出演:粟野咲莉(宮岡彩花役)/中条あやみ(宮岡真衣役)/
演出:下畠優太
脚本:穂科エミ
粟野咲莉ちゃんのログ
(部屋)
「はーい」
(キッチン)
「あっそっか。お姉ちゃんいないんだった」
「わかった」
「買い物?」
「本当?やった!」
(部屋)
「お姉ちゃんどうしたの?」
「ううん。大丈夫」
「うん。おやすみ」
(居間)
「ごちそうさまでした」
「お姉ちゃん?」
「具合悪いの?」
「ねえお姉ちゃん、明日なんの日か覚えてる?」
「お姉ちゃんってば」
「ほんとに覚えてた?」
「ならよかった」
「やった!約束ね」
(キッチン)
「お帰り」
「あれ?お姉ちゃんケーキは?」
「忘れたの?」
「もういいよ」
「お姉ちゃん、私のことなんてどうでもいいんだね」
「この間だって、買い物行く約束したのに、仕事が入ったからって、連れて行ってくれなかったじゃない。楽しみにしてたのに」
「パパとママは、絶対に約束は守ってくれたよ」
「本当はお姉ちゃん、私のこと邪魔だと思ってるんでしょ」
(外廊下)
「お姉ちゃん!?」
「お姉ちゃん、どうしたの?」
(路地)
「うれしいなー」
「今年はケーキ、ちゃんとあるから」
「去年はお姉ちゃん、忘れちゃったもんねー」
「そういえばさっき、すごい人見ちゃった」
「うん。なんかね、服も、靴も、爪も、唇も、真っ赤な女の人。なんで真夏なのにコート着てたんだろう」
演出:下畠優太
脚本:穂科エミ
粟野咲莉ちゃんのログ
(部屋)
「はーい」
(キッチン)
「あっそっか。お姉ちゃんいないんだった」
「わかった」
「買い物?」
「本当?やった!」
(部屋)
「お姉ちゃんどうしたの?」
「ううん。大丈夫」
「うん。おやすみ」
(居間)
「ごちそうさまでした」
「お姉ちゃん?」
「具合悪いの?」
「ねえお姉ちゃん、明日なんの日か覚えてる?」
「お姉ちゃんってば」
「ほんとに覚えてた?」
「ならよかった」
「やった!約束ね」
(キッチン)
「お帰り」
「あれ?お姉ちゃんケーキは?」
「忘れたの?」
「もういいよ」
「お姉ちゃん、私のことなんてどうでもいいんだね」
「この間だって、買い物行く約束したのに、仕事が入ったからって、連れて行ってくれなかったじゃない。楽しみにしてたのに」
「パパとママは、絶対に約束は守ってくれたよ」
「本当はお姉ちゃん、私のこと邪魔だと思ってるんでしょ」
(外廊下)
「お姉ちゃん!?」
「お姉ちゃん、どうしたの?」
(路地)
「うれしいなー」
「今年はケーキ、ちゃんとあるから」
「去年はお姉ちゃん、忘れちゃったもんねー」
「そういえばさっき、すごい人見ちゃった」
「うん。なんかね、服も、靴も、爪も、唇も、真っ赤な女の人。なんで真夏なのにコート着てたんだろう」
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