――日曜の12時
「維織さん…いい加減起きたらどう?」
「くぅ………」
今日の維織さんはヤバイ。
朝からパジャマ姿でずっと床に寝転がっていて、掃除や洗濯はおろか、朝食を食べさせるのも俺にやらせている。
「維織さん、このままだとナマケモノになって何もしなくなるよ!」
「んん………」
何を言おうにも維織さんは全く反応せず、目を閉じ続けた。
…起きているのはバレバレなんだけど。
「いい加減にしないと…襲っちゃうよ?」
脅しのつもりで言ってみたら、こんな返事が返ってきた。
「…そんな根性、無い癖に(ボソ)」
ぷつん、と頭にきた俺は本当に襲う事にした。
「言ったな…俺を怒らせるとどうなるか教えてあげるよ」

彼女の上に倒れこむといきなり深い口付けを交わし、舌と舌を絡める。
「ん…」
「ぢゅ…ん…」
口の中を十分に犯し、維織さんの唾液を飲み込むと、すぐに彼女のパジャマを脱がす作業に取り掛かる。
ぷつん、ぷつんとボタンが外れて素肌や下着が露出していく度に俺の思考回路は暴走し、何事も考えられなくなる。

パジャマを全部脱がし終わった後、そこには黒い下着だけが裸の砦になっている維織さんの姿があった。
「どう?俺の本気は」
「くぅ………」
しかし、それでも起きようとしない維織さんに最終手段に出る。
「こうなったら…エッチをして起こすしかないなぁ」
こう言った途端、一瞬維織さんの体が跳ね上がった気がしたが俺は目を瞑った。
まずはブラを外して胸をはだけさせ、二つ乳首を重点的に責める。
「っ……はぁ……」
維織さんは悪魔で寝ているつもりだが、吐息を漏らし、体を震わせていて起きているのはバレバレである。
暫く乳首を責めていると黒いショーツにシミが広がり、徐々にショーツを濡らしていた。
ショーツに気付いた俺は剥ぎ取り、一糸纏わぬ維織さんの濡れている秘部へと舌を這わせる。
「っあ!…ん……」
あまりの快楽に維織さんは不覚にも喘ぎ声を出してしまった。
「維織さん、起きた?」
「そんな所舐められたら…誰でも起きる」
「ふーん、でも今までは起きなかったよね?」
目覚めたばかり(?)の維織さんに構わず、膣内へと舌を挿入し、思う存分に掻き回す。


「や、あぁっ!は、激しい…んあぁっ!」
維織さんはさっきまでとはまるで違うように体を震わせ、可愛らしい声をあげる。
「っ……ふあぁぁぁ!」
大声をあげて絶頂を迎えるのを確認すると、顔を股間から遠ざけてペニスを一気に膣内へと挿入し、根本まで埋没させる。
「あああぁぁぁぁ!」
再び絶頂を迎えた維織さんに構わず、俺は前後にやみくもに腰を動かして快楽を求める。
「こ、小波君!奥に!奥に!はあぁんっ!」
「最高の…目覚めをプレゼンだよ!維織…さん…」
奥に何度もぶつけてイク度に締め付ける強さが増し、射精が近付く。
前戯で十分に濡らしていた為、そんなに耐えきれそうになかった。
「維織さん…そろそろ…」
「だ、出して!小波君のを!いっばいぃ!」
「ぐっ……!」
「あぁ…んあああああああぁぁぁぁ!」
大声が響くと同時に、夥しい量の白濁液が膣内に注がれる。
全てを出しきった後、まだ入れたまま俺は維織さんへと倒れこむ。
胸に柔らかな乳の感触が伝わる。
「どう?維織さん。お目覚めバッチリ?」
「……小波君のバカ」ジト目で睨みつけられる中、俺は維織さんにおはようと声をかけた。

翌日、俺はいきなり朝フェラで維織さんに起こされた。
その時の維織さんの顔は、まるで仕返しをした子供のようだった。

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