分野基礎
西田研 知-5
インタラクションの理解とデザイン 西田豊明 岩波書店からの出題との噂。出題範囲は、言語処理, インタラクション, 人工知能と幅広すぎて正直手に負えん。
第二希望以下の人との折り合いをつけるため、配点はかなり低いとの噂
平成19年度
直接操作,間接操作インターフェースの得失について述べる問題。異様に簡単化したが、これはたまたま出題が皆よく知っている範囲から出ただけであろう。
平成18年度
制約充足問題。人工知能の知識があればできる。平成17年度
システム開発モデルを書けばよい。ウォーターフォールモデル
仕様化 設計 実装 テスト 保守
順を追って段階的に進むものと仮定したモデル。
ある段階で問題が生じれば一段階戻る。
開発すべきシステムの全体像がよく理解され、前段階への戻りが少ない時は有効であるが、
システムの使用を早期の段階で見通しにくいときはやり直しが多くなり遅延につながる。
プロトタイピングモデル
顧客に対してシステムイメージをプロトタイプとして示せば、目的とするシステムのイメージの把握と共有が容易になる。
ブラウザの開発において、まずデザインと動作イメージだけを絵を描いて説明し、評価を得る、など。
ユーザー参加型設計
ユーザーが自分の使うシステムがどうあるべきか、開発に参加し適宜意見を述べる方法。
ユーザーの意図や作業環境をよく理解でき、設計のやり直しが減る。
また、ユーザーの知識を取り込んで新たな発想も生まれ、システムの品質を向上させることができる。
平成16年度
(1)とりあえずそれっぽいことを延々語るしかない。(2)文書のマッチング,隠れマルコフモデルなどについて書く。
文書のマッチング
関心を持つキーワードの集合を設定し、各文書ごとに何らかの方法で各キーワードに対する関与の程度を示す重みを計算し、それを束ねてキーワードベクトルをつくる。
キーワードベクトル同士で内積の余弦を求め、大きいものほど類似度が高いとするのが一般的である。
これにより、ユーザーが興味を持った文書に似た文書を教えるなどのシステムが構築可能である。
隠れマルコフモデル
いくつかの状態を定義し、状態遷移ごとにシンボルが生成されるというモデルを考える。
観測可能な情報からその未知の遷移確率のパラメータを推定することでそのシステムを模倣することができる。
音声認識、ゲノミクス、形態素解析(自然言語処理)などに応用されている。
2006年08月17日(木) 12:19:59 Modified by ID:yO+sUzFYyg