「ウルトラマンティガ：第33話本編」より

吸血魔獣
キュラノス

【INDEX】

・データ ・プロフィール ・ストーリー ・小ネタ ・アイテム

◆Data

呼称：	キュラノス【CULANOS】
登場作品：	ウルトラマンティガ(1996) 第33話『吸血都市』
別名：	吸血魔獣
身長：	53m
体重：	4万6千t
出身地：	南米
分類：	地球怪獣、魔獣、
共演怪獣：	ウルトラマンティガ

◇演：三宅敏夫
◇デザイン：

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◆Profile

南米出身の吸血鬼の神と呼ばれる魔獣。人間を吸血鬼に変える「吸血鬼細菌」を保有しており、血を吸われた人間は
細菌に感染することで、新たな吸血鬼仲間となってしまう。
翼で巻き起こす突風や、牙での噛み付きによるエネルギー吸収が武器。エネルギーを吸い取った者を、
目から発する怪音波で思い通りに操ることも出来る。

部下の吸血鬼たちを指揮して夜な夜な犠牲者を増やしていたが、潜伏先を突き止めたGUTSの奮戦で部下は全滅。
自身もあらゆる光を吸収してしまう暗黒空間に隠れていたが、吸血鬼仲間だったはずのハヅキ・ユキナが理性を取り戻し、自身を犠牲にアジトに光を開放したため、空を闇に覆いながら外に出現し、ウルトラマンティガと対決。
ティガを吸血攻撃で苦しめたが、オノダとムナカタ副隊長の攻撃で目をつぶされ、逃げようとしたところをウルトラフィックスでとめられゼペリオン光線で炎上。
空を覆いつくしていた闇も同時に消えた。

◆美しき夜の種族
演：梛野素子（ハヅキ・ユキナ）、白国秀樹（リーダー）、大谷智子、篠原幸恵、永嶋美佐子、宮崎朋江

キュラノスに血を吸われて死亡した人間が、吸血鬼細菌の力で蘇ったもの。
キュラノスの忠実な配下として行動する。
一度死んだ人間が動いている「アンデッド（生ける屍）」であるため通常兵器ではダメージを与えられないが、
紫外線を浴びると体内の吸血鬼細菌が死滅し、青い炎に包まれながら元の死体に戻ってしまう。
そのため、日中はキュラノスと共に湾岸エリアの廃ディスコ「クラブ・ヘブン」内に潜伏し、夜に行動する。

夜の市街地やダイブハンガー内部までも侵入してきたが、ホリイが開発した特殊紫外線レーザー銃をひっさげて
クラブ・ヘブンに乗り込んできたGUTSによって大半の吸血鬼が倒され、オノダと再会して理性を取り戻したユキナが
アジト内に送った日光によって、リーダーとユキナ自身も消滅したことで全滅した。

◆Story

湾岸エリアを中心に発生する連続失踪事件。ムナカタ副隊長はジャーナリストの小野田から「犯人は吸血鬼だ。この事件は警察の手に負えるヤマじゃない」と聞かされる。失踪事件の調査からの帰り道に、GUTSは一人の女性を保護して基地に連れ帰ったが、彼女は吸血鬼であった。イルマ隊長が襲われ負傷するが、ムナカタが駆けつけ最悪の事態だけは免れた。再び小野田の元を尋ねるムナカタ。吸血鬼の正体は、5年前に小野田とチームを組んでいたが、南米の吸血鬼騒動を取材に行ったまま、行方不明となっていた彼の後輩記者のハヅキ・ユキナだったのだ……。

◆Trivia

• 名前はドラキュラの「キュラ」とノスフェラトゥの「ノス」を合わせたもの。

• 脚本では「オルロッグ」という名称だった。

◆Item

• バンダイ ティガモンスター超全集PART2 キュラノス

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