ピンポーンとチャイムが鳴る音がした。心臓の鼓動が早くなるのがわかる、もう、大丈夫だ…大丈夫なはずだ………
「あ、あ……あれから、一ヶ月もたっているんだ…だから…」
ドアの前に立って覗き穴から訪問客の姿を見る、恵理だったら…居留守を使わなければならない。

外にいるのは、ここ何日も新聞を取らないかと勧誘してくる中年の男だった。話すと長くなって面倒なので、部屋に戻り相手が帰るのを待った。
物音を立てないようにベッドに入り横になる、今みたいに何もしないでいるときはどうしても恵理のことを考えてしまう。
少年はあれから一度も恵理と話していなかった、姿を何度か見かけたが声をかけるなんてとてもできなくて…
この前のことを謝るべきなのは十分承知していたが、とても正面から向き合うだけの勇気はなかった。
「……………」
もう一つ、謝罪を躊躇してしまうのは理由があった。それは…
……恵理を自分の手で汚したい、もう妄想だけでは満足できなくなっていた。
少年がどれほど忘れようとしても、頭から振り払った生々しいイメージは、すぐに蘇り全身を興奮で熱くさせる。
「白木、さん……俺、どうしたら……」
この手で触れ、恵理のぬくもりを感じたい…たとえ嫌がられたとしても。さっき抜いたばかりなのに、ペニスは天を突くように上を向く。
もう何度恵理を思い自分自身を慰めたことか、行為を繰り返すほどに恵理への思いが強くなる。
しかし、決して最後の線を踏み越えるようなことは考えなかった。そんなことをしたら今度こそ終わりだ……
性欲に支配され、我を忘れかけている少年にもそのくらいのことはわかっていた。

ふと、時計を見る…もう8時か……
今日はバイトもない日、さっさと宿題を片付けてゆっくりしようと思っていたが、外はいつの間にか真っ暗だった。
少年はふらふらと立ち上がり、台所までいって水を飲む……冷たい水が身体に染み込めば、少し落ち着いたような気がした。
帰ってきてから何も食べていないのですっかり空腹になっている。何かないかと冷蔵庫を開けると、悲しいくらいにそこは空っぽだった。
「何もないか………しょうがない、コンビニにでも…」
少年は自転車の鍵と財布を持ち、近くにあるコンビニに行くために外に出た。


「あ…………」
「………………」
最悪のタイミングだった、外に出た瞬間、少年と恵理は鉢合わせしてしまう。
前にあったことがあったことだから、本当はきちんと謝るべきにもかかわらず何も声をかけられなかった。
恵理も、気まずいのか…何も言ってこない、目を伏せたまますれ違おうとする。
「…………………白木さん…」
部屋に戻ろうとする恵理の後ろ姿を見ながら、押さえ込んでいた衝動が膨れ上がり、破裂しようとしていたのを感じ取る。
熱い何かが、全身をあわただしく駆け巡る。思わず振り向いて、何も考えられないままふらふらと恵理の後を追った。
いまさら何をしようっていうんだ………少年の理性は身体を止めようとする。
足音に気がついたのか恵理が少年のほうを振り向く、できるだけ落ち着こうと思うが、どうしても表情はこわばってしまう。
無理もないことだった…恵理は、1ヶ月ほど前に少年に襲われかけたのだから。
「…………………」
視線がぶつかると恵理はさっと目をそらしてしまう、その行為が余計に少年の感情を高ぶらせた。
謝ってくれるのかな……気にしていないといえば嘘になるが、もう気にしてないからって言えば…こんな気まずくなったりしないのかな…
目線をずらしながら、恵理は重苦しい沈黙の中、そう考えていた。

(白木さん…やっぱり俺のこと、許して…ない、よな…)
少年は恵理のそぶりを見て、この場から早くいなくなろうと考えているのか、そう思い違いをして軽く落ち込んで、
しかし目は相変わらず胸やら腰の辺り、そしてフィットしたジーンズに隠れた、むちむちしていそうな太ももと移動していた。
(こんないやらしい目つきで見てるなんて知ったら…ますます嫌われるよな、でも…)
恵理は、上目遣いになりながら不思議そうな顔をして少年を見ている。なぜ黙っているのか…こっちから切り出したほうがいいのか……
でも、少年を傷つけてしまわないだろうか……頭の中がぐちゃぐちゃになってしまいそうだ。
「ね、ねえ……」
恵理は意を決して声をかける、相手は自分よりもずっと年下…なら、謝るきっかけを作ってあげるのもいいかなと思って…
「………」
次の瞬間、少年は恵理を強引に部屋に連れ込んでいた…

(どうして、こんなことを……また…)
してしまったことに少年もひどく驚いていた、さっきまで、なんていって謝ればいいか考えていたのに、
気がついたら自分の部屋に恵理の柔らかな身体を押し込み、こうやって床に倒して、迫っているのだから…
「いやっ…ちょっと、離して!」
当然、恵理はのしかかる少年を叩いて引っかいて、上にある身体を振りほどこうともがく。
「……だめ、いけないわ………お願いだから考え直し…」
「うるさい!」
本能的に恐怖を感じたのか恵理の抵抗が突然無くなる、それをいいことに少年はブラウスを引きちぎり、
カップの大きなブラも無理矢理外してしまう。あらわになったふっくらと柔らかそうな乳房にごくりと生唾を飲み。
高められた興奮を隠すことなく荒々しい手つきで、ふにゅっと柔らかい、そのままの乳房を遠慮なく揉み始めた。
「んんっ、痛い……いや…ぁ…、どうして、私……誰にも言ってないのに…」
「……………………」
恵理の問いかけには一切答えない、少年は…ただひたすら、わしづかみにした乳房を手の中で弾ませ、こね回し、押しつぶす。

