タグ検索でパワポケ623件見つかりました。

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詩乃抄

――思えば                       ――爽やかな 春の風の様な女性(ひと)だった      小さな花弁舞う季節 桜の神社で二人出逢った  「やぁ、詩乃ちゃん。来たよ。遅くなってごめん」          ――輝く 夏の日差しの様な女性だった      深緑茂るまばゆい世界 子どもの様に二人はしゃいだ 「やれやれ、今日も疲れたよ。仕事がまたちょっと増えてさ、景気も良くなってきたのかな」 ――静かに照らす 秋の月の様な女性だった      芒が流れる夜の道 涼風受…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/%bb%ed%c... - 2011年06月07日更新

蕪崎詩乃

|タイトル|作者名| |[[3:356-597]](10裏)|| |[[午後のひととき]]|[[「水道局」氏]]| |[[18:802-803]]|| |[[現代に残る決意]]|| |[[詩乃抄]]|[[「◆hqwx8V.cpQ」氏]]|…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/%c9%f3%b... - 2011年06月07日更新

現代に残る決意

俺は小波竜一郎。和桐が裏野球大会で優勝した後俺は会社を辞め、その後意識不明になっていた詩乃ちゃんは目を覚まし、今では無事に退院することができて元気になっている。 しかし、俺がこの時代にやってきたのは時空犯罪者を逮捕するためである。でも、詩乃ちゃんを残して未来に帰るわけにはいかない。それに、まだ犯人を捕まえれていない。と考えると、歴史の修正はできたんだし、しばらく俺はこの時代に残るべきだ。 そして今、俺は詩乃ちゃんの神社に来た。 「やあ、詩乃ちゃん。今日は神社に遊びにきたよ。」 「あっ、小波さん。ちょう…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/%b8%bd%c... - 2011年01月15日更新

18:802-803

「ねえ、小波さん」  神社の縁側に腰掛けて、ぼんやりと小波の素振り姿を眺めていた詩乃が、やおら彼に呼びかけた。さんさん照りの日光が縁側の一部に侵食して、熱くなっている。 ただ、秋の季節である庭に、時折いい風が舞い込むので、日向と日陰の合間に座っている詩乃にはちょうどいい気温だった。  呼ばれた小波は重心を下ろした構えを解いて、声の主へ振り返った。汗が帽子の中に充満しているため、絶え間なく顔に垂れてくるし、体一面からは蒸気が立ち上がっている。よほど集中して運動に取り組んだ証拠なのだろうが、詩乃には、…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/18%3a802... - 2010年12月24日更新

木岡鈴音

|タイトル|作者名| |[[はじめてのぴーぴんぐ]]|[[ここの管理人]]| |[[7:840-842(7裏)>7:840-842]]|| |[[17:523-524]]|[[「◆Freege5emM」氏]]|…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/%cc%da%b... - 2010年11月09日更新

17:523-524

(省略されました。全てを読むには今すぐパワポケ6を購入してください)…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/17%3a523... - 2010年11月09日更新

幸せな時間

日が暮れようとしていた。 沈み行く夕陽を浴びながら、俺は家路を急ぐ。 黄昏時の街並みを見ながら、俺は感傷に浸る。 「この街に来て、もう四年か…。」 俺がこの時代に派遣されてから四年の月日が、 あの島から帰還してから二年以上が経過しようとしていた。 和桐製作所の壊滅、そして島送りという受難を見舞いながらも、 なんとかあの島から帰還し、和桐製作所を再建させることができた。 俺の歴史を修復するための努力は功を奏しつつあるようである。 無論、これで完全に歴史を修復できたのかといわれると、 そう…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/%b9%ac%a... - 2009年02月02日更新

6:153-155

俺はふと目を覚ました。 どうやら、急に目が覚めてしまったようだ。 時計の針は、既に夜中の2時を回っていた。 「スゥ、スゥ」 隣では瞳が吐息を立てて、すやすやと眠っていた。 俺はそんな彼女の寝顔を愛おしげに見つめ、彼女の髪をそっと撫でた。 もう、あれから2年になるのか――――。 俺があの島―――「しあわせ島」から帰還して、そろそろ2年が経とうとしていた。 俺は瞳に『ずっと傍にいる』と約束した。 だが、大帝国キラーズに敗れ去り、俺はしあわせ島に流されることになった。 試合に負けた…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/6%3a153%... - 2008年08月04日更新

6:166-170

(トゥルルル…トゥルルル…ピッ) 「…はい。」 「あ、ヒトミさん?よかったらこれからいっしょにどこかに行きませんか?」 「ごめんなさい、今日は用事があるんです。」 いつもなら喜んで答える小波からの電話。だが、今日は断らねばならなかった。 何故なら今日はとても特別な日だから。 「そうですか…あ、そっか、もしかしてお盆だから実家に帰省、ですか?」 「えっ!?あ、は、はい。そうなんですよ。せっかく誘っていただいたのに、ごめんなさいね。」 何気ない、しかし予期せぬ小波の言葉にヒトミは焦った…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/6%3a166%... - 2008年08月04日更新

菊池瞳

|タイトル|作者名| |[[6:166-170]]|| |[[6:153-155]]|| |[[幸せな時間]]||…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/%b5%c6%c... - 2009年02月02日更新

