多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

  1. キュトスの71姉妹の別称。→キュトスの姉妹
  2. 紀神聖教の定義する禁忌行為、その象徴。
  3. 魔女の代名詞。キュトスの姉妹以外も含む。

紀神聖教によれば、大地が生命を産んだあとに吐き出した生命にならなかった塊たちで、地上におけるあらゆる害悪の元凶だという。
キュトスは女神の名でおなじみ、大地を擬人化した際の女性名。
魔女はその女神の分身であり、かつ忌むべきものである事からの名。
別に魔女のすべてが女性なわけではないが、布教の都合上か、女性として描かれることが多い。
「キュトスの姉妹」がそれなりに親しまれているせいか、こちらはかなりおぞましい形容として扱われる。

制定当初は七体ほどだったが、時代が進むにつれて聖教の禁忌も増え、それはそのまま魔女の増加となった。
聖教内部で教義粛正が行われるまでには最大で二千体もの魔女がいた時代もあり、それら乱造された魔女はひどく狭隘な「害悪」の象徴で、もはや滑稽ですらあった。
(『外出時にハンケチを忘れる害悪』の魔女や、『寝言で昔の思い人の名前を呼んでしまい、しかも妻にそれを聞かれてしまう害悪』の魔女なんてものさえあったのだ)
これは今日の魔女という概念に対する脅威感の薄さ、その一因といってもいいだろう。

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