少年は、心の底から恵理を陵辱したいと思っているわけではなかった。
(無理矢理…なんて………したいわけじゃないのに、手が、止まらない…)
手のひらに残る柔らかく、そして重たい乳房の感触、甘美な心地に次第に何も考えられなくなっていく。
手が触れるたびにぷるぷると揺れる豊満な乳房、その円の中心には濃いピンク色の乳首が……
妄想の中の恵理よりも本物のほうが何十倍も少年の性欲を掻き立てる、全身を走る衝動に身をゆだねながら乳首に吸い付いた。
(もう、どうなってもいい……生の白木さん見てたら……)
夢にまで見た乳房に触れて理性はすっかり消し飛んでいる。ちゅうぅっ…と品の無い唾液の音を立てて、強く小さな突端にむしゃぶりついた。
「や……あ、んっ……はあぁ…だめぇ……」
恵理は顔を赤くして、もじもじと身をよじらせる。最初こそ少年の大声に気圧されてしまい、怖くなってまったく動けなかった。
だが、こんな状況にもかかわらず、恵理の心の中では小さな火がくすぶる…少年が触れて、その性欲をぶつけるたびにその火は大きくなって、
やがて全身を包み込み、異様なほどの熱気を感じていた。


「はうっ………」
恵理の熱に浮かされたような小さなため息、それが少年の衝動をさらに強くする。
「じゅるっ……はあ、はあぁ……硬くなってる…」
自己主張は控えめな恵理の先端、それがこりこりと硬さを増して、口を離すと、少年にぴんっと立った様子を見せる。
「感じてるの…白木さん……?」
違う……恵理はそう言いたかった、でも、舌で転がされたところが甘く痺れている。その痺れは乳首から乳輪、
そして仰向けになっているにもかかわらずほとんど垂れていない、豊かでそれでいて形のいい巨乳に広がる。
「あうっ…あ、ああっ、ん……」
恵理は、少年が乳首を舌でちろちろと弄んでいるのを止めようと顔を押し戻していた。だが力ではまったくかなわない。
次第に疲れと、断続的にやってくる快感に力が入らなくなり、ぐったりとしてしまう。
「ひゃうん、あふう、だ……め…………」
身体が溶けてしまいそうだ、少年の胸への愛撫は決してうまいわけでもなく、ただ荒々しいだけ……
しかし、激しい行為を望み、またそのようにして開発されてきた恵理は、乱暴に胸を揉まれるだけでも気持ちよくなってしまう。
「や…ぁ、なんで……痛いのに………変、私の身体…」
「白木さんって、乱暴にすると気持ちよさそう…無理矢理されるのが好きなの?」
抵抗しないと知った少年は口の端をゆがめ組み敷かれた恵理を見下ろす。
(違う…何言ってるんだよ…)
少年は内心で驚いていた、本当なら謝罪の言葉の一つでも出すべきなのに、恵理を挑発するような言葉を…言ってしまってたのだから。
心と身体が切り離されてしまったようだ、どんなにこんなひどいことはやめようと頭で考えても、身体が言うことを聞いてくれない。
手にはますます力がこもり、恵理の乳房を揉み潰そうとするほどだった。
(でも…白木さん、すごく気持ちよさそう、こんなのでいいの? だから襲われて、感じてたのか…?)
恵理の上気した顔を見る、頬は赤く染まり視線は空ろだ…あの時と同じだ……
少年の罪悪感、恵理を思い浮かべ、自分の欲望を発散させるときに常に感じていた申し訳ないという気持ちは何だったのか。
言いようの無い感情の迸りが少年の理性をどこかに追いやってしまう。たぷたぷした乳房をさらに強く握り込む。
(馬鹿みたいじゃないか…俺一人で、ずっと悩んでたのかよ……)
「だったら…こんなだったら………………………
…………もっと早くにやっちゃえばよかった、”恵理”は俺に犯されるの………待ってたんだろ?」
「あのときだって、俺のこと誘ってたんだろ? こういうことしてほしかった…違う?」

少年は恵理の胸に手を宛がったまま、不意をついて唇を奪ってしまう。気持ちよさに喘ぐ恵理の顔入りがわずかに変わった…ような気がした。
舌で閉じられた唇をこじ開けてにゅるっと舌を侵入させると、ほんのりと甘い味が広がる。
少年は鼻息を荒くしたまま恵理の唇に吸い付き、舌を絡ませる…柔らかくてねとねとしてて何ともいえない心地だ。
「じゅるっ…ちゅっ………じゅるう〜っ……ぴちゃ、ぷちゃっ……じゅっ、じゅぷっ…」
下品な音を立てながら、息苦しくなる寸前まで恵理の舌を自分の舌で弄繰り回し、歯茎から内頬まで舐め取り唾液を飲み込む。
恵理との初めてのキスはまさに夢心地…唇を離しても唾液の線が二人をつなぐ。
「っ……んっ…! あはあ…ぁ…っ…」
無理矢理キスしている間……恵理は確かに少年の唇を心の奥底では求めていた、無理矢理なのに………
自分から舌を押し付けて、唾液を流し込んで…まるで愛する人との口付けのように…
しかも、唇を離したとき、もっと……と少年のキスを求めるような声を上げてしまう。どうして……考えてもわからない。
呼び方を変えてしまうほどの急な心変わり…少年の瞳が冷たく恵理を見据える。
――犯されるのが好きなんだろ?
恵理の頭の中で、何度も少年の言葉が繰り返される…思い当たることが無いわけではない。
前の彼に捧げた初めても、半ばレイプのようなものだった、それからもずっと荒々しい行為しか知らない。
以前、夜道で痴漢されたときも…秘所からだらしなく蜜を溢れさせるほどに感じ、男が手慣れていたら最後までいっていただろう。
違う、違うよ…こんなことで気持ちよくなっちゃ…! 恵理は自分を何とか奮い立たせる、しかし……
「こっちも触るね、恵理……」
少年は冷たく笑うと、ジーンズに手をかける。ボタンを外しファスナーを下ろす。


