概要
KVMは、Linux カーネル上でユーザプロセスが VT にアクセスするための単なるデバイスドライバ(/dev/kvm)である。これとKVM用に改造されたQEMUなどのユーザプロセスベースのPCエミュレータを利用すれば仮想化が実現される。
20061019にLinux Kernel MLに投稿されたAvi Kivity氏の記事の要約を示す。
−/dev/kvmはユーザ空間に仮想化を提供するキャラクタデバイスとして実装
−プロセスは1つの仮想マシンとして動作
−仮想CPUはそのプロセスのスレッドとして動作
−1つのマシンで複数の仮想マシンが動作可能
−このドライバはカーネルモード、ユーザモードに加えて、ゲストモードをもつ
−ゲストモードはゲスト物理メモリにマッピングされたアドレス空間
/dev/kvmをマッピングすることでユーザモードにアクセス可能
−ゲストモードはIOデバイスにはアクセスしない
−IOデバイスへアクセスはインターセプトされて、エミュレーションのためにユーザモードに向けられる
−i386とx86_64のホストとゲストをサポート(i386上のx86_64は除く)
−i386ゲストでPAEと非PAEモードをサポート
−SMPホストとUPゲストをサポート
−Intelのみサポートだが、AMDもサポート予定
20061019にLinux Kernel MLに投稿されたAvi Kivity氏の記事の要約を示す。
−/dev/kvmはユーザ空間に仮想化を提供するキャラクタデバイスとして実装
−プロセスは1つの仮想マシンとして動作
−仮想CPUはそのプロセスのスレッドとして動作
−1つのマシンで複数の仮想マシンが動作可能
−このドライバはカーネルモード、ユーザモードに加えて、ゲストモードをもつ
−ゲストモードはゲスト物理メモリにマッピングされたアドレス空間
/dev/kvmをマッピングすることでユーザモードにアクセス可能
−ゲストモードはIOデバイスにはアクセスしない
−IOデバイスへアクセスはインターセプトされて、エミュレーションのためにユーザモードに向けられる
−i386とx86_64のホストとゲストをサポート(i386上のx86_64は除く)
−i386ゲストでPAEと非PAEモードをサポート
−SMPホストとUPゲストをサポート
−Intelのみサポートだが、AMDもサポート予定
2007年03月05日(月) 06:57:33 Modified by deku_nobo