癌放射線
放射線治療
光子線:X線(超高圧)とγ線
電子線:ある深さまでしか行かない
重粒子線:電子より重い。水素の原子核や、炭素。ある深さまでしか行かない。Braggピーク.。生物学的効果が高く直接DNAを切って行く。
放射線によるがん治療のメカニズム
放射線の電離作用、DNA二本鎖切断
放射線治療が成立する条件
治療可能比=正常細胞の耐用線量/腫瘍致死線量 大きい方が腫瘍制御が可能
放射線の治療可能比を高める工夫
空間的線量分布の工夫 小線源治療、術中照射、高精度放射線治療(IMRT,ラジオサージェリ)
分割照射による治療可能比の改善 致死損傷、回復性損傷、亜致死損傷修復
DNA修復能力はがん細胞では弱い
一回線量を多くして照射回数を減らるほど、正常組織の晩期障害が強くなる
特殊な放射線を用いた治療 高LET放射線治療、重粒子線、陽子線
低酸素の影響がない
薬剤による放射線感受性の修飾 低酸素細胞増感剤、放射線防護剤、化学放射線療法
根治療法と姑息・対症治療
根治療法 十分な照射野、可能な限りの線量、晩期障害を減らす、一定の治療期間も許容
姑息 QOL重視、晩期障害は過度には気にしない、3Gy×10回程度、短期 8Gy×1回=3Gy×10回
放射線増感作用のある薬剤
http://www.naramed-u.ac.jp/~biol/zoukan.html
※アントラサイクリン系抗腫瘍薬には増感作用はないとされている。
光子線:X線(超高圧)とγ線
電子線:ある深さまでしか行かない
重粒子線:電子より重い。水素の原子核や、炭素。ある深さまでしか行かない。Braggピーク.。生物学的効果が高く直接DNAを切って行く。
放射線によるがん治療のメカニズム
放射線の電離作用、DNA二本鎖切断
放射線治療が成立する条件
治療可能比=正常細胞の耐用線量/腫瘍致死線量 大きい方が腫瘍制御が可能
放射線の治療可能比を高める工夫
空間的線量分布の工夫 小線源治療、術中照射、高精度放射線治療(IMRT,ラジオサージェリ)
分割照射による治療可能比の改善 致死損傷、回復性損傷、亜致死損傷修復
DNA修復能力はがん細胞では弱い
一回線量を多くして照射回数を減らるほど、正常組織の晩期障害が強くなる
特殊な放射線を用いた治療 高LET放射線治療、重粒子線、陽子線
低酸素の影響がない
薬剤による放射線感受性の修飾 低酸素細胞増感剤、放射線防護剤、化学放射線療法
根治療法と姑息・対症治療
根治療法 十分な照射野、可能な限りの線量、晩期障害を減らす、一定の治療期間も許容
姑息 QOL重視、晩期障害は過度には気にしない、3Gy×10回程度、短期 8Gy×1回=3Gy×10回
放射線増感作用のある薬剤
http://www.naramed-u.ac.jp/~biol/zoukan.html
※アントラサイクリン系抗腫瘍薬には増感作用はないとされている。
2008年05月21日(水) 23:16:48 Modified by ndigerg