お尻に引っかかってうまく脱げなかったが強引に足首の辺りまでずり下げてしまう。水色のブラとお揃いの下着がはっきりと見える。
「やっ………お願い、ゆる…………」
そんなわけには行かない、そう言うかのように少年は恵理の割れ目を下着越しになぞった。
ふにっと柔らかい肉が軽く沈ませた指に吸い付くようで、意識しなくても上下に往復させる指は早く、激しくなった。
「ああん、そ、そこだめ…くう…んっ……は、ふうぅ……」
下着に蜜が染み出す、恵理は自分の秘所が濡れていることにさえ気づいていなかった、少年に犯されどれだけ我を忘れていたのか……

「もう濡れてるじゃないか、そんなに気持ちよかったのか?」
少年は恵理に触れ、彼女を支配し今までに無い高揚感に包まれた。しかし……思いのほか簡単に手に入ったことに疑問を覚える。
「………誰にでもこうなのかよ、恵理は強引に触られただけで簡単に濡れるのか?」
「あ、あく…っ、そっち、だめ……弱い、から…………」
少年は恵理の声を無視し、下着越しから、染みを広げるように、土手…クリトリス…膣口と順番に形を確かめながら指を滑らせる。
羽でくすぐるような穏やかな指使いから、一転して突き込むように指を押し付けたりして恵理の反応を伺う。
いつの間にか少年には余裕ができていた、自分よりずっと年上だが…弱弱しく抵抗すらできない恵理。
それどころか少年を求めるような仕草をしているのを見て、もっと好きにやってもいいんだ…と思い始めてしまい、
敏感に反応してくれる恵理の豊満な身体をおもちゃにしていた。
「弱いってことは、触ってもいいんだよね、恵理…」
上下関係を思い知らせるみたいに、恵理の名前を冷たく呼び捨てにする。もう初々しく恵理を意識していた自分はどこにもいない。
今いるのは…思いのままに欲望を満たそうとする一匹の牡だった…

少年の指に恵理の愛液がまとわりつく、若干とろっとしていて、少年はその指をためらうことなく口に運び恵理の味を確かめた。
言葉では例えようの無い複雑な味、しかし興奮しすぎているのか、味わったことの無い甘美なものに感じられた。
「はあ…はあ………いや…やだよぉ………」
これ以上少年に続けさせてはいけない、恵理は視線を少年にぶつけ自分に言い聞かせるように首を何度も横に振る。
「嘘つくな、もっと……してほしいんだろ? 恵理のマンコはそう言ってる」
少年は嫌がる恵理にますます息を荒くする、血走った目のままパンツを下げて、恵理の下半身を裸にしてしまった。
足首を掴んで強引に広げると、むわっと熱気のようなものが少年の頬に触れ、そのあとに甘く生々しい匂いが鼻をくすぐる。
「もう濡れてる………やっぱり気持ちよかったんじゃないか、何が嫌なんだ?」

恵理のマンコを指先で左右に開き、目を凝らすと濃いピンク色の粘膜が見える。しっかりと濡れているのかてらてらと光っていた。
少年はその粘液を掬い取って、指先を恵理の唇に押し付ける。ぷるんっと指を押し返すぷにぷにした弾力…それが楽しくてさらに力をこめる。
「汚れちゃったな…恵理、舐めてよ」
有無を言わさず、恵理の口内に人差し指、中指をねじ込み、舐めてきれいにするよう無言の圧力をかけた。
「ん……ちゅっ……んむ…、ひっく……」
恵理の舌が指先に押し当てられ、爪から関節までなぞられるとくすぐったくて気持ちよく、思わずむにゅっと恵理の乳房を揉み潰す。
しばらく舐めさせたあと指を引き抜き、今度は自分で舐める、恵理の甘い味が口の中で唾液に乗り、喉のほうまで広がった。

「触ってほしいか?」
少年は、横たわり脚を開く恵理に問いかける。このままもっと恵理の使い込まれていないマンコをいじるのもよかったが……
ズボンの中で精を吐き出したくて震えているペニスを鎮めたくて、呼吸をするたびに揺れている巨乳に目を付けた。
「恵理、その大きくてエロいおっぱいで俺の…挟んでよ」
理性を失った少年は、恵理の身体で自分の妄想を現実にすることしか考えていない。
勃起したペニスを外に出して、恵理の上に馬乗りになると、胸の谷間に勃起した剛直を挟み込み、そこから胸を寄せる。
ふにゅふにゅと柔らかくふんわりした脂肪の塊を使って左右から脈打つペニスを押さえつける。
「はうっ…あん……ん…………うっ」
恵理はくぐもった声を出すだけだ、少年は反応が薄いことにがっかりするが、それなら声を出させてやろうと乳首をきゅっと引っ張った。
「……きゃんっ、ひゃ…あ…! っ…」


途端に恵理の声が甲高くなる、耐えようとしているのだが、全身が敏感になっているので乳首を摘まれるだけでも、
身体中は、まるで電流が走るみたいにびくっびくっと痙攣する。認めたくないが…少年に触れられるだけでも気持ちよかった。
襲われているのに…犯されているのに………乳首はぴんっと上を向き、割れ目からは愛液が溢れる。
「だ…………め…」

