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導入方法(安定版の導入)


以下は「OpenCV2.0」時点での記述です。

sourceforgeからダウンロードし、インストールする。
新たに「OpenCV2.0」というフォルダが作成される。

この時パスを通すか通さないかの設定をする事も可能である。

ドキュメントについて


ドキュメントは「OpenCV.pdf」にまとめられた。

また、各ファイルは「htmlファイル」ではなく「tex」ファイルとなった。
※「Windows」の場合、「MiKTex」などを使う事ができる。


CMakeを使ったビルドについて

以前は、「_make」フォルダが存在し、そこにある「.dswファイル」などからビルドを行ったが、
新しいOpenCVでは、「CMake」などを使う必要がある。

【手順】
  1. CMakeをインストールする
  2. CMake作成されるプロジェクトをビルド

CMakeのインストール

CMakeは以下からダウンロードできる。
手順は以下の通り

[1]:作業用フォルダ作成

「OpenCV2.0」フォルダ内に適当な名前をつけたフォルダを作成する。

[2]:CMakeを起動


「where is the source code」の項目は、一番上位にある「CMakeLists.txt」が存在するフォルダ
つまり、「C:\OpenCV2.0」フォルダを指定する。

「where to build the binaries」では[1]で作成したフォルダを指定。
そして、「configure」をクリック。

すると、「Cache Values」に項目が現れるので、それぞれON/OFFを決めて
「configure」をクリック。

次に「OK」を押す。

[3]:作成されるプロジェクトをビルド


CMakeによって、開発環境用のプロジェクトが作成されている。
(例えばVisual Studio2005の場合、「OpenCV.sln」がある)

そのプロジェクトを開き、[ビルド]→[バッチビルド]→[すべて選択]をクリック後、
[ビルド]をクリックしてビルド開始。

すると、「lib」「bin」フォルダそれぞれに「libファイル」「dllファイル」ができる。

各種設定

libファイル
「C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\VC\PlatformSDK\Lib」にコピー

dllファイル
「C:\WINDOWS\system32」にコピー

includeフォルダ内のファイル
「C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\VC\PlatformSDK\Include」にコピー
あるいはVisual Studio内でパスを通すなど

そして、Visual Studioを起動し、
[プロジェクト]→[プロパティ]→[構成プロパティ]→[リンカ]→[入力]→[追加の依存ファイル]
に「.lib」ファイルを追加の依存ファイルとする。
※とりあえず「cv200.lib cxcore200.lib highgui200.lib」があればいい。
必要に応じて追加する。

あるいは、ソースコード内で
#pragma comment(lib, "cv200.lib")
#pragma comment(lib, "cxcore200.lib")
#pragma comment(lib, "highgui200.lib")
のように書いてもよい。

インストールガイド


OpenCVのWiki内にはインストールガイドがある。

OpenCV2.1での補足


version 2.1ではプレビルドされたlibファイルやdllファイルがある。
これらをそのまま使ってもよさそう。

また、CMakeではTBBを使ったビルドの選択項目がでてくるので、
使用したい場合は先にTBBをダウンロードしておく。
(あとはインクルードファイルのパスをCMakeで指定すればよいはず
「…include/tbb」ではなくて、「…include」まででパスはとめておくいこと)

目次

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