「小波君、3Pをしましょう。」
・・・よく晴れた日の帰り道だった。
いつもはゆらりと麻美と俺の3人で帰っているのだが、今日は麻美が進路のことで職員室に呼び出されたため二人きりの下校となっていた。
「・・・は?」
「聞こえませんでしたか?私と麻美ちゃんとあなたで3Pをしましょうと言ったんです。」
ゆらりと付き合い始めて既に一ヶ月が過ぎた。
ゆらりの掴みどころの無い性格もそれなりに理解したと思っていた。
だが、これは予想外すぎる。
「・・・ええと、とりあえず。・・・なんで?」
「麻美ちゃんは、まだ小波君のことが好きです。・・・きっと麻美ちゃんは小波君と結ばれることを心の奥底で望んでいます。
 しかし、私も小波君を譲るつもりは一切ありません。だけど、麻美ちゃんの望むことは出来る限りかなえてあげたい・・・そこで3Pです。」
まいった。理由自体が既によく分からない。
「・・・そんなこと急に言われても、『はい、じゃあ3Pしよう!』とは返事出来ないよ。」
「どうしてですか?私も麻美ちゃんも容姿に関しては一定以上であるはずです。可愛い女の子二人と同時にHが出来るなんて男としては本望でしょう。」
確かに、それはそうだが・・・
「・・・まず、麻美が本当にそれを望んでいるのか?」
「私が麻美ちゃんと何年一緒にいると思ってるんですか?麻美ちゃんに関しては私はエキスパートです。麻美博士と呼んでもらっても構いませんよ。」
「・・・つい最近、麻美の気持ちを考えずに行動して喧嘩したじゃないか。」
「小波君は、そんな過去のことを持ち出すのですか。なんて小さい男でしょうか。」
・・・まぁあの事件以来ゆらりと麻美の友情はさらに深まった。
実際、麻美の気持ちをゆらりが取り違えることはなさそうだが・・・
「それでも、・・・初めてなんて一生に一回のことだぞ。麻美自身から確認を取らないとそんなことは出来ない。」
「・・・まぁ、それも正論でしょう。そのことに関しては、また後日確認を取るということで、他に何が納得できないんですか?」
「・・・なんで3Pなんだ?その目的なら俺と麻美だけで十分じゃないか。」
「私の目の届かないところで他の女と寝ようというのですか?付き合い始めて一ヶ月で浮気ですか。これはもう私達も終わりですね。」
「寝ろといったり、寝るなといったり、支離滅裂すぎるだろ・・・」
「そんなことはどうでもいいんです。・・・要は小波君は麻美ちゃんがOKを出せば3Pをするということですね。」
「え、いやそうは言ってな・・・」
「ならば、麻美ちゃんに確認を取るだけです。」
そう言うとゆらりはすたすたと歩いていってしまった。
「・・・え?・・・マジでやるのか?」
一人残された俺は立ち尽くすしかなかった。


「よ、よろしくお願いしますっ!」
数日後、俺の前には頭を下げる麻美が居た。
「マ、マジでやるのか・・・」
場所はゆらりの部屋。ゆらりの部屋に入るのはこれが初めてだったが、そんなことを気にしている余裕はなかった。
「ほら、小波君。麻美ちゃんもこう言ってるんですし、気にせずヤッてしまいましょう。」
「え、いや、だって、こんなのおかしいだろ?俺と麻美は付き合ってるわけでも無いのに・・・」
未だに渋る俺にゆらりはやれやれといった様子で言う。
「いいですか。麻美ちゃんは私の一番の親友です。そして小波君は私の恋人です。実は、一番の親友と恋人はしてもいいと法律で定められているのです。」
「嘘だ!法律にそんなことが書いてあってたまるかっ!」
「・・・まったく。据え膳食わぬは男の恥と言いますよ?女の子に頭まで下げさせておいて、まだ渋るなんてとんだ色男気取りですね。」
そこで、いままで黙っていた麻美が口を挟む。
「ゆ、ゆらりぃ・・・、小波君嫌がってるよ。なら、私は別にいいんだよ・・・」
「麻美ちゃん。私に遠慮するなんて麻美ちゃんらしくないですよ。バスケが出来なくて落ち込んでたときは下着を履くのだって私が手伝ったというのに。」
「はわわ!そんなことしてもらってないよ!してもらってないからね!」
麻美とゆらりがいつものやり取りを交わす。・・・いつも通りだ。
「あー・・・俺もう帰っていいか?」
「何を言ってるんですか?まだ何も始まっていませんよ?」
「だって、麻美もそこまで乗り気じゃないみたいだし・・・」
それを聞いた麻美は苦笑いのような表情を浮かべる。
「・・・まさか、ここまで小波君がふにゃちん野郎だったとは。予想外ですが仕方が無いです。」
ゆらりの体が突然動く。
「うおっ!」
そのまま、ゆらりが俺に覆いかぶさってくる。その勢いのまま唇を奪われる。
「んんっ!」
舌が入ってくる。口のあらゆるところを蹂躙されてしまう。
視界の端では麻美が真っ赤になっていた。
「ぷはっ」
「ゆ、ゆらり・・・」
「こうなったら実力行使です。いやでもその気にさせてあげます。」
そう言いながら、ゆらりは俺のズボンを脱がそうとする。
「ちょ、やめろ!ゆらり!」
「もう遅いですよ。」
あっさり俺のズボンとパンツは剥ぎ取られてしまう。
「はわわわ・・・」
麻美が俺のモノを見てあわあわしている。
「嫌がってた割には、もう硬くしてるじゃないですか。本当に小波君はむっつりですね。この、むっつり野球部員。」
「い、意味が分からない!ていうか、麻美が見てるだろ!やめろよ!」
麻美はじぃっと俺のモノを凝視している。なんなんだこの状況は!
「別にいいじゃないですか。・・・これから3Pするのですし。」
そう言いながらゆらりがいきなり口に咥える。