恵理の乳房に少年のペニスが挟まっている…たまらなく心地よかった。どす黒い願望を実現できたことで、この上なく興奮していて、
気を抜くとすぐにでもいってしまいそうだった。両手でぷよぷよした乳房の位置を固定させて、腰を前後に振りペニスを谷間で出し入れする。
突き上げて引き抜くたびに、ふんわりしてて、さらに汗でしっとりした巨乳に竿から亀頭まで擦り上げられたことで快感は何倍にも増し、
こみ上げる射精感を必死にこらえながら、ずちゅっ…にゅぷるっと先走りで滑りのよくなったペニスを往復させる。
「く………こうやって…他の男にも、パイズリしてやったんだろ!?」
少年の声で恵理はぼんやりとした気持ちから引き戻される、そして首をわずかに振って視線を遠くに投げた。
しかし反抗はしない…もうそんなつもりにはなれなかった。身体が言うことを聞いてくれない。
「ん…あ、………はあっ、はあっ……んくっ…………」
胸の谷間に感じる、熱いペニスの鼓動、乳房を擦られるむず痒さ……刺激としてはたいしたことはなかった。
でも…少年の狂気がにじみ出た瞳……力ずくで彼のものにされている、そう思うと…秘芯からは、愛液がとめどなく溢れる。
どうしちゃったんだろう……恵理は気持ちよさにおぼれそうな、しかしかろうじて理性を保っている頭で考えている。
「や…あ………ん、んっ……………ふ…あっ……」
目を下にやると、少年が突き上げるたびに膨れ上がった亀頭が顔を覗かせていた。
最大限に勃起しているであろうそれは、恵理にとっては凶器にしか感じられない、しかし…………
すぐにペニスから吐き出されるであろう、生暖かくて、どろどろしてて、嫌な匂いのする欲望の塊を待ち望んでいる自分も……そこにはいた。
だからなのかもしれない、無意識のうちに自分から乳房を寄せて、少年のペニスにもっと刺激を与えてしまっていた。

恵理が自分からペニスを挟み込んでくれている、それをいいことに少年は荒々しく乳肉を揉みながら、ぎゅううっとペニスを強く押し付ける。
大きなふかふかと暖かく、それでいて重たくペニスにのしかかり程よい具合で締め付ける……
さらに、唾液とカウパーでぬちゅぬちゅとよく滑るため、自然と腰を振る動きも早くなり、すぐにでも射精してしまいそうだった。
「くうっ……恵理…………恵理…………」
少年はうわごとのように恵理の名前をつぶやきながら、一心不乱に乳房を掴み、揉み潰し、乳首を親指でこねくり回しながら、
挟み込んで埋もれてしまったペニスを何度も何度も往復させて、そこから与えられる強烈な快感に酔いしれていた。


「や…乳首、だめ……はうっ、んん、ん……」
ゆさゆさと揺れるたわわな果実…その揺れを止める要領で、少年が恵理の乳房をしっかり掴む。
抵抗を許さない少年の手つき、無言のまま乳房を揉みしだいていたが、もう二度と離さない…そう言われているようにも感じた。
「んふ…っ……あん…………ぁ………っ」
少年は、胸を押さえ込むような触り方から、今度は下から持ち上げるように支えながら、たっぷりした膨らみに指を食い込ませてきた
さほど力を入れなくても、指先はどんどん乳房の自重でめり込んでいく、どれだけ柔らかいかは容易にわかるだろう。
実り豊かな胸を、手の中で存在感を確かめるような触り方で弄ばれる、それが余計に気持ちよく、自然と恵理の身体も熱く火照る。
腰はいやらしくくねってしまい、左右の胸でしっかりと挟んだペニスにむにゅむにゅと圧力を加えてしまう。
「っ……すごい……恵理の、胸が…」
すぐに出してしまうのはもったいないと少年は時々腰の動きを止めて、ペニスの疼きを鎮める。
だが、亀頭を飲み込み竿にまとわりつく柔肌に、すぐに我慢できなくなって、もっと強い刺激がほしくなり、さらにストロークを強くする。
「はあっ…はあっ……こ、れが…パイズリ…」
少年は自分でも知らないうちに手が忙しく動き回り乳を苛んでいる、恵理の乳房は揉み解されることで熱と柔らかさを増し、
ペニスを上下に運動させると合わせて、重たくも、しかし今にもこぼれそうな塊がたぷんたぷんと波打つ。


「あん……ひゃ、んっ……だめ、だめ………」
弱弱しい抵抗もきっと口だけなのだろう、いじめてやりたい、きっと恵理はいじめてほしいんだ……少年はそんな都合のいいことを考え、
踊る乳房を手のひらで押さえつけて、溢れる先走りを擦りつけ、膨れ上がり射精が間近いであろう亀頭を恵理の口に突きつけた。
「……舐めろ」

少年の、快楽に我を忘れた瞳……恵理は目をそむけながら、おそるおそる饐えた臭いのする亀頭に、かわいらしい舌を近づける。
ちゅっ……舌が鈴口に触れ、唇が亀頭を上下から挟む。少年は胸と唇の刺激に目を瞑って腰を震わせた。
「ん……っ、ちゅ…ぅ………」
恵理は言われるがまま口の中で亀頭を頬張る、嫌がらなかったのは…少年を求めているからなのだろう。
もうどうでもよかった、好きにして構わない……諦めの気持ちと、快楽を貪りたいという本能が恵理を素直にさせる。
「くちゅっ……ちゅぱっ…、ぴちゃっ、ちゅぽ…っ……じゅるっ、じゅぷっ……」

