タグ検索で野崎維織10件見つかりました。

sweet kiss

維織さんはお菓子を食べない。 食に頓着が無いワリに、いや頓着が無いからこそかもしれないけど 好き嫌い無く何でも食べる維織さんの唯一の例外だ。 「唯一ってワリには範囲が広いけどね。甘い物食べないなんてもったいないなぁ。  かなり人生損してると思わない?ご主人様」 維織さんが本の虫になっている間、俺は暇つぶしに准とそんな会話をしていた。 俺の手元のコーヒーの隣にはお茶受けのクッキー。 何でも店の戸棚の奥に仕舞い込んであったのを、准が今日偶然発見し どうしようかと思っている時に、俺が来店したらしい。 「……

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/sweet%20... - 2011年06月07日更新

野崎維織

|タイトル|作者名| |[[1:230-233]]|| |[[1:308-337(未完)>1:308-337]]|| |[[6:324-328]]|| |[[8:946-949]]|| |[[無題]]|| |[[こんな起こされ方は嫌だ]]|| |[[下着でのプレイはエロイ]]|| |[[これデートじゃなくね?]]|| |[[炬燵の中の戦争]]|| |[[もしも維織さんがMになったら]]|| |[[それでも私は寝ている]]|| |[[14:935-937]]|| |[[16:699−708]]|| |…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/%cc%ee%b... - 2011年06月07日更新

〜寝起きドッキリも楽じゃない〜 (前編)

〜寝起きドッキリも楽じゃない〜 いつも通りの1日だった。遠前町の外れ、とある喫茶店 カラン、カラン… 「有難うございました。」 (ふう、やれやれ。) 商売繁盛してくれるのはありがたいがやはり従業員が一人では無理がある。 今まではそうでもなかったが、やはり自分が歳をとってきたことを自覚してしまう。 やはりバイトでも雇うべきかと迷う。 何度か雇ってみたが当然と言うべきかオープニングスタッフの彼女には劣る。 ただでさえ彼女がいた時より商店街が活気づいているので、客も多い。 (今度休みに手伝…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/%a1%c1%b... - 2011年05月16日更新

〜寝起きドッキリも楽じゃない〜

〜寝起きドッキリも楽じゃない〜 いつも通りの1日だった。遠前町の外れ、とある喫茶店 カラン、カラン… 「有難うございました。」 (ふう、やれやれ。) 商売繁盛してくれるのはありがたいがやはり従業員が一人では無理がある。 今まではそうでもなかったが、やはり自分が歳をとってきたことを自覚してしまう。 やはりバイトでも雇うべきかと迷う。 何度か雇ってみたが当然と言うべきかオープニングスタッフの彼女には劣る。 ただでさえ彼女がいた時より商店街が活気づいているので、客も多い。 (今度休みに手伝…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/%a1%c1%b... - 2011年05月06日更新

20:472-474

よく晴れた祝日の昼、俺は台所で昼食は何にしようか悩んでていた。 「う〜ん…何がいいかな…」 悩みながら冷蔵庫に貯まっているコロッケを見る。 ここ数日、三度の飯でおかずにコロッケが出ていて、流石に見飽きたので何か別の物を食べたいと思ったのだ。 「…ダメだ何も浮かばない。維織さんに何か食べたいのはあるか聞くか」 何も思い付かないので、仕方なく維織さんに昼食は何が食べたいのはあるか聞く事にした。 だが、維織さんは― 「ZZZZZzzzz……」 …昼寝をしていた。 「全く……維織さんは本当に面倒…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/20%3a472... - 2011年02月18日更新

変わらない日々

うららかな10月の陽気に照らされて維織さんと俺、こと小波九慧(このえ)は近所の土手に来ていた というのも今朝維織さんが「良い天気」「外に行きたい」「連れてって」の三段論法で反論する余地もなく、連れ出されたからである まぁ、反論するまでもなく維織さんが行くのであれば後をついていかないわけがないのだけど 「維織さん」 「…なに?」 「良い天気だね」 「…うん」 さっきから分厚い本に目を落としながら俺が話しかけると答えてくれる維織さん ちょっと無愛想な文面に見えるかも知れないがちゃんと問いか…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/%ca%d1%a... - 2011年02月11日更新

17:487-506

るんでしょうか?」 というのも、小波は野崎維織を迎えに来たわけだが、どういうわけかその席に座っていたのは夏目准だったのだ。 「…………?」 「『?』じゃなくて!  なんで維織さんを呼んだのに准がついてくるんだよ!!」 お互いがお互いを理解できない状態を終わらせるためか店の奥から一人の女性が出てきた。 「あー小波さん、信じられないと思うけど、今はそっちが維織さんなの。  で、私が夏目准ね。」 そう言いながら店の奥から出てきたのは野崎維織の顔をした自称夏目准であった。 「…………変わった遊び…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/17%3a487... - 2010年11月01日更新

16:699−708

少し退屈で、少し窮屈だった世界で、私は一人の青年に出会った。 思うままに行動する彼と一緒にいれば変われるんじゃないかと思った。 そんな彼を好きになったのは当然のことだったのだと思う。 「……ねぇ、准ちゃん」 メイド服に包まれた店員、夏目准。 彼女は活発な気質で客の誰とでも仲良くなれる人間だ。だから私の疑問にも答えられるだろう。 「どうしたの維織さん?」 本に集中していなかったのが意外だったのか少し驚いてるみたいだ。 「……人と仲良くなるにはどうしたらいいの?」 「……えと、最近ど…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/16%3a699... - 2010年10月25日更新

14:935-937

練習後のいつもの帰路― 俺はいつも通りに維織さんの所へ向かっている。 「ふう…腹が減って死にそうだ。維織さん何を作ってくれてるかな」 まさか何も――なんて嫌な考えは捨て、俺は夕飯の為に全力で走り出した。 息を切らしながら部屋に着くと、カレーの匂いがした。 「(よかった…今日はちゃんとしてるみたいだ…」 そう思いながら息を整え、台所へと足を運んだ。 「維織さん、ただい…」 声をかけた刹那、言葉は途中で途切れた。 何故ならば、裸エプロンでカレーを作っている維織さんの姿があったからだ。 形…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/14%3a935... - 2010年04月26日更新

それでも私は寝ている

――日曜の12時 「維織さん…いい加減起きたらどう?」 「くぅ………」 今日の維織さんはヤバイ。 朝からパジャマ姿でずっと床に寝転がっていて、掃除や洗濯はおろか、朝食を食べさせるのも俺にやらせている。 「維織さん、このままだとナマケモノになって何もしなくなるよ!」 「んん………」 何を言おうにも維織さんは全く反応せず、目を閉じ続けた。 …起きているのはバレバレなんだけど。 「いい加減にしないと…襲っちゃうよ?」 脅しのつもりで言ってみたら、こんな返事が返ってきた。 「…そんな根性、無…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/%a4%bd%a... - 2010年04月26日更新

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