突然の刺激に思考がさえぎられてしまう。ゆらりはそのまま顔を前後に動かし始める。
「あんっ、あっ!」
咥えたまま、舌でも刺激を与えてくる。その感覚に頭が真っ白になってしまう。
「小波君、女の子みたいな声をあげるんですね。」
ゆらりが一旦口を離して言う。
「かわいいです。」
そして、また咥える。
「っ!うぁっ!」
ゆらりの容赦ないフェラが続く。俺のモノはあっさりと射精寸前まで高められてしまった。
「っ・・・!ゆらり!俺もう・・・!」
「そうですか。」
その瞬間、ゆらりは口を離してしまう。俺のモノは射精寸前で放置されてしまった。
「・・・え?・・・最後までしてくれないの?」
「今日は3Pするのですから、無駄撃ちは良くないです。」
そして、そのままゆらりは後ろを振り返る。
「麻美ちゃん。」
「へ?は、はい!」
麻美の顔は見事に真っ赤だ。
「麻美ちゃん。今の光景を見ていて、興奮したんですね。」
「え、いや、そんなこと全然無いよ!・・・ただ、やっぱりゆらりと小波君はお似合いだなって・・・だからやっぱり私はいいよ。」
・・・麻美の目にはうっすらと涙が浮かんでいるようだ。
「麻美ちゃん。」
ゆらりは真っ直ぐ麻美を見据えている。
「麻美ちゃん。素直になってください。・・・本当はどうしても初めてを小波君に貰って欲しいのでしょう?それぐらい小波君のことが好きなんでしょう?」
「・・・」
「・・・私は麻美ちゃんから、小波君を取ってしまいました。先に小波君を好きになったのは麻美ちゃんなのに。・・・こんなこと言うと麻美ちゃんは怒るかも知れませんが。」
麻美は無言で首を振る。
「こんな言い方おこがましいかも知れませんけれど・・・今日は、小波君を貸してあげます。・・・私は麻美ちゃんが望むことなら出来る限り全てかなえてあげたいんです。」
「ゆらり・・・」
麻美は袖で涙をぬぐった。そして麻美もゆらりを真っ直ぐ見据える。
「えへへ、・・・もしかしたら返してあげないかもしれないよ?それでもいいの?」
「大丈夫です。小波君は私にベタ惚れですから。」
「ちぇ・・・妬けるなぁ」
あはは、とゆらりと麻美が笑いあう。そして麻美はこっちへと向かってくる。