胸を自分で押さえたまま、目の前にあるペニスの赤黒い先端をカリ首のほうまで満遍なく舐め回す。
ざらざらしている舌を亀頭の粘膜に押し付けて、その舌を前後に動かし、さらに回転させることでいろいろな角度から刺激を与えた。
「………うっ…はあ、はああっ……」
豊かな胸でしてもらうだけでも気持ちよかったのに、さらに先っぽをしゃぶってもらって、一気に射精まで引き上げられてしまう。
恵理の舌使いを敏感なところで感じる、竿と亀頭の境目からカリ、そのまま亀頭を滑らせ鈴口まで、
先端では舌を尖らせて尿道に舌先を押し込もうとしている…慣れている舌の動きに少年はどんどん翻弄されていた。
「くっ…そこ……もっと、舌で…吸い付くように…」
「ちゅぷっ、ぴちゃっ……ん、んふっ……ちゅっ、ちゅくっ……」
恵理にもっと強くと命じながらも、少し気分を変えないとあっけなくいってしまいそうだったので、胸をパン生地のようにこね回す。
手を大きく動かすたびに気持ちよさそうに、そして悩ましげに身体をくねらせる恵理。その姿に少年はさらに興奮してしまう。
押し付けた指先には、ずぶっと指が深くまで埋まってしまいそうな程の柔らかい塊の存在感を覚えた。
服の上からでも目立っていた恵理の乳房、きっと多くの男を興奮させ、舐めるような視線を吸い寄せ続けてきたのだろう。
少年には女性の乳房を触った経験などない、しかし恵理の胸が極上品であることくらいははっきりとわかっていた。
「……ぁ…あ………ん、ん…………」

プニプニと弾み、手の中で踊っている二つの塊、揉めば揉むほどに熱くなり、手のひらに体温が伝わる。
下から持ち上げるように指先を沈め、少年は恵理の胸の形を歪ませる。歪ませるほどに乳房に埋もれたペニスは締め付けられ、
脳の奥がしびれるような快感を身体の芯から堪能した。そして重たいその二つの肉の果実を揉みくちゃにし、興奮の吐息を吐きかけて、
「っ……恵理、くあ…ぁ……」
言葉にならない声を上げながら両方円運動を描くように脂肪の塊を弄んで、揉み上げ、乳首を抓るようにひねる。
「ふ…あ……あっ、あっ…ち、くび……………ぃ…あああっ…!」」
恵理が何かを言いかけるが、喘ぎ声にかき消された。快楽をむさぼることだけが目的の少年にとってはどうでもよかったが。
ペニスをこぼれそうな、すべすべで重たいヴェールに包み込ませると、同時に指をこれまで以上に食い込ませ、揉みくちゃにする。
恵理の身体から熱の移った手は、まるでお前を味わい尽くすという意志を伝えるかのように、乳房を夢中に揉み上げていた。

「う……っ、恵理…出すぞ、一滴残らず飲み干すんだ…!!!」
いい加減射精したくなったのか、少年は腰を激しく振ってラストスパートをかける、それにあわせて恵理の身体も揺さぶられる。
こみ上げてくる強い衝動、すべてを恵理にぶつけたい…そう考えながら身体の中でうごめく欲望に任せて、胸をたぷたぷ波打たせ、
恵理の、汗なのか、体臭なのか…濃くなってきている匂いに包まれて、とどめとばかりに乳房を寄せて谷間を深くする。
「く、っ………ううぅっ!!!!」


強烈に圧迫されたペニスは、とうとう我慢の限界になり、少年は頭の中が真っ白になるのを感じた。
そして、ペニスは身体の中でうごめいていた精液を一気に発射させる。
びゅくっ、ぶびゅるうっ!!っと音を立てて勢いよく白濁が恵理に降り注いだ。
「……ぁ…、っ…………」
恵理は、何も考えられないまま、少年に胸での奉仕を続けていた。しかし、浴びせかけられる精液に突然現実に引き戻された。
熱い……どろっとした、まるでゼリーのような濃厚な牡の精に…甘く、息をついてしまう。


「ん……はふうっ…あむ……れろっ」
二つの肉の果実の間には、精液がびっしりとこびりついている、それをティッシュで掬い取り………欲望の痕跡を拭い取る。
こうすることで、少年に屈服させられ、支配され、獣のような欲望のはけ口にされたことを忘れたかった。
恵理はどこか名残惜しそうに、どろどろになったティッシュを見つめる、………欲しい、口だけじゃなくて…あふれる泉の中を、
まだ硬さを失っていない、天を突くような肉棒でぐちゃぐちゃにかき混ぜて欲しかった。これは本心だった……
「……許して、お願い………も、もういいでしょ?」
しかし、口から出た言葉は、気持ちとはあまりに真逆なもので、理性は…溺れつつある恵理を引き上げようとしている。
「ここは、そうは言ってないよな…俺だって、まだ…こんなんじゃ満足できない」
少年もうすうす感づいているのかもしれない、恵理はペニスを求めている、淫欲に中てられ、我を忘れ…ただの牝に戻ろうとしているのを。

少年は恵理の身体を起こし、後ろ向きにさせる。目の前にはむっちりとした白いお尻、奥には太ももまでだらしなく蜜を垂れ流した入り口が…
「後ろからしてやるよ………」
大きく成熟した、まるで桃のようなヒップにごくりとつばを飲む。身体が熱っぽくなっているのか肌はわずかに桃色に染まっている。
両手でさわさわと、引っかかるところのないなだらかな曲線をまさぐる、しっとりと汗ばんだ肌が手のひらにまとわりつくようで心地いい。
もっとも、恵理にとっては、さっきまでの刺激と比べるとあまりに物足りないだろうが。
「はぁっ……んあ、くっ………」
ぞわぞわと、虫が這うみたいな感触、ちりちりと遠くから火であぶられているようだ、くすぐったいけど、むずむずしておかしくなりそう。
いいようにじらされて、恵理は知らないうちに、少年に身体を押し付けおねだりをしてしまっていた。
「ん、ふっ……じらしちゃ、やだぁ………あ…」
今度は、本能が理性を乗り越えてしまった、お尻を振って、早く…と、しとどに愛液を流す秘所を高く上げて。

