「ガメラ大怪獣空中決戦：劇中」より

超遺伝子獣
ギャオス

【INDEX】

・データ ・プロフィール ・ストーリー ・小ネタ ・アイテム

◆Data

呼称：	ギャオス【GYAOS】
登場作品：	ガメラ 大怪獣空中決戦(1995)
別名：	超遺伝子獣
身長：	85m
体重：	75t
出身地：	不明
分類：	地球怪獣、
共演怪獣：	ガメラ

◇演：亀山ゆうみ
◇デザイン：前田真宏
◇関連：初代、宇宙、ハイパー、オリジナル、GAMERA版

◆Profile

超古代文明がガメラとともに、超絶的な遺伝子工学で作り上げた鳥型の人工生命体の一種。
生物兵器として作られたため極めて凶暴な性格であり、肉食でとくに人間の肉を好んで食う。
オス、メスの区別がなく、一本の染色体だけで構成された「完全な遺伝子」を持つため、一匹でも単位生殖が可能。
300万ヘルツの超音波を吐き、あらゆるもの切断する超音波メスが武器。マッハ4.2以上の速度で空を飛ぶ。

◆幼体
卵から孵化してさほど時間がたっていない状態だが、この時点ですでに体長は数mほどの大きさがある。
孵化した直後は何も餌がなかったため、共食いをして生き残った3匹が活動を開始した。
姫神島やその周辺の住民や動物を食い尽くしたのち、誘導されて福岡ドームへと集まり捕獲させられるが、捕獲から逃れた一匹はコンビナートでガメラに倒され、捕獲された2匹も超音波メスで檻を切断して脱出する。
目がまだ未発達状態にあるため明るい光が苦手で、主に夕方〜夜間に活動する。

◆亜成体
ガメラから逃れた2匹がさらに成長した姿。幼体のころに未発達だった瞳が成長しているが、まだまだ光は苦手。
木曽山脈でガメラと戦い1体が倒されるも、残りの1体はギャオスを捕獲するためにガメラを敵とみなしていた
自衛隊の攻撃によって難を逃れ、そのまま夜の東京に出現して走行中の電車を襲って乗客を食い殺すなど被害を増大させる。

◆成体
完全な大人となって身長もガメラと同等以上の大きさになった姿。目全体が赤い遮光幕に覆われたことで
苦手な光を克服しており、真昼でも活発に活動できる。
自衛隊のミサイルで破壊された東京タワーに巣を作って産卵を開始するが、怪我から立ち直ったガメラと激突。
地上と空中で激戦を展開するが、最後はガメラとの一騎打ちの末にプラズマ火球を受けて爆散し、倒される。

◆Story

長崎県の姫神島で一夜にして島民が姿を消す事件が発生。鳥類学者長峰と長崎県警の大迫も島に立ち入ると、崩壊した家屋や鳥の糞と思われる物が落ちていた。糞と思われる塊からは長峰と同じ鳥類学者である平田のボールペンと眼鏡も出てくる。さらに島の奥地に入ると巨大な怪鳥が飛び去るのを目撃される。別の島ではその怪鳥が犬を喰って逃走。この状況から、鳥は大変凶暴な肉食の鳥でかつ貴重であることが判明し翌日の夕方、大迫の提案で福岡ドームに肉を置いて麻酔で眠らせて捕獲する作戦が実行される。作戦にはまった怪鳥のうち２匹は捕まり１匹は屋根がしまる前に逃走した。しかし福岡湾沖付近で現れた怪獣の腕で簡単に葬られる。怪獣は福岡ドームにやってきた。しかし怪鳥はオリを破って脱走した。

米森らの調査していた環礁は先ほどの怪獣であり環礁の上にあった古代の石版の文字の解読から、怪獣は「ガメラ」怪鳥は「ギャオス」と名前が与えられる。ギャオスは古代文明の生み出した遺伝子兵器であり、その文明もギャオスにより滅ぼされたこともわかる。ギャオスは木曽山中に成長した姿で出現し長峰たちを襲うが、現れたガメラのプラズマ火球で爆発。その焼き鳥と化した残骸を生き残っていたもう一匹が加えていく。しかしその残骸は食べず超音波メスでガメラに勝負を挑みそのままガメラが逃げるまでは付きまとってきた。

