衝突することがないので、衝突検出をする必要がない。
CSMA/CDのラウンドとリップ時間の制約がないため、制約条件はケーブルの信号伝送特性だけになる。
10BASE-T,100BASE-TX,1000BASE-T共通で100m
光ファイバではもっと長い
10BASE-T,100BASE-TX,1000BASE-T共通で100m
光ファイバではもっと長い
スイッチとかのバッファが一杯になったりしないように制御する
全二重の場合はIEEE802.3xで仕様が規定されている。
MAC制御用のフレームは、タイプフィールドが0x8808である。
受信したフレームのタイプフィールドが0x8808だと、データフィールドのopecodeを探す。
全二重の場合はIEEE802.3xで仕様が規定されている。
MAC制御用のフレームは、タイプフィールドが0x8808である。
受信したフレームのタイプフィールドが0x8808だと、データフィールドのopecodeを探す。
PAUSEコマンドは、
宛先が01:80:C2:00:00:01opcodeは0x0001であり、opcodeに続く2バイトに送信中断時間(0〜65536)が含まれているフレームである。
PAUSEコマンドを受け取ったステーションは、「中断時間×512ビット時間」の間だけ、送信を停止する。
受信側のステーションのバッファが不足しそうになったとき、PAUSEコマンドを送信する。
送信側ステーションでは、PAUSEコマンドを受け取ったら中継時間分だけ、または中断時間0のフレームを受信するまで送信を停止する。
参考
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0110/02/new...
http://www.infraexpert.com/study/ethernet9.html
宛先が01:80:C2:00:00:01opcodeは0x0001であり、opcodeに続く2バイトに送信中断時間(0〜65536)が含まれているフレームである。
PAUSEコマンドを受け取ったステーションは、「中断時間×512ビット時間」の間だけ、送信を停止する。
受信側のステーションのバッファが不足しそうになったとき、PAUSEコマンドを送信する。
送信側ステーションでは、PAUSEコマンドを受け取ったら中継時間分だけ、または中断時間0のフレームを受信するまで送信を停止する。
参考
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0110/02/new...
http://www.infraexpert.com/study/ethernet9.html
サプリメントIEEE802.3uで標準化された。ツイストペアケーブルを用いるイーサネットメディアシステムは、すべて自動ネゴシエーションをサポートできる。
光ファイバの場合は、様々な光源と波長があるため対応できないが、ギガビットイーサネットではサポートされている。
光ファイバの場合は、様々な光源と波長があるため対応できないが、ギガビットイーサネットではサポートされている。
リンク間の情報を伝えるために、「FLP(ファーストリンクパルス)」と呼ばれる信号を用いる。
FLPは33個のパルスで構成されてお折り、各パルスの幅は100nsである。
33個のパルスのうち、奇数版目のパルスはクロック情報であり、偶数番目のパルスがデータである。
(パルスがあればロジック1、なければロジック0)この16bitのメッセージをリンク符号(Link Code Word)という。
自動ネゴシエーションは、リンクの初期化時に16bitのメッセージを必要なだけ送信できるが、最初のメッセージ(ベースページ)だけでネゴシエーションを完了させることができる場合が多い。
FLPの16bitの中身は、以下のようになっている。
S0:0
S1からS4:0
A0〜A7の意味は以下の通り。自分が通信できるモードの部分のbitを1にする
RF:障害が発生した場合に1
ACK:同じ内容のリンクデータを3回受信すると1
FLPは33個のパルスで構成されてお折り、各パルスの幅は100nsである。
33個のパルスのうち、奇数版目のパルスはクロック情報であり、偶数番目のパルスがデータである。
(パルスがあればロジック1、なければロジック0)この16bitのメッセージをリンク符号(Link Code Word)という。
自動ネゴシエーションは、リンクの初期化時に16bitのメッセージを必要なだけ送信できるが、最初のメッセージ(ベースページ)だけでネゴシエーションを完了させることができる場合が多い。
FLPの16bitの中身は、以下のようになっている。
D0 | D1 | D2 | D3 | D4 | D5 | D6 | D7 | D8 | D9 | D10 | D11 | D12 | D13 | D14 | D15 |
S0 | S1 | S2 | S3 | S4 | A0 | A1 | A2 | A3 | A4 | A5 | A6 | A7 | RF | Ack | NP |
S0:0
S1からS4:0
A0〜A7の意味は以下の通り。自分が通信できるモードの部分のbitを1にする
bit | テクノロジー |
A0 | 10BASE-T |
A1 | 10BASE-T全二重 |
A2 | 100BASE-TX |
A3 | 100BASE-T全二重 |
A4 | 100BASE-T4 |
A5 | フロー制御用PAUSE操作 |
A6 | reserved |
A7 | reserved |
RF:障害が発生した場合に1
ACK:同じ内容のリンクデータを3回受信すると1
(誤りがあってもわかるようになっている)NP:Next Page
イーサネットの信号の伝送のために、各ステーションは標準に基づいたメディアシステムで接続されているが、ステーションの中にはメディアに依存する部分と依存しない部分がある。
メディア依存する部分を分離したものをメディア非依存アタッチメントという。以下のようなものがある。
メディア依存する部分を分離したものをメディア非依存アタッチメントという。以下のようなものがある。
- AUI(10Mbps専用)
- MII(10/100Mbps対応)
- GMII(Gbit Ethernet対応)
(注:本に書いてある感じからすると、AUIはトランシーバと接続するインタフェースの名前のような感じががする。)
AUI(Attachment Unit Interface)は10Mbps専用のアタッチメントで、トランシーバ(MAU)とイーサネットインタフェースを15pinのAUIコネクタで接続する。
AUI(Attachment Unit Interface)は10Mbps専用のアタッチメントで、トランシーバ(MAU)とイーサネットインタフェースを15pinのAUIコネクタで接続する。
MII(Media-Independent Interface)は、10Mbpsと100Mbpsの両方をサポートする。MIIのトランシーバのことを、PHY(つまり、物理層のことを示す)という。ステーションのMIIコネクタと接続する場合は、40pinのMIIコネクタで接続する(が、もちろんステーションにPHYを内蔵してもよい)
MIIでは信号が16本必要だが、8本ですむようにしたもの
http://www48.atpages.jp/~cent22/Electronics/MII_RM...