午後のひととき

「ん〜いい天気やね……」 「うん……。暖かくて眠い……」 穏やかな風と暖かな陽気に包まれた土曜日の昼下がり。 閑静な住宅街を抜けるとそこには、こぢんまりとした、落ち着いた雰囲気の神社が現れ、 そこには桜の舞い散る穏やかな午後の木漏れ日の中、二つの仲良く寄り添った姿が見える。 春特有のふんわりとした風と共に、様々に彩られた花の香りが漂ってくる。 柔らかな陽が体を包み込み、ぽかぽかしてとても気持ちが良い。 季節は、春。 『午後のひととき』 あの事故の後、奇跡的に目を覚ました詩乃は…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/%b8%e1%b... - 2008年05月17日更新

しあわせ湯

薄い膜のような湯気湧き立つ向こうからは、渓流の涼しげなせせらぎが聞こえてくる。 秋の紅葉真っ只中な山の澄んだ空気は、服を纏わない素肌にも優しい。そこに温泉の熱気が混ざりこみ、 一糸纏わぬ姿でぼんやりと湯の外で寛いでいても、肌寒さを感じるどころか、とても心地良い。 まさに極楽――。 「いい所だね〜彩さん?」 「……え、ええ……」 彩さんと一緒だし。 『しあわせ湯』 「ねえ彩さん、ここに行ってみない?」 ある昼下がり。俺は彼女の前に一枚の旅行パンフを差し出す。 見出しは『知る…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/%a4%b7%a... - 2008年05月06日更新

二度目の約束

「これ受け取ってくれないかな?」 俺は彼女の前に、そっと、小さな箱を差し出した。 「開けても、いい?」 「もちろん」 それは、俺の気持ちの全てを込めた、小さな箱。 「あ……、綺麗な指輪……、え、これって?」 先日の結婚の騒動で、ようやく自分の気持ちを決めることができた。 今まで言えなかった、いや、言わなかったことを言うよ 「うん、今すぐには難しいけど、できるだけ早くできるようにがんばるよ、俺」 彩さん、俺は君と違って、ヨクバリな男かもしれない。 確かに、歴史修正の任務も大事だ。 「小…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/%c6%f3%c... - 2008年02月11日更新

秋本彩

|タイトル|作者名| |[[二度目の約束]]|| |[[しあわせ湯]]|[[「水道局」氏]]|…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/%bd%a9%c... - 2008年05月06日更新

6:312-317

「小波さん、次はあっち行こうよ♪」 「はぁ…(ほんと、元気だなあ沙耶ちゃんは…)」 お化け屋敷1回、コーヒーカップ2回、昼食の後に回転木馬2回、ジェットコースター3回、そして観覧車2回… 一日中連れ回された小波は参っていた。 今日のデートは遊園地がいいと言っていたのだが、それを承諾したのは正直失敗だと思った。 普段の体力ならこれだけ回っても何とかなるのだろうが、今週はとりわけ仕事も野球の練習もハードだった。 自分の体力の過信を小波は悔いた。 ふと時計に目をやる。時間はまだまだある。今は沙耶…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/6%3a312%... - 2008年08月18日更新

6:463-469

10月の終わり、工場の命運が懸かっていた市役所の市民課との試合に見事勝利した小波はすぐに沙耶に電話をかけ、 工場、ひいては自分の無事を報告した。 「もしもし。」 「もしもし、小波さん?お父さんから聞いたよ!試合、勝ったんだって!?」 「うん。とりあえず、これで工場の立て直しの目処が立ったよ。」 「よかった……また、小波さんの島送りがかかってたんだよね? 小波さんと離れ離れになるのなんて、絶対イヤだもん。」 「約束したでしょ?絶対勝つって。」 「まあ、そうだけど…でも、小波さんにも分かって…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/6%3a463%... - 2008年08月30日更新

6:824-827

「…お父さん、大事な話って何?」 「……」 あるとても寒い冬の日。陽は既に落ち、外は冷たい風が吹き荒れている。 和桐製作所の社長であり、そして沙耶の父でもある文雄は沈痛な表情で押し黙っている。 「沙耶、…その…」 「いいよ、言わなくても分かってるから。…もう家には戻ってこないんでしょ?母さん。」 「……」 重い口を開け、話し始めようとするのを沙耶は遮った。 出鼻をくじかれた文雄は二の句が継げなくなってしまった。 1週間前から母は家から姿を消していた。 この場で言わずとも父が言わん…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/6%3a824%... - 2008年10月13日更新

和桐沙耶

|タイトル|作者名| |[[6:312-317]]|| |[[6:463-469]]|| |[[6:824-827]]||…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/%cf%c2%b... - 2008年10月13日更新

パワポケ6

[[和桐沙耶]] [[木岡鈴音]] [[秋本彩]] [[蕪崎詩乃]] [[菊池瞳]] [[島岡希美]] [[ヘルガ]]…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/%a5%d1%a... - 2007年12月01日更新

はじめてのぴーぴんぐ

 空を覆う木の葉の隙間から、私たちを照らす満月。 胸を切なく締め付けてくるその光の円を、 私――木岡鈴音はじっと見つめていました。  古典に書かれていたように、夏は月の輝く夜が一番良い。 そんなことをしみじみと思います。 蛍を見ることができないのは、少し残念でしたけれど、 静寂の森林の空気は、それを補ってあまるほど心地よいものです。 「鈴音さん」  耳に入った愛しの人の声に誘われて、 ゆっくりと、視線を幸せな重みがある膝上に向ける。 「どうしました?」  敷物もなく座り込んでいるのは…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/%a4%cf%a... - 2008年11月03日更新

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