詳解ファイルシステム

XFSファイルシステムは、Allocation Groupsと呼ばれている
いくつかの等しく大きさを設定された塊に分けられます。
各々のAGは個々のファイルシステムとして見る事ができます。
各々のAGはsector sizeに関係なく、最大1テラバイト（512バイトの* 231）であることができます。

各々のAGは以下の特徴を持ちます

1. super blockには全体的なファイルシステム情報を記述しています。
2. free space 領域の管理
3. inode領域と繋がりを保持

複数のAGは、並列アクセスのパフォーマンスを低下させることなく処理することが可能です。
最初のAGは特別で、ファイルシステムの中の自由空間であり、総inode数などを保持しています。
umountまたはシャットダウン時、XFS_SB_VERSION2_LAZYSBCOUNTBITフラグをsuper blockに立てます。

mkfs.xfsの直後のprimary AGは、以下のディスクレイアウトになります。