【うごくせきぞう】

III・VI・VIIIに登場したパワータイプのモンスター。

初登場のIIIでは、主にバラモス城に登場して、圧倒的な威圧感とパワーでバラモス戦の戦力温存を図るプレイヤーたちを苦しめた。地味にHPを毎ターン50前後回復、呪文も炎系がほとんど効かないなどトロルとは別の厄介さがあるのが秀逸である。ただし、ラリホーやヒャド系・バギ系呪文が比較的効きやすいので積極的に利用すれば被害はあまりない。VIでは、牢獄の町あたりに出るが、かなり地味。単なる力押しモンスターになってしまったせいだろう。一応、スライム格闘場のGランクの3回戦の相手ではあるが、1回戦の4匹組の方がはるかに強いのが現実。足で踏みつけたり地響きを起こしたりする。VIIIでは、トルネコシリーズなどでの動きを考えず、あえてぎこちないアクションを取り入れ、プレイヤーの期待をいい意味で裏切った。倒すと、あのポーズのまま後ろに倒れるのは笑える。ただ、唯一の生息地ライドンの塔内部では、驚異の出現率を誇り、それこそ80%〜90%の世界である。こっちは三人しかいないときに、これはかなりキツイだろう。出現数は少なめだが。一応行動は一番頭のいいタイプだが、力押しなのであまり意味がない。スカモンのアポロンにBランククリアを手伝ってもらった人は多い。

Vのうごくせきぞうは、レヌール城に登場する中ボスのような敵。
III、VI、VIIIに出現する同名モンスターとは姿が異なる。
いかにも怪しげな石像が廊下に立っており
そこを通り過ぎようとすると石像の目が怪しく光り、主人公達を追ってくる。
動いた石像に対して話しかけると「みーたーなー」と言われ戦闘に突入する。
リメイク版ではレヌール城の内部が大きく変わったため、初めてお目にかかるときは主人公一人の時なのでうっかり話しかけて一人で戦闘…といったことになりやすい。
基本は通常攻撃、様子を見ているだけなのだが
防御力が高いうえにときどき痛恨の一撃を繰り出してくるため、主人公一人で戦うのはやや危険。
ビアンカ救出後にSFC版同様二人で戦うのが無難だろう。
主人公が通常攻撃とホイミで回復、ビアンカがルカナン→攻撃で戦えばまず全滅することはないだろう。
話しかけさえしなければ無視できるが、守りの種を落とすことがあるので戦っておいた方が良いだろう。
倒さなかった場合、青年時代になってもまだいるので結構不気味…(青年時代では戦えない)

なおミステリドールの色違いであり、3のあの姿を想像すると、え?と思った人は多いはず。
そのくせモンスターズでは、3のバージョンの奴がコイツのイベントを再現するのは、ややご都合主義。
さらにリメイクでは、カッコイイ石像になっているかと思いきや、戦闘開始直後に鎧が割れて中から醜い土偶が出てくる妙な演出がある。
2007年10月04日(木) 18:52:58 Modified by toshiyuki1112




スマートフォン版で見る