「小波君・・・今の話聞いてたよね?それで、まだ渋ったりしないよね?」
「あ、あぁ。だけど麻美・・・」
「私は、まだ小波君が好き。・・・だけど小波君はゆらりのものだから・・・。だから今日だけ・・・。」
麻美の声はどんどん小さくなっていく。
「今日だけ、私もゆらりと同じぐらい大事にして?」
麻美が目を閉じる。・・・俺は一瞬ゆらりの方を見た。だが、ゆらりは優しく微笑んでいる。
・・・なので、俺は麻美に唇を合わせた。
「えへへっ、小波君とキスしちゃったよ。」
麻美が嬉しそうに言った。
「えっと、私どうすればいいのか全然分からないから・・・全部小波君に任せるね?」
そういって体を俺のほうに預けてくる。
「・・・ああ、任せろ」
俺の腹も決まった。麻美とゆらりの二人が望むなら、俺も拒絶する理由は一切無い。
麻美の制服のボタンを一つ一つ外していく。
「ひゃー・・・小波君に服を脱がされてるよー・・・」
麻美は恥ずかしそうな表情を浮かべている。そんな表情が俺を興奮させる。
全部のボタンを外しきると、麻美の小ぶりな胸が露わになる。
「・・・ごめんね。ゆらりより小さくて。」
たしかに麻美のはゆらりのよりも小さいようだ。だが、小ぶりな麻美の胸はいやらしさよりも可愛らしさを感じさせ、それはそれで素晴らしかった。
「・・・俺は麻美の胸も好きだよ。」
そういいながらブラジャーを外す。すると麻美は恥ずかしいのか急に黙ってしまった。
胸に優しく触れる。小さいながらも柔らかい胸だった。ゆらりの大きくて弾力がある胸とはまた一風変わっており新鮮な感触だ。
「・・・あっ」
胸への愛撫を続けていると、麻美が小さく声を漏らし始めた。
「麻美、感じてるの?」
麻美は無言のまま首をプルプル振る。
「麻美・・・、可愛いぞ。」
俺は手を下半身へと滑らせる。そのまま、太ももへと手をやる。
「んっ」
「力抜いて・・・」
耳元でそういいながら、太ももをなでる。良く鍛えられた太ももは、適度に締まっていながらも女の子の柔らかさを持っており素晴らしい触り心地だった。
「んあっ!あっ・・・!」
麻美が甘い声を上げ始める。
それを聞いた俺は太ももを愛撫していた手をスカートの下へともぐりこませた。そこにある下着は湿っていた。


「ゆらり。」
俺は部屋の隅っこで俺と麻美の行為を見ていたゆらりを呼んだ。
「なんでしょうか。」
「麻美の痛みを紛らわすようなことをしてやっておいてくれないか?」
ゆらりは息を荒げている麻美を見やった。
「いいですよ。任せてください。」
そう言うとゆらりは麻美の横に寝転がり、いきなりその唇を奪った。
「んんっ?」
麻美が驚きの声を上げる。しかしゆらりは気にせずにキスを続ける。
「えぇ?ゆ、ゆらり?」
唇が離れ、麻美がなにがなんだかわからないといった様子を浮かべる。
「麻美ちゃんの感じる顔、可愛いですよ。」
そのままゆらりは手を麻美の胸へと伸ばす。
「あっ!」
ゆらりが優しく麻美の胸をもみ始める。
「麻美ちゃん・・・」
ゆらりは執拗に麻美の胸へと愛撫を続ける。そして、ときおり唇を合わせる。
「・・・」
艶かしく二人が絡み合う様子を見ていて、既に興奮していた俺のモノがさらに固くなる。
「麻美、入れるぞ。」
麻美のパンツを下ろす。
「はぁ・・・あっ!あんっ・・・」
麻美はゆらりの愛撫で一杯一杯のようだ。既に濡れそぼっている入り口へとモノをあてがい、ゆっくりと腰を押し出す。
「んあっ!は、入ってくるっ・・・!」
「麻美ちゃん・・・。力を抜いて・・・」
ゆらりが麻美の胸に愛撫を続けながら言う。俺のモノはすぐに麻美の処女の証に引っかかった。
「麻美、・・・いくぞ。」
「あっ・・・!う、うん!」
返事を聞き、腰に力をこめる。そして、俺のモノが抵抗を引きちぎるのを感じる。
「ん、ああああああああああああああああああっ!!!!」
麻美が痛みに声をあげる。
「麻美ちゃん・・・大丈夫だから。」
ゆらりが優しく麻美の頭をなでる。麻美の息が落ち着くのを待ってから、腰をゆっくりと奥まで進めていく。
「麻美、全部入ったぞ。」
麻美の中は非常に狭く、動いていなくても油断したら出してしまいそうだ。
「はぁ・・・はぁ・・・う、うん、小波君のが、中に居るのが分かる・・・」
麻美は未だ苦しそうである。だが、受け答えする程度の余裕はあるようだ。

