情報科作業日誌(http://blog.goo.ne.jp/machida-ohara/)のWiki版です。

パスワードを忘れた者への対処を簡単に行う方法です。
いちいちサーバー上ActiveDirectoryから探さなくても、一瞬のうちに変更します。

作業の概要

  • (1)バッチファイルを作ります。
    • 以下の内容を、例えば「pw.bat」などの名前でMS-DOSバッチファイルを作成します。

@echo off
if "%1"=="" goto :usage
net user %1 %1 /DOMAIN
goto :end

:usage
echo usage: pw [userID] → 強制的にパスワードをユーザー名と同じにします。
pause
:end

    • 行っていることはたいしたことはなく、単に、「net user」でパスワードをIDと同じものにドメイン上で強制変更しているだけです。
  • (2)(1)を実行させるために、作業フォルダーと、その作業フォルダー上へのショートカットを作ります。
    • 適当な名前の作業フォルダーを作ります。例えば「cドライブルート直下」に「tools」
    • ショートカットを作ります。いろいろな作り方がありますが、デスクトップ上で右クリック→新規作成→ショートカットとし、「項目の場所」を「cmd.exe」とします。

    • できあがった「cmd.exeへのショートカット」のプロパティを表示し、「ショートカット」タグの「作業フォルダー」を、作成した場所になるようにフルパスで指定します。例:「c:\tools」
    • このフォルダーに、(1)で作成したバッチファイルをコピーします。
  • (3)実行方法
    • (2)で作成したショートカットをダブルクリックし、コマンドプロンプトが出ることを確認します。
    • (1)で作成したバッチファイルを、パラメータ(変更したい生徒のID)をつけてコマンドラインで実行します。例) pw 1101 (Enter) → 1101というIDの生徒のパスワードが、強制的に1101になります。
    • 正常に終了したことを確認します。
  • (4)注意点
    • ドメイン上で行うため、ドメイン参加している必要があり、かつ、管理者権限が必要です。

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