ゆらぎの神話百科事典

大地の球化以前の創世記に大理石で造られたとされる三女神像。
設計ミスか意図的か。三体とも何故か首から上が存在しない。

右の女神は僅かにかがんで地面を見下ろすような姿勢と共に過去を覗き込む。
中央の女神は前を向くように屹立して今を見る。
左の女神は右足を振り上げた姿で先を予見する。

頭部のない運命の三女神には頭部がないので彼女らは己の力で意思決定を行うことが出来ない。
三頭議会はこの特性を利用して、自分たちを三女神の頭脳の代行として位置づける事に成功した。