「・・・麻美ちゃんは入れられている時、こんな表情をするんですね。」
ゆらりの手が麻美の顔をなぞる。
「んっ、ゆらり、くすぐったいよ・・・。」
「麻美ちゃん・・・痛みますか?」
「う、うん。痛いけど・・・思ったより大丈夫かも。・・・でも、このまま小波君が動かないと終わらないんだよね?」
「・・・麻美、無理するなよ。」
「うん。だけど、・・・多分大丈夫だから、小波君動いてもいいよ。」
麻美が笑顔を浮かべる。
・・・俺もこのまま動かずに我慢は出来そうになかった。
「・・・じゃあ、動くぞ。」
ゆっくり腰を動かし始める。やはり、麻美の中は非常に狭く、ゆっくりとした動きでも十分な刺激を感じる。
「んあっ・・・はあっ・・・」
麻美が苦しそうに声を上げる。そんな麻美の気を紛らわそうとしてか、ゆらりは麻美の乳首を口に含む。
「ふああああっ!!」
「麻美ちゃんの胸・・・いい香りで・・・おいしいですよ・・・」
ちゅぱちゅぱという水音を立てながら、ゆらりは麻美の胸へと刺激を与える。そのたびに麻美が背中をそらせる。
「ふぁっ!あっ!あんっ!」
俺は何度も腰を往復させる。接合部分からはぐちゅぐちゅといった音が聞こえてくる。
「あっ・・・!あんっ!はぁっ・・・!」
・・・麻美の声に甘い声が混ざってきた気がする。ゆらりの愛撫のおかげだろうか。だんだんと麻美の中が動きやすくなっていく。
「麻美っ・・!麻美・・っ・!」
「あっ!あっ!んっ!こ、小波君っ!」
ピストンのリズムを早める。麻美はそのリズムに合わせて、声を上げる。
「んぁ、あっ、ああんっ!ふぁっ、お、奥にぃっ!」
麻美の中の気持ちよさに腰の動きが止まらなくなる。
「うぁ、麻美ん中っ、締まるっ・・・!」
もともと、ゆらりのフェラによって一度限界まで高められていた俺のモノはあっさり射精寸前になってしまう。
「んっ!はぁっ、麻美っ!ごめんっ、そろそろ、いっ、逝くっ!」
「あっ!あんっ!はぁっ・・・あっ!う、うん!い、逝ってっ!」
激しい射精感を感じながら腰を動かす。すぐに限界は訪れた。
「ぁあああああああああああああ!!で、出るっっ!!!」
射精の瞬間、性器を引き抜く。
「あああああああああああああああああああっ!!!!」
音を立てて射精する。
勢いよく放たれた精液が麻美の体を汚していく。
・・・麻美の全身を白く染めるほどの量を出し、やっと射精が終わった。
「はぁ、、はぁ・・・んっ・・・」
「はぁ、はぁ、はぁ、麻美・・・」
行為を終えた麻美と俺は息も絶え絶えだ。二人で荒い息をつく。
「・・・麻美ちゃん・・・お疲れ様です。」


「さて、小波君。まさかこれで終わりと思っているわけでは無いでしょうね?」
ゆらりがこっちを見て言う。
そして、そのままスカートの端を持ち上げた。
「小波君・・・私にもください・・・」
ゆらりのそこはすでにぐしょぐしょにぬれていた。
「俺と麻美のを見てこんなにしたのか?」
そう言いながら、ゆらりを麻美の横に四つんばいにさせる。
「はい・・・もう待ちきれません・・・」
腰を艶かしく揺らしながら言う。俺のモノはすぐに再び臨戦態勢となる。
「よし・・・、じゃあ入れるぞ。」
「・・・早く来てください。」
腰に手をあて、ゆっくり挿入していく。
「ああああああああああんっ!」
ゆらりの中は麻美よりは狭くないものの、俺のモノを優しく締め付け、麻美の中とは違った快感を送ってくる。
「きょ、今日のゆらりの中、いつもよりとろとろだ・・・っ」
「小波君のも、一回出したって言うのに、凄い硬いですよっ・・・!」
腰を打ちつけながら、器用にゆらりの制服とブラを脱がしていく。
ぷるんっと大きな胸が揺れる。
それを乱暴に掴みながら、腰の動きを早める。
「あっ!ああんっ!小波君っ!激し、ぃっ!」
「ゆらりっ!ゆらりっ!」
ゆらりの名前を何度も呼びながら腰をうちつける。そのたびにゆらりは甘い声をあげる。
「ふぁっ!、はぁっ!あっ!ああんっ!」
ゆらりはベッドに顔を押し付けるようにして喘いでいる。いつもよりも乱れ方が激しい。
麻美に見られていることで興奮しているのだろうか。
「うわぁ・・・ゆらり、凄いHな顔してる・・・」
復活した麻美が赤い顔をしてゆらりと俺の性交を見ながら言う。すると、突然ゆらりの胸に口を寄せた。
「ふあああっ!」
ゆらりが驚きに声を上げた。
「ふふっ、さっきの仕返しだよ。それしても・・・ゆらりの胸・・・大きいね・・・」
麻美がいやらしい音を立てながらゆらりの胸を吸う。それに合わせてゆらりの中が締まる。
「はぁ、あ、麻美ちゃんっ、や、やめっ・・・」
「だめだよ、ゆらり。さっきは散々私の恥ずかしい顔見たでしょ。・・・今度は私の番。」
麻美がゆらりの胸を揉みしだく。
「ふぁっ・・・あ、麻美ちゃん、ほんとに、ダメですっ・・・!あっ!」
結合部分からはどんどん愛液が溢れてくる。ゆらりはどうしようもないぐらい感じてしまっているようだ。


