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オープン系の仮想化に興味をもつ2流技術者です。Linux 2.6.20に採用されたカーネルベースの仮想マシンドライバkvmについての情報をまとめるWikiを立ち上げました。
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概要

 KVMは、Linux カーネル上でユーザプロセスが VT にアクセスするための単なるデバイスドライバ(/dev/kvm)である。これとKVM用に改造されたQEMUなどのユーザプロセスベースのPCエミュレータを利用すれば仮想化が実現される。

20061019にLinux Kernel MLに投稿されたAvi Kivity氏の記事の要約を示す。

 −/dev/kvmはユーザ空間に仮想化を提供するキャラクタデバイスとして実装
 −プロセスは1つの仮想マシンとして動作
 −仮想CPUはそのプロセスのスレッドとして動作
 −1つのマシンで複数の仮想マシンが動作可能
 −このドライバはカーネルモード、ユーザモードに加えて、ゲストモードをもつ
 −ゲストモードはゲスト物理メモリにマッピングされたアドレス空間
  /dev/kvmをマッピングすることでユーザモードにアクセス可能
 −ゲストモードはIOデバイスにはアクセスしない
 −IOデバイスへアクセスはインターセプトされて、エミュレーションのためにユーザモードに向けられる
 −i386とx86_64のホストとゲストをサポート(i386上のx86_64は除く)
 −i386ゲストでPAEと非PAEモードをサポート
 −SMPホストとUPゲストをサポート
 −Intelのみサポートだが、AMDもサポート予定
2007年03月05日(月) 06:57:33 Modified by deku_nobo




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