恵理が入れてほしいとお願いしている、一度の射精で落ち着いた少年の心は煮え滾る寸前まで持ち上げられた、
だが…こっちを上目遣いで、うっすらと涙のにじんだ瞳で挿入をせがむ、優位に立っているのは自分だと少年は冷たく笑った。
「やめてほしいんじゃ……なかったの?」
まだ出し足りないと硬さを保っているペニスを恵理の膣口に押し付け、身体を上下に動かし割れ目をなぞらせる。
くちゅ、くちゅっと粘膜同士がこすれあい水音を立てる、熱く柔らかい媚肉に息を荒くしながら宛がった先端だけを沈めた。
「ひゃ!…あ………っ、ああっ、はあぁ………」
お尻をこっちに突き出して、自分からペニスを子宮まで導こうとする恵理、しかし少年は脈打つ肉竿を引き抜いてしまった。
少年の手のひらで弄ばれていることはわかっていた。でも………今の恵理にとっては、そんなことはどうでもいいことだった。
「どう…して…? お願い、して…ぇ………」
青臭い性欲をぶつけられ、自らの肉体を物みたいに扱われているとしても、むしろ…恵理にとってはそれこそが心奥で望んでいたことで、
その被虐嗜好を引き出されてしまった今、自分の欲求を隠す必要はどこにもなかった。

少年にとっても、無理矢理襲い掛かったのにそれを受け入れてしまう恵理の態度は意外で、欲求に流されてここまで来たが、
疑問を感じていないわけではなかった。ただ…恵理のぼんやりとした瞳を見ていると、彼女の雰囲気に身体が絡め取られるような気がしていた。
「してほしいのか? 恵理…今からレイプされるのに、チンポ入れてほしいなんて変じゃないか?」
少年は小さく笑い、もう一度入り口のごく浅いところで、張り詰めた亀頭を出し入れする。蜜塗れの膣壁を押し広げて…
こんなはずじゃなかったのに…心の奥に押し込められた良心や理性がつぶやく、だが、すぐに全身を走る衝動にかき消されてしまった。
「ああ、ぁん……っ…ひん…っ……」
恵理の甘い声が聞こえる、声が……少年の本能がさらに膨れ上がる………何も考えたくなくなるまでに。
「おねだりくらいしてみろよ、恵理のスケベなおねだり、聞かせてくれよ……」
大きなお尻を掴んで、ペニスをねじ込むようなそぶりを見せる、しかしそぶりだけ…一線を踏み越えるような真似はしない。
もちろん、少年もさっさと入れてしまいたかったが…恵理が、追い詰められた恵理が我を忘れる光景が見たくて仕方がなかった。
どこまでもいじめてやりたい、踏みにじってやりたい…ずっと年上の女性への歪んだ思い、それを昇華したかった。


「……………………して、してください」
「何を? もっとはっきり言わないとわからないぞ」
「セックス………おちんちんを、入れて、ください……はしたない恵理のオマンコに、硬くて熱いおちんちんを入れてくださいっ!」

恵理の言葉は少年を満足させるものだった、しかし……妙に言い慣れていたような気がした、きっと前の男も恵理に…
彼女のマゾヒスティックな部分を見抜いて、少年がしたことと同じようなことをさせていたのかもしれない。
「…入れてやるよ…………」
他の男への嫉妬心を胸に秘めながらも、少年はためらうことなく恵理の秘泉に自らの肉棒を沈め、奥まで一気に突き込む。
ペニスは根元近くまで埋まっている、温かく程よい締め付け…強烈な快感のせいか、知らないうちに全身がぶるっと震えた。
「ぁ…ああっ! あ、はあんっ……っ……!」
恵理は目を閉じて耐えていた、少年の勃起したペニスは恵理の狭い粘膜を掻き分けて子宮の入り口近くまで来ている。
欲求を満たす機会のほとんどなかった身体は、剛直の一突きで、飛び上がるくらいの強い刺激を浴びせられてしまう。
「や……っ、あう……気持ち、いい……オマン、コ…いいよぉ………」
だらしなく口を半開きにし、さらによだれまで垂らしている、目の焦点は合っていない、ペニスに狂う牝がそこにはいた。
肉槍に貫かれる前から、さんざん続けられた少年からの責めに、身体は火をつけられていた。
確かにそれは、最初は小さな、小さな火だった………行為が進むにつれて火は大きくなり、今は身体中を焼き尽くしているようだ。
息苦しくなるほどの、それでいてたまらなく心地よい熱さ、恵理は何もかもを忘れて、その炎に身を浸らせることさえ考える。

