ネタ帳 6月

Entry Tune :

JOAO VOZ E VIOLAO(ジョアン 声とギター)

ジョアン・ジルベルト(João Gilberto) 1931年6月10日 -
そうです『ボサノバの神様』ジョアン・ジルベルトです!「何でもボサノバ委員会」会長として、これを見過ごすわけにはいきません!

作曲家のアントニオ・カルロス・ジョビンや作詞家のヴィニシウス・ヂ・モライスらとともに、ボサノバというジャンルを創成。特にサンバのリズムをギターだけで表現する独特の技法を開発(いわゆるジョアン・ジルベルト奏法である)。

1958年、ジョビンとヴィニシウス・ヂ・モライスによる「想いあふれて(Chega de Saudade)」を録音する。これが最初のボサノバ・ソングと呼ばれるもので、発売当初はなかなか話題にならなかったが、次第にリオの若者たちの間で人気となり、ボサノバ・ムーブメントが形成されていった。1959年には初めてのLP「想いあふれて(Chega de Saudade)」が発売される。

1960年にはアストラッド・ジルベルトと結婚。1963年にジャズサックス奏者、スタン・ゲッツと共に『ゲッツ/ジルベルト』を発表。1964年には、アストラッドが英語で歌った「イパネマの娘」が、シングルとして発売された。これはジョアンのポルトガル語詩の部分がカットされたものだったが、皮肉なことにビルボードに96週間チャートインという記録を打ち立てるほどの爆発的なヒットとなった。しかし、アストラッドとはほどなく離婚する。

高齢にも関わらず、ここ数年も静かにではあるが活動をつづけており、2000年、全編ギター弾き語りのみによる初のアルバム『ジョアン 声とギター(João voz e violão)』を、カエターノ・ヴェローゾのプロデュースで発表。また2003年には70歳台での初来日公演で話題になり、9月12日公演が「Joao Gilberto in Tokyo」としてアルバム化(翌年に発売)。翌2004年、2006年11月にも来日し公演が行われた。
2007年05月27日(日) 07:01:44 Modified by ikrctrl2




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