ガメラが逃走したあと、東京に出現したギャオスは餌を求め中央線の電車を襲い車両の１台を持ち上げて銀座付近の公園へ運び逃げ遅れた乗客を食った。朝、公園付近に集まった自衛隊の攻撃で眼を覚ました。しかし、完全に成長しきったギャオスの眼は遮光板の能力を持ち活動が可能になった。自衛隊の誘導ミサイルは東京タワーに激突し、真ん中から折れたタワーに巣を作ってしまう。ガメラは翌日に地下から出現し巣を焼き払う。飛び立ったガメラとギャオスは空中で飛びながら戦闘し、都内を一周するとまたもとの場所へ戻り地上での戦闘を始める。ギャオスは超音波メスや空中からのキックや爪で攻撃をしガメラを苦しめる。ガメラは空中に飛び上がり後を追って飛び立ったギャオスは大気圏外へ突入しその空中で足に噛み付かれたギャオスは超音波メスを乱射し最終的に足を切断し地上落下直前で逃げる。落下したガメラはコンビナートの爆発で生じた炎エネルギーで大復活。最後は超音波メスとプラズマ火球の早撃ちで、超音波メスはガメラの甲羅をかすめ炎球は見事に命中しギャオスは炎の中に没した。

◆Trivia

• 初期稿と小説版では5体のギャオスが姫神島から飛び立っている。1体は福岡ドームで自衛隊に射殺され、1体は木曽山中の戦いで負傷した後、仲間に喰い殺された。また、航空自衛隊との折り合いのために映画ではカットされたシーンだが、東京上空でF-15Jを超音波メスによって撃墜し、機体が有楽町マリオンに突っ込むという描写もあった。

• 造形物は着ぐるみがアクション用とアップ用の2つが作られ、前者は『3』のギャオス・ハイパー爆破シーンに流用された（頭部のみ現存）。そのほか、ギニョールや操演モデルなどが製作された。

• 映画公開時に発売されたバンダイのソフビでの商品名は「超遺伝子獣 スーパーギャオス」だった。

◆Item

• バンダイ ガメラシリーズ ギャオス
• バンダイ ムービーモンスター ギャオス(1995)
• バンダイ ガメラ復活祭ガメラカーニバル(ガメラ、ギャオス、バルゴン、バイラス、ギロン、ジャイガー、ジグラ)
• バンダイ ガメラ2襲来セット(ガメラ、ガメラ2、ギャオス、レギオン、ソルジャーレギオン)
• ユタカ ガメラ怪獣大集合(ガメラ、ギャオス)
• ユタカ たたかえガメラセット(ガメラ、ギャオス)
• 海洋堂 特撮リボルテック ギャオス
• イワクラ ガメラ・ガッパ・ギララ特撮大百科mini ばりから Bセット 大魔神、ギララ、バイラス、ジャイガー、超遺伝子獣ギャオス、ガメラ1996、イリス(ガメラ返り血塗装)
• キャスト ガメラ・大魔神特撮大百科 ガメラ1995 飛行形態+ギャオス1995 高速飛行形態
• キャスト ガメラ・大魔神特撮大百科EX 超遺伝子獣ギャオス 高速飛行形態
• X-PLUS 平成大怪獣シリーズ ギャオス1995
• X-PLUS 大映30cmシリーズ ガメラ(1995年版) 少年リック限定版(特典ギャオス飛行形態)
• X-PLUS デフォリアル ガメラ(1995) 少年リック限定版(特典：ミニギャオス3体セット)
• ロケットプロ メガフィギュアシリーズ ギャオス'95
• シカルナ・工房 CUBEシリーズ ギャオス1995
• シカルナ・工房 CUBEシリーズ ギャオス1995【ハイパーイメージカラーver.】台座付

食玩

• バンダイ 超ガメラ ギャオス
• バンダイ リアルザガメラ '95ガメラ＋飛行ギャオス
• バンダイ リアルザガメラ ギャオス＋飛行'95ガメラ
• バンダイ ハイパーガメラ ギャオス
• バンダイ ガメラ出現 ギャオス
• バンダイ ガメラ ファンシーホルダー ギャオス
• コナミ GAMERA GUARDIAN OF THE UNIVERSE ギャオス
• コナミ 大怪獣ガメラVol.1 ギャオス
• フルタ 特撮シリーズフィギュア2 大怪獣ガメラ ガメラ大怪獣空中戦(ガメラ&ギャオス)
• イワクラ ガメラ・ガッパ・ギララ特撮大百科mini 超遺伝子獣ギャオス

ガシャ

• バンダイ HGシリーズ ガメラ ギャオス1995
• バンダイ HGシリーズ ガメラクロニクル ギャオス1995
• バンダイ HGガメラ 壱 ギャオス 1995
• バンダイ HGガメラ 壱 ギャオス 1995 飛行形態

プラモデル

• ツクダボビー 1/350 ギャオス1995

ガレージキット

• ボークス オリエントヒーローシリーズ大映怪獣大行進 '1995'GYAOS
• ボークス オリエントヒーローシリーズ大映怪獣大行進 '1995'GYAOS TYPE ll
• エステル ガメラ大怪獣空中決戦 ギャオス'95
• エステル ガメラ大怪獣空中決戦 ガメラvsギャオス'95

写真
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