私は宗教がよく解りません、解りやすく教えて下さい
「宗教」は日本人にとって意識する機会が少ないものです。
マスコミなどによる新興宗教が起こす社会的事件に不安を感じる人もいますが、漠然とした不安ではないでしょうか。
宗教とは何だろう？その素朴な疑問にお答えします。
日本では宗教（宗派）があやふやになりやすい国民性、文化を持っているようです。
宗教とは物事の価値観、人生の目標、生きる意味を、集団で共有するための仕組み、またはその組織と言えます。
勿論、かならずしも大規模であることはなく、たとえばあなたが個人的に思っていること、信じていることも極端に言えば一つの宗教と言えます。（他人と共有、集団化されていないだけ）
つまり、人は必ず一つの宗教を持っていると言えます。
あなたの思考パターン、価値基準（何を一番大切と思っているか）、その概念こそが宗教なのです。
上記の通り、残念ながら、宗教を持たないというのも宗教の一種と言えます。
そもそも、何も信じない、価値基準の無い人間などいないので、宗教は必ず誰の心にも存在します。
宗教＝集団化と考えないでください。
その宗教がたまたま集団化することを一つの教理、価値ある行為と見なされているだけです。
複数の人間で同じ思想を持つことを良いことと考える宗教もあれば、個人主義が最前と考える宗教もあります。
エホバの証人の場合は、教理の中でしばしば「人類の一致」を唱えており、集団で同じ価値観を共有し、同じ行動原則に沿って集団行動することを良いこと、重要であると考えているので集団となっているだけです。
全ての宗教が必ずしもそうではないのです。
あなたが「集団？どーでもいい。俺は俺。俺は俺の思ったように生きる」というのも宗教なのです。
理由は単純です。
自分の現在持っている宗教が「これでいいのかな？」と思っているときに「こういう考え方の方がよくありませんか？」というメッセージを他人や本などの媒介を通して受け取り、「そうだな」と思えば改宗が始まるのです。
つまり、新興宗教を始めどんな宗教にも、タイミングとその人の心理状態次第で改宗者が出てくる可能性があるのです。
末端の信者はともかくエホバの証人の組織はそのことを知っているのでなりふりかまわず「数うてば当たる」で布教しているようです。実際、その成果により戦後は１００人もいなかったこの信者は２０万人以上となりました。
これはバランスによると言えるでしょう。
例えば、日本は集団行動が文化的に根付いていますがそれにより円滑な技術革新が工業技術の世界では起こってきました。
集団化するためには必ず参加者が「他人に譲歩する」行為が求められます。
全ての人が完全に満足するものなど実現できるはずもありませんが、一人一人が譲歩することで「概ね満足できる」サービスなり社会なり作ることは可能です。
問題は、譲歩がどこまで求められるか、集団内で譲歩する人達への救済措置、逆に集団外の人達への影響を考慮せずに集団化した場合と言えるでしょう。
これは、人間が集団化して社会（学校の部活ですら一つの社会と言えます）を作る度に必ず抱える注意点です。
集団化＝漠然と怖い、というのは神経質になり過ぎかもしれません。
人は集団で行動しなければ大きな成果は残せないからです。
残念ながら「集団」は企業であれ、宗教法人であれ、学校のサークルであれ、大きな力を持ちます。
特に宗教は、他の集団以上に密接な結束力を要求する宗教も多く、そうした集団組織は大きな力を持ちます。
もし、仮に。
ある問題となる集団が脅威を実際に与え始めた場合、個人として何ができるでしょうか？
残念ながら個人ではこれに対抗できません。
よほど社会学や組織運営の知識が無い一般人には対抗できません。
できる事は「まず自分の身を守る事」、「救える人だけ救出すること」この２点だけです。
間違っても集団そのものに挑もうなどと考えないでください。
例えば、ある悪徳会社が脅威の場合、あなたは個人として民事で特定の社員に訴訟を起こす方が
企業自体に訴訟を起こすより遥かに簡単で実現的です。
集団に対抗するには対抗できる集団を用意するしかありません。
そして、そのような能力がある人は限られています。
ですから、集団組織があなたに脅威を与えているなら。
あなたに脅威を与えている個人に大して狙い撃ちで対抗すると良いのです。
