否定派の主張

南京安全区国際委員会の委員長ラーベは武器商人である。
当時のドイツは中国に武器を輸出しており、ラーベにとって中国は「お得意様」だった。このような人物の報告が中立であるはずがない。

反論

これは田中正明が言い出したことであるが、南京事件当時、ラーベが「武器商人」であったことを示す資料は存在しない。中国軍がドイツ製の武器を使用していたことを根拠に、田中が勝手な想像を行っただけの話であると思われる。

当時ラーベが所長を務めていたジーメンス社南京支社は、発電設備、電話、医療機器、警報装置等の「民需」製品を取り扱っており、「兵器」を中国軍に販売した気配はない。そもそもジーメンス社は総合電機メーカーであるに過ぎない。ドイツから中国への武器輸出は、「軍事顧問団」を通して行われており、ラーベとは無関係であった。

ラーベは武器商人か?
http://www.geocities.jp/yu77799/rabe3.html

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