コントローラとMIIの間に入るI/Fらしい
https://e2e.ti.com/group/jp/f/892/t/314402
http://www48.atpages.jp/~cent22/Electronics/MII_RM...
コントローラとMIIの間に入るI/Fらしい
https://e2e.ti.com/group/jp/f/892/t/314402
GMII(Gigabit Media-Independent Interface)はコネクタを介して接続する規格ではなく、ボード上のチップ間のI/Fとなっている。またGMIIは1000Mbpsのみをサポートウスる設計になっており、100Mbps/10MbpsもサポートするのであればMIIも用意する必要がある。
シリアル伝送できるようにしたGMII
http://en.wikipedia.org/wiki/Media-independent_int...
によると、
625MHzのDDRの差動信号で伝送し、8b/10b変換しているらしい。
http://en.wikipedia.org/wiki/Media-independent_int...
によると、
625MHzのDDRの差動信号で伝送し、8b/10b変換しているらしい。
符号化を行うPHYの一部を、PCS(Physical Coding Sublayer:物理符号化副層)と呼ぶ。
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0302/28/new...
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0302/28/new...
10Mbpsのメディアシステム(同軸もツイストペアも光ファイバも)マンチェスタ符号を用いる。
(1b/2b変換みたいなものか…)
10BASE5の場合使われるレベルは0Vと-2Vである。
(1b/2b変換みたいなものか…)
10BASE5の場合使われるレベルは0Vと-2Vである。
1000Base-Tでは、8B1Q4という符号化方式を用いる
という符号化をし、その4組をツイストペアケーブルのそれぞれの別の線で送り出す。
符号化の話と外れるが、1000Base-Tの場合は、電圧を5段階にわけで5値を送ることによって周波数を下げている。
http://ascii.jp/elem/000/000/431/431314/index-4.ht...
- 8bitに1bitの冗長化符号をつけて9bitにする
- 冗長化符号と上位2bit(合わせて3bit)で変換表(8種類?)の中から1つを選択する
- 残りの6bitで5値データ4組を得る
という符号化をし、その4組をツイストペアケーブルのそれぞれの別の線で送り出す。
符号化の話と外れるが、1000Base-Tの場合は、電圧を5段階にわけで5値を送ることによって周波数を下げている。
http://ascii.jp/elem/000/000/431/431314/index-4.ht...
- カテゴリ3のツイストペアケーブルで10Mbpsの通信ができるように設計されているが、カテゴリ5ケーブルが広く使われている
- ツイストペアケーブルを接続するコネクタをRJ-45という
- AUI I/Fを持つNICの場合は、AUIトランシーバケーブルを用いて、外部トランシーバ(MAU)と接続することができる
- ツイストペアケーブルの対になっている線には、差動信号が流れる。+が0V〜2.5Vを遷移し、-が0V〜2.5Vを遷移する
- 符号化方式は、マンチェスタ符号である
- 2組4本の線を用いて、1本をデータの送信用、もう1本をデータの受信用として使用する
- 10BASE-Tセグメントは、100m以内にしなければならない(?)
- 一般的な10BASE-Tトランシーバの受信回路では、スケルチレベルは300mV以下である
- 10BASE-Tセグメントの使用では、ケーブルテスタを使用してセグメントの端から端まで測定したときの最大信号ゲン推量を11.5dBと規定している。一般的なカテゴリ5ケーブルの場合、500フィート辺りのゲン推量は、周波数10MHzの場合は10dBである
- がんばってもセグメントを150m以上にするのは困難
- スケルチレベルを下げればもっと長くなるが、クロストークが発生するリスクが高まる
- ケーブルのインピーダンスを100Ωにするのが望ましいが、120Ωのケーブルも使用を認められている
- RJ-45コネクタの結線は以下の通り
ピン番号 | 信号 |
1 | TD+ |
2 | TD- |
3 | RD+ |
4 | 未使用 |
5 | 未使用 |
6 | RD- |
7 | 未使用 |
8 | 未使用 |
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