【スレ00013の0021さん作】
ちょっとアカ白で妄想浮かんだんで書いてみた。
※注意書き:オリジナル設定有り
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これはある日の命蓮寺の夜。
般若湯で晩酌会。晩酌会といってもコップ一杯にお清めとして塩一つまみ入れただけが全てという実に謙虚な物である。
ただし酒の肴として山菜の揚げ物など豊富。
お酒が入ると普段は話せないことも話し易くなると言うのもある。
そのためお酒が入った寅丸星がアカツキにかなり突っ込んだ会話もする。

「アカツキさん、昔から聞きたかったことがあるんですが」
「なんでしょうか?」
「アカツキさんって、ひょっとして、髪フェチ?」
「ぶッ!?」

いきなりのことでアカツキはむせ、白蓮は急激に顔を紅潮させる。
白蓮以外の女性陣(妖怪)がいっせいにその話題にとびかかった。

「だよねぇ〜、アカツキってば聖と『夜の苦行』でいっつも聖の髪に顔埋めてスーハースーハーしてたじゃん」
「そーそー!匂い嗅ぎ出しちゃうと腰の動きも小さくなるから姐さんも感じづらいじゃん」
「なにより体位が限られちゃうでしょ?」
「でもわちきが見る限りじゃ、匂いを嗅がれるのに聖さんもまんざらでもないみたいじゃん?」

みんながアカツキの隣に座る白蓮を見ると、恥ずかしさを堪えるためかひたすらうつむいてる。
幽谷響子が山彦の妖怪らしくとどめをさす。

「アカツキさんは、お師匠とキスするとき、最初に髪のことを誉めることから始めるのよね〜♪」
「ほう、それはそれは……」
「髪は女性の命と言いますからねぇ」

場はドッと盛り上がった。
まぁ、み〜んなアカツキのことが嫌いではないというのは間違いない。
どっとはらい

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