ただいま彼女は浴衣ならぬ喪服を着ている。黒い、黒すぎる。なんか明かりがなかったら
手と顔だけがぽっと見えて怖い。が、こういう言い方は悪いが真央と喪服は良く似合う。
というのも喪服という名の着物を着た彼女は、おかっぱの髪型と非常にマッチして実に色っぽい。
いつもは真っ黒ワンピースでぼーっとしてるか何かをじーっと見ているかだが、
今日はいつもよりお淑やかで凛とした美しい姿に見える、・・様な気がする。

「ま・・真央、それよりなんか・・・俺寒くて・・・」
わざとらしく腕を組んでその場に蹲り、歯をカチカチと鳴らす。
「・・・・・?さむい・・・?」
きょとんとしてそそくさとこちらに近づく真央。その彼女は俺の少し冷たくなった手を両手で持ち、
そのままにぎにぎと揉んでくれる。・・ああ、あったかい・・・。
「確かに・・・・・・・つめたい。」
彼女の手から優しい暖かさが俺の腕から体に伝っていく。・・幸せだ。ここまで母性的な女性が
この日本に後何百人いるだろうか?ところで、俺が蹲っているので彼女も腰を落し、膝の辺りに
ある俺の腕を見ながら揉んでいるため、ちょうど俺の正面に彼女の襟元がはっきりと見える。
彼女が腕を動かすたびに、喪服の中で小さな谷間が健気に動いている。それは見れば見るほど
いやらしい思いがこみ上げ、時間が経つほどに襟元がだんだん開いていく。
「真央、・・ありがとう。うれしいよ・・・だから・・・。」
ぐいっ、ぐにゅっ・・
「!!っ・・ぁ・・・」
急に両方の手を襟に入れられ、そのまま柔らかな胸を揉まれる真央。
「真央もあったかくなるように体の芯から暖めてあげるよ・・。」
そのまま俺は彼女の胸を愛撫しながら腕を左右に広げ、彼女の着物をはだけさせていく。
「ぁ・・・・・・あ・・・・ぁあ・・」
いきなりの行動にどぎまぎしながらも、彼女は俺の腕を持ちながらその場で相手に身を
任せる。普通いきなり胸に手を入れられたら怒るものだが、何故か真央にはそれがない。
何か以前無理やりそんな事でもされた事があったんだろうか?
くにゅ、くにゅ、ぬみゅ・・・。
彼女の胸は小さいものの、絶壁とか斜面90度とか石狩平野といった完全なる
ペッタンコではなく、お饅頭のようにちゃんとゆるやかに
ふっくらとした部分はふっくらとしている。着物は胸が小さい方が良いといわれるから
まあ、今の真央の体格のほうがマッチしているだろう。大人になったら真央は
いったいどんな姿になるんだろう・・・とふと思いながら彼女を撫でる。
真央の胸を自分の手でゆっくりゆっくりと独占しつつ彼女の口に舌を入れる。
「んんっ・・・・・・ふっ・・・く、・・うぅ・」
彼女も自分の舌を侵入してきたものを待っていたかのようにゆっくりと絡ませる。
ちゅくっちゅる、つぷっ、
深く深く深く彼女の口の中を堪能し、少し先が固くなった胸をだんだん激しくする。
「ふくぅ、・・う・・く・・んんんっ!」

