バルカン・レイブン(Vulcan Raven)

概要

性別：男性　年齢：30代　身長：210cm　国籍：アメリカ　(シャドー･モセス島事件発生当時)
ネイティヴ･アメリカンとイヌイットの混血で、イヌイットの血を引くことから、寒冷地や高度に適した体質を持つ。また、シャーマンとして育てられたため、超自然的な能力も持っている。アラスカ大学出のエリートでもあり、アラスカのブルックス山脈など、人跡未踏の奥地で罠猟師(トラッパー)として狩りをするのが趣味である。世界エスキモー・インディアン・オリンピックの競技「棒引き」や「四人運び」で肉体面を、「耳引き」を精神面を鍛えた。
旧ソ連時代にロシアで極秘特殊部隊ビンペルと共に特殊任務を行なった経験があるが、1993年の「モスクワ騒乱事件」で、大統領に左遷された多くのビンペル隊員と同じくロシアに見切りをつける。その後、OUTER HEAVENに参加し、オセロットの紹介でFOX HOUND部隊にスカウトされる。
額にはワタリガラス(レイブン)の痣があり、全身にはペトログリフィス(2000年前からネイティヴ・アメリカンの文化として残されている石に刻まれた文様)の刺青を施している。

MGS1

雪渓谷北部では、M1A2戦車に乗ってソリッド・スネークと対峙するが敗れる。敗戦後にリキッド・スネークとの会話で、ソリッド･スネークを戦場に息吹を吹き込んでくれると評し、また自分とは違う世界から生まれたソリッド･スネークが何者であるかに強い興味を抱き、闘うことを望む。
地下倉庫でF16戦闘機に搭載されているM61・20ミリ他砲身機関砲を手にソリッド・スネークと再度戦うが、ソリッド・スネークに破れ、最後はカラスに肉体を啄まれて死亡する。