ぐちゅぐちゅという水音と腰を打ち付ける音が部屋に響く。
「あっ!こ、小波君のがっ、お、奥までっ届いてますっ!」
「あぁ!ゆらり!ゆらりん中、すげぇ気持ちいいっ!」
激しいピストンに結合部分は白い泡が立っている。
「ふぁっ、あっ、あんっ!ダメっ、気持ちいぃっ・・・!」
ゆらりが快感を声にし始める。そんなゆらりが可愛くて俺はさらに腰の動きを早める。
「ゆらりっ!ゆらりっ!」
何度も何度も腰を打ち付ける。麻美もゆらりへの愛撫を続ける。
「ひぅ、あっ、あああんっ!こ、小波君っ!あ、麻美ちゃん!」
先ほどと同じぐらい強い射精感がこみ上げてくる。
もう長くは我慢できそうに無い。
「ああっ!ゆらりっ!俺っ、もうダメだっ!」
「ふぁっ!わ、わたしもっ、い、逝くっ・・・!」
ゆらりも限界に達しているようだ、中がひくひくと収縮する。
その刺激に俺のモノは耐えられなかった。
「うわっ!ゆらりっ!もう、俺っ、出すっ!」
限界が訪れる瞬間、腰を最奥へと突き出す。
「ああああああああああああああああっ!!!!」
「んっ、ああああああああああああああああああああああああっっ!!」
ゆらりの中で精液をぶちまける。二度目だというのにその勢いは一度目とまったく変わらなかった。
ゆらりもどうやら俺と同時に達したようだ。荒い息をつきながら全身を震わせている。
「はぁ、はぁ・・・」
二度の激しい性交に流石に疲れを感じながら性器をゆらりから引き抜く。するとそこからはゴポッと音を立てて精液が流れ出てきた。
「ゆらり・・・逝った顔も可愛かったよ・・・」
麻美がゆらりに口づけをする。そして、俺のほうを振り向いた。
「ていうか、小波君は私には中に出さなかったのに、ゆらりには中に出してあげるんだね。」
「へっ?いや、それは・・・」
「・・・ふふっ、冗談だよ。・・・小波君がそういう人だってことは私も良く知ってるから。」
そして再びゆらりの方を振り返り、ゆらりの体を抱きしめる。
「ありがとね、ゆらり。」
ゆらりはゆっくりと体を起こして、言った。
「・・・麻美ちゃん。精液まみれの体で抱きつくのは勘弁して欲しいです。」


・・・3Pを終えた俺達は三人で部屋の片づけをしていた。
精液まみれになってしまった二人はシャワーを浴び、今はシャンプーの香りを漂わせている。
「いやぁなんか凄かったね。」
麻美が恥ずかしそうに言う。
「ゆらりがあんな顔するなんてなぁ」
「それを言うなら麻美ちゃんだって、小波君のを入れられている間、いつもの麻美ちゃんからは考えられないぐらいHな顔してましたよ。」
「ちょ、やめて!恥ずかしい!」
・・・今日はどうなるかと思ったが、結局俺も楽しんでしまったし、皆が満足できたならばそれでよかったのではないだろうか。

「あーあ。それにしても、小波君をゆらりに取られるのはなんだか許せなくなってきたなー」
「・・・何を言ってるんですか。小波君はわたしのものです。今更何を言っても遅いです。」
こうやって二人の女のことが俺を取り合ってくれる。俺は恐ろしく幸せ者だ。
今日みたいなことは二度と無いだろうが、俺は永遠にこの愛しい恋人と親友を大事にしよう。そう強く思う。
「でも・・・また今日みたいに三人でするのはいいかもしれませんね。」
・・・ん?ちょっと待て。なんだか話が変な方向に行って無いか?
「だよね!私もそう思ってたんだ!」
おい、ちょっと麻美。お前まで何を言ってるんだ。
口を挟もうとした瞬間、二人がこちらを振り向く。
「覚悟してくださいね。小波君」
「覚悟してね!小波君!」

・・・どうやら、これから先も疲れる日々が続きそうだ・・・

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