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概要

1968年10月1日より、1972年3月15日まで存続していた、国鉄札幌駅と国鉄夕張駅を結ぶ急行。
前進は、準急夕張であった。
ディーゼルカーによる運行である。

沿革

1961年1月15日 準急夕張2往復を札幌駅 - 岩見沢 - 夕張間に函館本線・室蘭本線・夕張線経由で運行開始
1966年3月5日 準急夕張の夕張線内を普通列車化
1968年10月1日 「夕張」を急行列車に昇格
1970年10月1日 急行夕張の1往復を廃止
1972年3月15日 急行夕張を廃止

停車駅

札幌駅 − (江別駅) − 岩見沢駅 − (スウィッチバック)
− 栗山駅 − 由仁駅 − 追分駅 − (スウィッチバック)
− (東追分駅) − 滝ノ上駅 − 紅葉山駅(現・新夕張駅) − 沼ノ沢駅 −
− 清水沢駅 − 鹿ノ谷駅 − 夕張駅

解説
手稲駅発札幌駅行きの普通列車として運行された車両をそのまま、急行夕張に使用する。
追分〜夕張までは、普通列車となる。

運転状況

正確な時刻と停車駅に留意して、入力する。
Rail Art 急行「夕張」より転載再構成

1969年8月

上り

急行夕張1号
夕張 7:17 発 − 鹿ノ谷 7:22 − 清水沢 7;30 − 南清水沢 7:33 − 沼ノ沢 7:41 − 紅葉山 7:45 −
− 十三里 7:50 − 滝ノ上 7:56 − 川端 8:06 − 東追分 8:13 − 追分 8:18 着 − スイッチバック
追分 8:23 発 − 由仁 8:39 − 栗山 8:46 − 岩見沢 9:04 着 − スイッチバック
岩見沢 9:10 発 − 札幌 9:50 着

急行夕張2号
夕張 17:39 発 − 鹿ノ谷 17:45 − 清水沢 17;53 − 南清水沢 17:56 − 沼ノ沢 18:02 − 紅葉山 18:07 −
− 十三里 18:11 − 滝ノ上 18:17 − 川端 18:33 − 東追分 18:39 − 追分 18:44 着 − スイッチバック
追分 18:52 発 − 栗山 19:13 − 岩見沢 19:38 着 − スイッチバック
岩見沢 19:46 発 − 江別 20:03 − 札幌 20:23 着 20:26 発 − 桑園 − 琴似 − 手稲 20:41 着

下り

急行夕張1号
札幌 7:35 発 − 岩見沢 8:12 着 − スイッチバック
岩見沢 8:05 発 − 栗山 8:27 − 由仁 8:36 − 追分 8:56 着 − スイッチバック
追分 9:01 発 − 川端 9:11 − 滝ノ上 9:22 − 紅葉山 9:33 −
− 沼ノ沢 9:38 − 南清水沢 9:44 − 清水沢 9;47 − 鹿ノ谷 9:59 − 夕張 10:05 着

急行夕張2号
札幌 18:14 発 − 江別 18:40 − 岩見沢 19:04 着 − スイッチバック
岩見沢 19:07 発 − 栗山 19:27 − 追分 19:46 着 − スイッチバック
追分 19:52 発 − 川端 20:02 − 滝ノ上 20:13 − 紅葉山 20:22 −
− 沼ノ沢 20:27 − 南清水沢 20:33 − 清水沢 20;36 − 鹿ノ谷 20:47 − 夕張 20:54 着

1972年1月

上り

急行夕張
夕張 7:23 発 − 鹿ノ谷 7:29 − 清水沢 7;36 − 南清水沢 7:39 − 沼ノ沢 7:49 −
− 紅葉山 7:54 − 十三里 7:58 − 滝ノ上 8:04 − 川端 8:14 − 東追分 8:21 − 追分 8:26 着 − スイッチバック
追分 8:31 発 − 栗山 8:52 − 岩見沢 9:11 着 − スイッチバック
岩見沢 9:16 発 − 札幌 9:50 着

下り

急行夕張
札幌 18:00 発 − 岩見沢 18:34 着 − スイッチバック
岩見沢 18:41 発 − 栗山 19:07 − 由仁 19:14 − 追分 19:36 着 − スイッチバック
追分 19:48 発 − 川端 19:58 − 滝ノ上 20:09 − 紅葉山 20:23 −
− 沼ノ沢 20:28 − 南清水沢 20:34 − 清水沢 20;37 − 鹿ノ谷 20:48 − 夕張 20:55 着

使用車両

ディーゼルカーのみである。

ディーゼルカー

キハ22
キハ20系気動車の改良型で、1958年より量産されている。
ウィキペディア「国鉄キハ20系気動車」を参照のこと

キハ27
キハ56系気動車の改良型で、1961年から1968年にかけて量産されている。
ウィキペディア「国鉄キハ56系気動車」参照のこと

キハ56
1961年から1968年にかけて量産されている。
ウィキペディア「国鉄キハ56系気動車」参照のこと

復活の見通し

夕張および沿線地区の過疎化で、定期列車としての復活はありえない。
イベント列車としての臨時急行夕張としての復活の可能性が少々ある。

感謝とお礼

鉄道の詳しい資料があるインターネットサイト「Rail Art」の管理人の方より、資料の転載再構成の許可をいただきました。
管理人の方に、厚く御礼申し上げます。

外部リンク

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