多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

せかいちしきじゅ【世界知識樹】
〘名〙

『言の葉の流れ着く、最果。
 其は天を穿く大樹なり。
 地に満つるは、秩序なき言の葉。
 されど、地より出でる、あやめもしらぬ天の階は秩序を孕む。
 いつかの微睡みを夢見て。
 (世界知識樹について銘じた呪言連柱?より引用)』

 知識(=言の葉)が集い、木を作り上げるのだ。
 それは今なお、言の葉に精一杯、太陽月虹の洗礼を受けながら生長する。
 見えないが、たしかにそこにはある。
 いつか、『知恵の実』を実らすときを夢見るモノが。

 心臓は別のところ、きっと複雑な入れ子構造の内に見つかる。だから、口に心臓をもつ世界知識樹は喋れない。

破壊

 書物だって書記素へと分断されたら、
 最後には無秩序な羅列となる。
 『猿でも打てる羅列入門?』。
 それが、無秩序な羅列が生み出した最初の本。
 それは無秩序でも奏でることのでき、無限に深き──無限に深いがゆえに一見すれば無秩序に見える──秩序。

分断

 分断され──分類される。
 汎ゆる組合せは作られ、そして関係性のなかで、あり得る書物の全ては分類される。
 分類番号0:『無断章?』。全ての文献から引用される、空っぽの断章もまた分類された。
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