ふぁさっ
さすがにこの体制は苦しいので、ゆっくりと真央を倒し、俺はその上から覆いかぶさる。
「寒いから、一緒にあったまろっか。」
「・・・・(こくっ)、・・ふぁ・・・あ・・」
喪服の片方をずらし、真央の鎖骨から臍の上辺りまで脱がせる。普段のどんぐろワンピース
よりもさらに黒い喪服のために、彼女の白い肌がより一層際立って見える。
右手は彼女の肩から胸、胸から脇をゆっくりと撫で、だんだん胸に手が集中し、
口はまだ彼女と長いキスを堪能する。そして左手でゆっくりと脹脛あたりを撫でつつ
すそを捲っていく。やはり足も白く透き通っており、俺の部活で汗だくで少々すね毛混じりの
足が獣に見える・・・。それにしても葬式に来ていく服のままするとはちょっと
いけない気もするが、ま、誰も不幸にあってないからいいか・・。
「ぁあ・・・・・」
左側の裾を完全に捲ると、少々潤った彼女の下着と彼女の柔らかな太股が露になる。
そのまま右の方の裾も開き、真央の体には殆ど帯と下着以外は何もついていない。
「・・・・くっ・・・ふ・・んん・・・」
ちゅぱちゅるっ、くちゅっ。
下着越しに彼女の秘所を舐めつつ、下着でぐいぐいと引っ張る。その度クリトリスと
割れ目が擦られ、彼女を感じさせていく。真央はそれに喪服の袖を掴んで耐えている。
最初は舌を上下に動かすだけだったのを回したり深く入れたり、口をつけたりと
いろいろなやり方で責める。
「ああ・・・・・く、・・・舌が・・はいって・・・!」
下着を脱がし、両手で彼女の足を広げ、さらに深くまで責める。愛液は絶え間なく流れ、
彼女の喘ぎもだんだん高くなっていく。
そのまま上半身の方も両手で脇や腕を時々愛撫しながら胸を揉む。
「あぐっはあっ、・・からだ・・・あつっい・・!」
三箇所責めに彼女はだんだん呼吸を荒らし、俺の頭を押さえて必死に我慢している。
「んんっぷはっ、真央、舐められるのきもちい?」
「んぁっ・・・はぁっ・・・・・・きも・・ちいい、っひゃぅ!」
それを確認すると舌を引っ込み、口で一気に吸い上げた。
ジュルルル、ジュブブブッ・ジュパッジュプッチュパッ!
「はぁっあ、くぁっ・・はやいっ・・・あっああ・・!!」
ヌチュヌチュッジュルルッズチュルルッ、グチュッ!
「ひっ・・・くぅ、あっぁああああああぁぁぁぁ・・・・!!」
どくっどく・・・・
「あ・・・・ぁ・・・・」
激しい責めに真央はそのまま果てる。喪服半裸状態の彼女はより一層艶かしく見える。
「よし・・・」

「はぁ・・・・・はぁ・・・・・あっ・・」
倒れた彼女の体を起こし、怒張した自分の物へ埋めていく。
ぐちゅっ、ぐちゅちゅっ・・ずちゅっ!
「ひぁっ、・・・くぁ、・・・ぐぁっ・・はっ・・はぁっ・・ん!」
騎乗位の状態でゆっくりと彼女を動かし、両手で脇腹を支える。
外は寒いが彼女は既に汗だくで体は白から薄い桜色に染まっている。
彼女を上に上げて降ろした瞬間、辛うじて残っている右側の衣服が宙を舞いながら徐々に
下へ落ち、彼女の状態の右側が露になっていく。
「ぁあっ・・はぁ・・・あ!・・くはぁ!ぁあっ!」
徐々にスピードを上げ、彼女の体を自分に密着させ、お互いの肌を擦らせていく。
その度に帯も緩みだし、さらに彼女の衣服が崩れていく。
「ぁあんっ、はぁっ・・はぁう・・・・ぁっ・・あっ・・・あぁ・・・」
真央の方からもしきりに腰を動かし、結合の中心で先走り液と愛液とが混じって飛散していく。
真央の向きを変え、そのまま四つん這いにしてバックから強く攻め上げた。
ズプッズプッズプッ、パンッパンッパンッ、グチュッズチュッ
「ぁああっ、はあっつよいっ・・くぁ!ああんっ!」
袖も腕から離れ、喪服を維持しているのは帯だけとなった彼女が突く度に甘く鳴く。
前のときと比べたら明らかに声に苦しさはなく、むしろ突かれる度に声は大きくなる。
その帯を持ったまま、俺は強く強く腰を動かし続けた。
「く・・ふ・・・・う・・・」
「ぐっはぁっそろそろ・・・スパートかけるぞっ・・」
「ぁあっ、はぁっ・・はげ・・・しい・・・あぁああ!」
体にそろそろ限界がき始めた事が分かり今まで以上に激しく責める。
ヌチュッグチュッズチュッジュプッジュプッジュプッ・・・!
「ああっ・・う・・・つよい・・・!・・はぁあっ!」
喪服の袖をきゅっと掴み、ただただ彼に突かれるままに声を上げて喘ぐ真央。
自分の手は彼女の胸を強く鷲掴んで揉み続け、舌で首筋やうなじを愛撫する。
「うっ・・う、く・・・だすぞ・・・!」
前後に動かす幅を狭め、一気にお構いなしにジュプジュプと責め続ける。
「あはぁ、あぁあ!あああああんっ・・!!」
ドクッドクッドププププッ!!
互いに体を弓のように仰け反り、彼女の白い体に白い液が入っていく。
喪服という名の布団でそのまま二人は倒れた。

