学校名公表

概要

新聞報道で、殺人事件や窃盗事件などの事件で、加害者や被逮捕者そして被害者の所属していた学校名を公表すること。
いろいろ、考慮の余地がある。

問題とされない例

いろいろ、取り上げる。

殺人事件

神戸連続児童殺傷事件
ウィキペディア「神戸連続児童殺傷事件」
1997年２月に起きた女子小学生を襲撃した事件、そして３月に起きた女子小学生２人を襲撃しそのうち１人を殺害した事件、５月に起きた男子小学生を殺害し頭部を切断して神戸市立友が丘中学校正門に置いた事件である。
犯人が、神戸市立友が丘中学校男子生徒ということが、後で発覚し、日本の一般大衆の多くがが知る事実となった。

窃盗事件

磐田西高等学校万引き事件
ウィキペディア「磐田西高等学校万引き事件」
2009年度2010年度と、静岡県磐田西高等学校の生徒の72人が、量販店などで万引きを繰り返した事件。
ウィキペディア記事「磐田西高等学校万引き事件」が、2012年６月20日に、実現している。

問題とされうる例

いろいろ考えられる

被害者の人権に配慮

熊本県小学校全裸体罰事件
2000年10月に起きた事件。加害者の小学校教師が、担任しているクラスの女子児童に、題材を考えずに絵を描いたという理由で、全裸になるよう要求した事件。なお、加害者は、事件後３週間担任教師を続けたものの、事件の重大性が発覚し、懲戒免職となった。
加害者教師については、実名が確定できた。一部インターネットユーザーが学校名を公表し、かつ学校側も隠蔽作業を怠り学校ホームページにて加害者在籍が確認される。しかし、被害者のプライバシーに配慮し、学校名を伏せるのが、当然である。

通学者の人権に配慮

皇子山中学校いじめ自殺事件
2011年10月11日に、皇子山中学校の男子生徒が自殺し、かつ後にその男子生徒がかなり執拗ないじめに遭っていたことが明らかになった事件。
「皇子山中学校」について、テレビや新聞報道では、学校名を伏せる傾向がある。ただ、中日新聞では、「皇子山中学校」の名前が紙面に登場している。また、週刊新潮では、「皇子山中学校」の学校名が、報道されている。ウィキペディア日本語版では、学校名を伏せるということが、コミュニティーの圧倒的多数意見の様子である。