イメージ
ホルンを吹くときにどんなことをイメージしていますか？
イメージを持って演奏するのは大事なことですね。どんなイメージを持つかというのは、状況によって違うと思います。
まず、「ホルンを吹く」練習をする時には、自分の好きな奏者の音を思い浮かべたり、シャボン玉や水晶をイメージするのも良いでしょう。
「晴れた夜空のようにダークな音」なんていうのもありますよ。
いろんな表現を練習する時には、「弾むようなスタカート」とか、「絹のように滑らかなレガート」（笑）とかね。
発音や音の長さ、終わりかたなどは純粋に技術的なことですから、これはイメージだけではどうにもならない部分もあります。
具体的に舌やブレスなどをどう意識するか考える必要があるでしょう。
しかし、ここまでは「ホルンの練習」に過ぎません。
曲（音楽）を演奏する時は、「ホルンのこと」を考えないで済むのが理想的です。
どういう音色でとか、スタカートやレガートの奏法は、「ホルンを」練習してできるようにしておかなければなりません。
そんなことに気をとられていては、「音楽」にまで神経がまわりません。
例えば、モーツァルトの２番の協奏曲を吹くとします。
この曲は「森のコンツェルト」で、最初のヴァイオリンの１６分音符は森の情景（ざわめき）を表現しているのだそうです。
ですから、イメージするのは「森」です。
ドイツやオーストリアの森の写真やヴィデオを見て、もし行ったことがあれば、その時のことを思い出して頭の中に森の情景を思い浮かべ、その中にいるような雰囲気をつくるようにします。
あとは、その森の中でどんなことが起きているのかを想像します。細かな奏法上の問題を考えると、この森のイメージが消えてしまうかも知れません。
奏法上の問題は曲とは別に解決しておき、演奏する曲が何を表現しているのかを理解してそのイメージを持つことが理想的だと思います。
「ホルンの（奏法の）」練習のためのイメージは、自分が今何を（何のために）練習しているのかがはっきり意識できれば自然に沸いてくるのではないでしょうか？
イメージが沸かないのは、練習の目的を自覚していないことになるとも言えます（厳しい？）
＜文章：「i_cornissimi」shrさん 編集：ホルンの森＞
イメージを持って演奏するのは大事なことですね。どんなイメージを持つかというのは、状況によって違うと思います。
まず、「ホルンを吹く」練習をする時には、自分の好きな奏者の音を思い浮かべたり、シャボン玉や水晶をイメージするのも良いでしょう。
「晴れた夜空のようにダークな音」なんていうのもありますよ。
いろんな表現を練習する時には、「弾むようなスタカート」とか、「絹のように滑らかなレガート」（笑）とかね。
発音や音の長さ、終わりかたなどは純粋に技術的なことですから、これはイメージだけではどうにもならない部分もあります。
具体的に舌やブレスなどをどう意識するか考える必要があるでしょう。
しかし、ここまでは「ホルンの練習」に過ぎません。
曲（音楽）を演奏する時は、「ホルンのこと」を考えないで済むのが理想的です。
どういう音色でとか、スタカートやレガートの奏法は、「ホルンを」練習してできるようにしておかなければなりません。
そんなことに気をとられていては、「音楽」にまで神経がまわりません。
例えば、モーツァルトの２番の協奏曲を吹くとします。
この曲は「森のコンツェルト」で、最初のヴァイオリンの１６分音符は森の情景（ざわめき）を表現しているのだそうです。
ですから、イメージするのは「森」です。
ドイツやオーストリアの森の写真やヴィデオを見て、もし行ったことがあれば、その時のことを思い出して頭の中に森の情景を思い浮かべ、その中にいるような雰囲気をつくるようにします。
あとは、その森の中でどんなことが起きているのかを想像します。細かな奏法上の問題を考えると、この森のイメージが消えてしまうかも知れません。
奏法上の問題は曲とは別に解決しておき、演奏する曲が何を表現しているのかを理解してそのイメージを持つことが理想的だと思います。
「ホルンの（奏法の）」練習のためのイメージは、自分が今何を（何のために）練習しているのかがはっきり意識できれば自然に沸いてくるのではないでしょうか？
イメージが沸かないのは、練習の目的を自覚していないことになるとも言えます（厳しい？）
＜文章：「i_cornissimi」shrさん 編集：ホルンの森＞
2007年01月23日(火) 11:57:03 Modified by ID:M4r0z4F8jA