ワールドメイトと深見東州(半田晴久)について

神には、絶対神(主神)と顕現神(八百万の大神)がいるとする。絶対神は、宇宙創造の主神のことであり、無限絶対、無始無終、全智全能の主神のことである。人智を越えているため、有限なる人間には、到底、全てを理解することも、知覚することも難しいが、絶対神を思慕し敬う。顕現神は、絶対神(主神)の一部の働きを司る神であり、個別の働きや個性を持った神格をもち、人間を守護したり導くとする。各宗教の神や、神社の神は、顕現神であるという位置づけであり、ワールドメイトの神だけではなく、自分の願いに応じた働きがある顕現神への積極的な祈願も勧めている。仏や龍神、天狗等は顕現神の一部や顕現神の眷属であるとする。こうした教えは、神道のみならず、仏教、儒教、道教や、天理教、黒住教、金光教、大本教、世界真光文明教団等の天啓宗教とも重なる部分がある。

神道

世界中に愛をワールドメイトの教えのベースとなっている「神道」とは、古くからの「神ながらの道(精神)」(古神道)の流れを組んでおり、自然と神霊と人との融和の道のことである。つまり、日本人の国民性となり、日本の文化を形成している、古くからの日本人固有の「生成化育進歩発展」の意識(精神的支柱)を指す。国学や国家神道とは路線が異なる。教派神道の一派であるが、「人は祖に基づき、祖は神に基づく」という古くからの日本人特有の民族的な信仰体系に基づき、祖先霊の大祖先が神社の神であると考えており、神社神道に近い。そのため、全国の有力神社や、産土神社への参拝を勧めており、毎年、ワールドメイトが主催をして、神社への団体参拝も行っている。

ミロク(弥勒)の世

来るべきミロクの世(理想の世)が訪れる前には、巷で言われているような世界の崩壊とは言わないまでも、数々の困難や問題が世界中で吹き出してくるという。その困難を乗り越える過程で、世界の人々が一致団結し、世界連邦政府が樹立されると、ミロクの世の礎ができるのである。世界中に愛をワールドメイトは「和を以て貴しと為す」という精神をもって、他宗教との共存共栄を図り、世界平和に貢献しようとする立場を貫いている。

皇大神御社(すめらおおかみおんやしろ)

「世界中に愛をワールドメイト」の総本部。「宗教団体を創ってはならない」「神は伽藍には降りない」という天啓に基づき、団体としてのあり方を模索した結果、神社という「来る者は拒まず、去る者は追わず」の形態こそが、神道のあるべき姿だと確信するにいたり、建立された。古くからある神社と同様、神職が日々奉仕しており、会員はご祈祷等を受けることが出来る。

人形形代(ひとがたかたしろ)

神社が年末に大祓にてお焚き上げをする「人形(ひとがた)」と基本的には、同じである。人形とは、人の形に切られた紙に、住所と名前を書き込み、燃やす(お焚き上げ)ことによって、過去の穢れが清められると同時に、願いが成就するとしている。大祓え神事は、毎年、夏越(なごし)と年越(としこし)の2回行われ、リーダーを先達とし、何千人もの会員による祈りを結集して、お焚き上げがなされる。
形代は、家や会社のビル、車の形をしたもの、産着に似せた安産形代など、バリエーションに富んでいる。

祈誓文(きせいぶん)

寄付御玉串(寄付)をする者が、寄付をする際に記入し、寄付である旨の宣言をするための用紙。すべての寄付が、物品の販売等とは違う、対価代償を求めることがない、宗教的な真心から出た「寄進」であることを、毎回心新たに誓うためのもの。

寄付御玉串(きふおたまぐし)

世界中に愛をワールドメイトで受け付けている寄付・寄進は、慈善的要素のある「寄付」と神に捧げる「御玉串」の両方の意味合いがあるということを表すために、定義した用語。

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