マスコミなどによる新興宗教が起こす社会的事件に不安を感じる人もいますが、漠然とした不安ではないでしょうか。
宗教とは何だろう？その素朴な疑問にお答えします。
宗教について
| 宗教とは何ですか？ |
|---|
宗教とは物事の価値観、人生の目標、生きる意味を、集団で共有するための仕組み、またはその組織と言えます。
勿論、かならずしも大規模であることはなく、たとえばあなたが個人的に思っていること、信じていることも極端に言えば一つの宗教と言えます。（他人と共有、集団化されていないだけ）
つまり、人は必ず一つの宗教を持っていると言えます。
あなたの思考パターン、価値基準（何を一番大切と思っているか）、その概念こそが宗教なのです。
| 私は宗教を持っていません |
|---|
そもそも、何も信じない、価値基準の無い人間などいないので、宗教は必ず誰の心にも存在します。
| 宗教が集団化されるのはなぜですか？ |
|---|
その宗教がたまたま集団化することを一つの教理、価値ある行為と見なされているだけです。
複数の人間で同じ思想を持つことを良いことと考える宗教もあれば、個人主義が最前と考える宗教もあります。
エホバの証人の場合は、教理の中でしばしば「人類の一致」を唱えており、集団で同じ価値観を共有し、同じ行動原則に沿って集団行動することを良いこと、重要であると考えているので集団となっているだけです。
全ての宗教が必ずしもそうではないのです。
あなたが「集団？どーでもいい。俺は俺。俺は俺の思ったように生きる」というのも宗教なのです。
改宗することや信者になることについて
| なぜ改宗したりする人がいるのでしょう？ |
|---|
自分の現在持っている宗教が「これでいいのかな？」と思っているときに「こういう考え方の方がよくありませんか？」というメッセージを他人や本などの媒介を通して受け取り、「そうだな」と思えば改宗が始まるのです。
つまり、新興宗教を始めどんな宗教にも、タイミングとその人の心理状態次第で改宗者が出てくる可能性があるのです。
末端の信者はともかくエホバの証人の組織はそのことを知っているのでなりふりかまわず「数うてば当たる」で布教しているようです。実際、その成果により戦後は１００人もいなかったこの信者は２０万人以上となりました。
| 宗教の集団化はファシズムのような支配社会やそれに盲信した狂信者を浮かべるので何だか怖いです |
|---|
例えば、日本は集団行動が文化的に根付いていますがそれにより円滑な技術革新が工業技術の世界では起こってきました。
集団化するためには必ず参加者が「他人に譲歩する」行為が求められます。
全ての人が完全に満足するものなど実現できるはずもありませんが、一人一人が譲歩することで「概ね満足できる」サービスなり社会なり作ることは可能です。
問題は、譲歩がどこまで求められるか、集団内で譲歩する人達への救済措置、逆に集団外の人達への影響を考慮せずに集団化した場合と言えるでしょう。
これは、人間が集団化して社会（学校の部活ですら一つの社会と言えます）を作る度に必ず抱える注意点です。
集団化＝漠然と怖い、というのは神経質になり過ぎかもしれません。
人は集団で行動しなければ大きな成果は残せないからです。
| では、「問題となる集団」にはどのように対処できますか？ |
|---|
特に宗教は、他の集団以上に密接な結束力を要求する宗教も多く、そうした集団組織は大きな力を持ちます。
もし、仮に。
ある問題となる集団が脅威を実際に与え始めた場合、個人として何ができるでしょうか？
残念ながら個人ではこれに対抗できません。
よほど社会学や組織運営の知識が無い一般人には対抗できません。
できる事は「まず自分の身を守る事」、「救える人だけ救出すること」この２点だけです。
間違っても集団そのものに挑もうなどと考えないでください。
例えば、ある悪徳会社が脅威の場合、あなたは個人として民事で特定の社員に訴訟を起こす方が
企業自体に訴訟を起こすより遥かに簡単で実現的です。
集団に対抗するには対抗できる集団を用意するしかありません。
そして、そのような能力がある人は限られています。
ですから、集団組織があなたに脅威を与えているなら。
あなたに脅威を与えている個人に大して狙い撃ちで対抗すると良いのです。
2008年07月27日(日) 17:09:26 Modified by mofutegu