「あっ、あっ、ああんっ…おちんちん、もっと、もっと…ちょうだいっ! オマンコ、ぐちょぐちょにしてぇっ!」
乱れきった恵理は少年に蕩けた顔を向けながら、ペニスをぬらぬらと愛液をこぼしている秘壷で飲み込んだ。
「っっ……すごい、締まる…」
恵理の媚壁は少年のペニスを食べるような勢いで締め付け、精液を搾り取ろうとする、少年の顔が快楽で歪む。
ぎゅっ……ぐにゅるっ……っといろいろな方向から膣壁が絡みつき、一方でカリ高のペニスは粘膜を押し広げ、
少年はピストン運動を続けることで、蜜と先走りの混じりあった液体を割れ目から外に掻き出していった。
「はあっ、はあっ…ああん、あんっ…はう…ぅ……あ、あ」
恵理の秘奥に導かれるままに前後運動を続ける少年、ペニスの動きは単調なものだったが燃え上がった恵理には些細なことで、
ただ、欲望のままに恵理の肉壷を荒々しくかき混ぜられるだけで、身体が浮かび上がってしまうような気持ちよさを感じてしまう。
「はあっ、…気持ち、よさそうな……声出して…はあっ、そんなに、感じてるのか?」
早いペースで呼吸しながら少年は恵理に問いかける、もっとも、喘ぎ続ける恵理の耳には入っていなかった。
「あ、ああ…はあ、あんっ………ん、んふっ、はあ、はあ…もっと、いっぱい……」
恵理がくびれた腰を、大きく豊満なお尻を揺さぶると、ペニスの入る角度が変わり、膣壁に亀頭が強く押し付けられる。
無意識のうちにびくんっと身体を跳ねる、例えようのない全身鳥肌が立ってしまいそうなぞくぞくとした感覚…恵理は心から楽しんでいた。
犯されるということを…剛直で貫かれ、女としての本能を引きずり出され、次第に何も考えられなくなっていく。
「ああーーんっ、あ、ああんっ! ねえ………もっと、激し、く…ぅ……」

恵理の甘い声は少年の興奮を信じられないほどの勢いで高める、腰をつかむ手は爪が食い込みそうなほどに強くなり、
抽送もより大きく、早くなっていく。狭い間隔のストロークで、亀頭を膣口の浅いところから、子宮の入り口ににぶつける。
ぐちゅっ、ぐちょっとペニスを突き立てるごとに、粘着質な音はどんどん強くなる。
いつしか狭く薄暗い部屋の中では、少年と恵理の吐息と水音が絡み合い、淫靡な雰囲気を作り出していた。
「うっ……恵理、恵理………」
ぶちゅっ、ぐちゅっ…とかき混ぜられた液体が白く泡立ち、結合部から太ももまで垂れる、とどまることを知らず溢れる恵理の淫汁。
ペニスは肉壁を掻き分けて広げ、ぎゅうぎゅうと戻ろうとする圧力に耐えながら、奥へ奥へと進んでいく。
恵理が身体の向きを微妙にずらすので、そのたびに締め付け押しつぶす力がいろいろな方向から押し寄せてきて、
さらに中のヒダヒダが亀頭、竿、裏筋と次々と敏感な部分を擦り、責め上げるので、少年は下半身に力を入れていくのを我慢する。
「はあ…はあ、こ、これ以上進まないな………」


恵理の媚肉を突き進むペニスは、やがてある部分で止まる。少年はそこにこつん…と先端をぶつける。
「………!! ん………っ!!」
恵理の表情がまた変わる、身体の奥底からの激しい、稲妻のような刺激…痛みにも似たものを感じたが、すぐにそれは気持ちよさに置き換わる。
びくっびくっと、身体を痙攣させながら、その衝撃をもっと味わいたいのか、盛りのついた犬のように腰を振り、子宮口に亀頭を当てさせた。
「ははっ……そんなにいいのか? それなら、もっとしてやるよ!」

少年はさっきまでは恵理の膣内を楽しむことで精一杯だった。だからこっちがペースを握れることに少なからず安心していた。
自分が攻めている間は、中にぶちまけてしまいたいという気持ちを忘れることができるからだ。
「ん、あ…っ、ひぃ…ん……っ、は…ふ、ぅ………あ、あああんっ!!」
一体のタイミングで入り口をつつくと見せかけて、浅く、深く…と激しい突き上げを繰り返し恵理を翻弄させる。
時折ペニスを入れる角度を変えて、亀頭で粘膜から次々と溢れる蜜を掻き出して結合部からこぼしてやった。
じゅっ、ぶじゅるっ、にちゅっと、腰を打ち付けるたびに音がする。恵理は知らず知らずに力を込めているのか、
肉竿が埋め込まれた膣口が締まりを増した、少年はやけどしそうな熱を感じて、耳に心地よい喘ぎを聞きながらなお強く抽送を行っていく。
「ひゃ、あっ、あ、あああん、っ…あぅ……」
恵理はぺニスの膨らみ、硬さを下半身全体で感じ取って、熱く熟れた膣にこれでもかと怒張している肉棒が出し入れされる度に、
柔らかな恵理の身体が、膣が溶けそうに熱くなり、額に汗が滲む程に感じてしまっている。
少年の力強いがしつこくもねちっこくもある責めは、恵理の心を狂わせる、あんなに嫌がっていたのが嘘みたいだ。

溢れてこぼれる淫水が膣内のすべりをよくする、そのおかげでピストン運動はスムーズに進んでいた。
「はあっ…はあっ、く…まだ、だ………」
複雑に入り組んだ恵理の媚肉、さらにそれが不規則に押し寄せてきた。優しくかと思えば激しく…細かい襞が蠢きペニスを締め付ける。
少年は恵理をもてあそんでいた…はずだった。しかし、芳しい雌肉に惑わされ、無心になって腰を動かし続けてしまっていて……
「あ、ああっ、ああん? あっ?  んんうっ? 」
恵理の声のトーンがさらに変わる、目の前で淫らに尻をくねらせる姿…本当に快楽の虜になってしまったようだ。
「そろそろ……出すぞっ、中に……中に出してやる!!」
ラストスパートといわんばかりに、少年は腰の動きをこれまで以上に激しくする、ぐちゅっ、ぐちゅっっと液体の混じる音も大きくなり、
膣の締め付けに絞られ続け、今までは顔を歪ませるくらいに必死に耐えていたが、ここに来て急に精がこみ上げていく。
もう、出してしまってもいいと思考が切り替わってしまったからだろう、柔らかく熱を帯びた巨尻に爪を食い込ませて、
根元から最奥まで、間髪入れず、力強く突き上げる、恵理の身体が揺さぶられるほどに。

