日本の周辺国が装備する兵器のデータベース




性能緒元
重量2,265kg
全長17.46m
全幅14.69m(ローター直径)
全高4.53m
エンジンライカミングT53-L13B 1,400hp ×1
最大速度240km/h
巡航速度193km/h
航続距離512km
ホバリング限度4,145m
武装2.75inロケット弾ポッド
乗員2+14名

台湾は1970年から国内で米ベル社の中型汎用ヘリコプターUH-1H「イロコイ」を組みたて、1976年までに約120機を生産した。生産から30年以上たった現在でもUH-1Hは台湾陸軍の主力ヘリコプターの地位を占めており、特に1999年9月の台湾大地震では怪我人の搬送などに活躍した。しかし旧式化は否めず2008年から2010年の間に台湾はUH-1H全機を退役させる計画で、その後継ヘリコプター選定を急いでいる。UH-1Hの後継となる汎用ヘリコプターはまだ不明だが、1,400億台湾ドルで90機が導入される予定。

【2007年9月2日追記】
UH-1Hの後継となるヘリコプター導入計画は「天鳶」案と命名され、ベル社のUH-1Yとシコルスキー社のUH-60Mの2機種が候補として挙げられていた。2007年9月1日付けの聯合新聞網の報道によると、台湾政府が立法院に提出した2008年度国防予算案で、UH-1Hの後継機としてUH-60Mの調達を求めていることが明らかになった[4]。予算規模は、AH-64D攻撃ヘリや次期救難ヘリの調達と合わせて1300億台湾ドルになる模様。

台湾陸軍では、UH-60Mを90機調達することを希望している。軍の計画では、第一段階でUH-60Mを60機調達、UH-1Hは30機を残して退役させることになっている。残りのUH-1Hは退役年限に達した後、同数のUH-60Mで代替される。

【2012年1月1日】
2012年10月10日、台湾は国交のあるグアテマラにUH-1H 2機を無償譲渡することを発表した[5]。UH-1Hは12月10日にはグアテマラ軍での運用が可能となり、主に自然災害時の救難任務に使用される予定。

【参考資料】
[1]Kojii.net
[2]DefenseNews
[3]Taiwan Air Power
[4]聯合新聞網 2007年9月2日「陸軍両大直昇機建案 採AH64D與UH60M」
[5]Prensa Libre.com「FAG recibe dos helicópteros del Gobierno de Taiwán」(2012年11月27日)

台湾陸軍

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