最終更新: forex_trader 2007年08月18日(土) 21:51:08履歴
- 元々は先物取引で使われる用語。先物取引では、決められた最終決済日までに反対売買を行わない場合、現物取引(現引き、現渡し)か、自動決済により、ポジションが消滅する。これに対し、ポジションを持ち続けるために、最終決済日が先になるポジションに乗り換えることをロールオーバーという。例えば、3月中に最終決済日を迎える(3月限)買いポジションを持ち越すために、そのポジションを売ると同時に、6月が最終決済日となる(6月限)ポジションを買い直すことで、ロールオーバーを行うことができる。
- 外国為替取引の場合は毎日決済が行われる(正確には2営業日後に受け渡しを行う)。従って、ポジションを持ち越すためには、当日のポジションから翌日のポジションに乗り換えることが必要である。これが外国為替取引におけるロールオーバーである。
- ロールオーバーの際、当日のポジションを買い(売り)、翌日のポジションを売る(買う)「スワップ取引」を行う。この際の価格差が「スワップポイント」である。