「はぁ・・・はぁ・・・気持ち・・良かった?」
「・・・・・・うん、なかでこぽこぽ・・・いってるから」
「!?ちょっちょっと!何ガムテープで塞ごうとしてるんだ!」
「・・・・・・・・・・・・きもちいから。」
さすがにできたらまずいので、それだけはやめさせる。ちょっと不満そうだが。
すっかり真っ暗になり、熱くなった体も徐々に冷え始めている。
そこでビニールシートを敷布団に、喪服と自分の服を上にかけて互いに寄り添いながら
横になった。空には星が煌き、その数は少しずつ増えていく。
「真央・・・・・、今見てる星ってさ、実は数千万年前の姿って知ってる?」
「・・・・??」
「遠くにある星は、例えば今光ってる状態の星が地球に見えるためには
十光年なら十年かかって、数千万光年なら、数千万年かかってやっと見えるんだ。
今見える星のいくつかはこの夜より、いや、真央や俺や人が生まれる
ずっとずっと前に光ったその過去が、今こうやって見えているんだ。」
「・・・・・・・・・・・そう」
「何だか甲子園にいったり学校で勉強したり、人が戦争したりパソコンの前でいかがわしい
SS書いてるその時間は、さっきの星のことを考えるとなんだか馬鹿馬鹿しくなるんだ・・。
どうせ星が地球まで来る長い長い時間に比べたら、0.1秒にも満たないその時間を、
人は何故勉強や仕事とかくだらないことに一生懸命になって一生を過ごしていくのかなって」
「・・・・・・・・・・・・・あなたは、星じゃない。」
「・・え?」
「・・・・・・・・・・・・・話を聞くと、星は長い。人は短い。でも星は長いから
うれしいとも・・馬鹿馬鹿しいとも・・・思わない。・・・・・・人の弱さがそう思うだけ。
短いならと思ったら・・・・いっぱいがんばれる。長いと思ったら・・・・・ずっと
動かない。だから・・・短くても・・・くだらなくない・・・。野球も仕事も色んなことも
 ・・・その人には・・・・くだらなくない。だから・・・・・」
「だから・・・・・・・?」
「だから、寂しくなる夜は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・寝る。」
け、結論それ?!・・・・まあ、夜の考え事はいい答が出ないっていうしなぁ。
「・・・そっかじゃあ、寝よっか。・・・・・・おやすみ・・・」
そのまま俺たち二人はまどろみの中へ入っていった。
「・・・・・・だから、・・・・・・・・・・・まけちゃだめ」

ぴちちちっ、ちゅんちゅん・・・。
「ふぁ・・・ああぁぁあああ」
 ・・・・んん?真央が隣に・・?あ、そうか。昨日は一緒にやったんだった。
「真央ー、朝だぞー。」
「う・・・・ううん・・・・」
もぞもぞと喪服が動き、中から真央が発掘された。
「・・・・・・・・・・・・・・・・おはよう。」
そのままどこから取り出したかいつものどんぐろワンピースを一瞬で身にまとう。
俺も下に敷いて寝たまだぬくい服に着替える。
「そういえばさ、あの喪服どっから手に入れたの?」
「・・・・・・・・・・・・葬式に参加したらもらった。」
「はいぃいいい!???」
「・・・・・・・仏さんが若い頃着てたから、いい想い出にって。」
「ぜ、全然良くないって!よりによってそんなものを昨日・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・嘘。」
や、やめてくれよ、そういうのは。

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