「あっ? あんっ? だめ? お、おかしく…なっちゃう…? おちんちんで、おかしくなっちゃう??」
恵理は本当におかしくなってしまったみたいに少年のペニスをくわえ込み、迸るであろう白いマグマを膣内で待ち構えていた。
早く、早く精液で満たされたかった、はじけ飛ぶような射精で、肉壷だけでなく、子宮も…すべてを白く染めてもらいたかった。
「はあ、はあぁ…? いっちゃう……おちんちん、気持ちよくて、いっちゃう???」
メリメリと力強く身体を突き抜く感触、亀頭が子宮の入り口をノックする感触、肉壁を広げられる感触、そのすべてが恵理を絶頂へと導く。
早くいきたい…イキタイ……もう、そのことしか考えられない、口の端から垂れたよだれが、床に小さな水溜りを作る。
「うっ……出して、やる………思いっきり…恵理の、スケベマンコに…!!」
「ああ、あはあっ? 出してぇ、ザーメン、びゅくびゅくってしてぇ………?」
少年の逞しい腰の動きが、ズンズンと身体の芯に響いてくる。それにつれて、さらに勃起をぐいぐい締めつけてしまって、
二人揃って絶頂を、今まさに迎えようとしていた…二人とも、高揚しきった気持ちをぶつけて互いを貪りあっていた。


「んあっ、うあ…ぁ……ああ、ああっ…? だめ、いっちゃう、いっちゃう、いっちゃうよおっ??」
限界まで高められた淫靡な気持ちが恵理の全身を包む、奇妙な浮遊感を覚えていた。
気がつくと肩越しに振り返り、少年を切なげな眼差しで見つめる…一瞬目が合ったが、少年はすぐに目を外した。
太くそそり立つペニスにに翻弄されて、心音と息が荒くしながら、中に出してもらうこと以外は何も考えられなくなり、
鋼のように硬い肉棒が、何度も何度も膣口、膣壁、子宮をペニスが貫き、粘膜を強く摩擦する。
「ああん、ぃ…い…? ………あ、あああああっ!!」
びくんびくんっと恵理の身体がひときわ激しく痙攣する、目の前が真っ白になっていた……久々に絶頂まで引き上げられ、
言葉には到底置き換えることのできない、満たされた気持ちに溢れていた……犯されたにもかかわらず。
「…………ぁ………………ああぁ…?」
快感をぼーっとした頭で痺れるような気持ちで受け止めて、恵理はいった余韻に浸る、コントロールできない快楽が、
子宮から全身にじわじわと伝わっていき、指先まで届いた瞬間、お尻だけを高く上げたまま床にくたっと倒れこんでしまう。

「うっ、恵理…俺も、いくぞっ…!! うううっ…!!」
膣の締め付けと、愛液の感触、とうとう限界を迎えた肉棒は熱い粘液を迸らせた。
びゅるっ! どぴゅっ!! ぶびゅるーっ!!っとすでに一発出したとは思えないほどの大量の精液がペニスから発射される。
元気に泳ぎ回る子種は、粘膜にこびりつき、命令に従い恵理の子宮に向かう………
孕んでしまうのでは、と思えるほどの濃厚かつ量も多い精液は、ペニスが引き抜かれると、ごぽっと音を立てて割れ目から溢れる。
亀頭が栓の役割を果たしていて、いままで行き場のなかったゼリーが、ゆっくりとこぼれ、太ももを伝い床まで落ちる。
「はあ………はあっ…………」
射精の快感が、身体中をまだ駆け巡っている、もう一回くらいしたかったが…もう精液は出し尽くしてしまった。
「ぅ……っ………」
仰向けに倒れこんだ恵理は、うっとりとした目をしていた。少年のほうをじっと見ている。
少年は、申し訳ないような気分になってすぐに目をそらしてしまったが…

恵理の視線は宙をさまよっている、いったばかりの身体はうまく動かず、顔を赤くして、息を荒くしながら気持ちよさの余韻に浸る。
レイプされて、中に出されて…多分大丈夫だと思うけど、少年のことは許せなかった…
でも………気持ちよかったのも事実だった、あんなに乱れて、自分からペニスを求めたことなんて今までに一度も無かった。
「…………………………」
おもむろに恵理は立ち上がると、精液を掻き出すこともしないで、着衣を整えて少年の部屋から足早に立ち去る。
少年はそれを止めようとしたが、一瞬早く恵理に逃げられてしまう。
不安はあったが、不思議と怖くなかった、きっと恵理は誰にも言わないはず……
真っ暗な部屋の中で、少年は歪んだ笑みを浮かべる。

その気になれば、警察に通報することも、少年の両親や学校に連絡することもできたはずだ。
それをしなかったのはきっと……………
恵理はベッドに横になりそんなことを考えながら、いつしか眠りについていた。


――――――
あれから………少年は毎日のように恵理を犯していた。
バイトから帰ってくると、恵理の部屋に押し入り、強引衣服を剥ぎ取り荒々しく組み敷いた彼女の身体を楽しむ。
そんな日々が続く……
恵理は最初こそ嫌がる素振りを見せていたが、今では何も言わなくなった。
それをいいことに、ゴムも付けずに中に出し続ける。子供ができてしまうかもしれないというのはどうでもいいことだった。
ただ、ひたすら子宮に精液を流し込み、恵理を征服する。そのことしか、頭には無かった。

「遅かったじゃないか、早く中に入れよ」
「…………はい」
恵理の帰りを待ち構えていた少年は、そっと腰を抱いて、我が物顔で恵理の部屋に進む。
今日も……互いの肉体を貪りあうひとときが、始まろうとしていた…………

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