「ハッピーループ?」

昼休み旧校舎の中で、俺は桜空とナオに両手両足を手錠で動きを封じられ仰向けに倒されていた。
「あのー…ナオさん?」
「なんですか?小波君」
「どうして俺は…こんな状態になってるのでしょうか」
「やだなあ〜小波君、私達に言ったじゃないですか。『私よりも桜空の方がバストは大きそうだけど、ウェストやヒップはナオの方が大きそうだな』って」
ついさっき言った言葉を口にして、二人はにっこりと微笑む。
あの言葉を言った後、俺は気絶させられて気が付いたら現在の状態に至っていた。
「あれは予想で言っただけだろ!真に受ける奴がいるか!」
「私達にとって、その言葉は海より深く心に突き刺さるのですよ」
「それを何も思わずに言った小波君をこらしめてあげないとって思いまして」
二人の笑顔から強烈なプレッシャーを感じる。
ヤバい、マジヤバい。
「…何をしようっていんだ?二人で俺をボコボコにするのか?」
「ぶぶーっ、少し違いますですよ!」
人差し指を立てて、ナオが呟く。
「それはですね…3Pをするのです!」

…………………はあ?

一瞬、頭が真っ白になった。
何を言ってるんだ、こいつはー


「おい、何馬鹿な事をー」
そう言いかけた途端、ズボンとパンツを脱がされる。
ナオが俺のモノに顔を寄せると、同時に桜空は俺に覆い被さり、69の形になる。
視界に桜空の淡い桃色の下着が、顔に桜空の秘部の柔らかい感触が、エッチな香りが鼻孔が俺のモノを瞬く間に成長させた。
「うわあ…小波君のおちんちんがこんなに…」
「んん…お姉ちゃん……小波君が私の……を…」
「桜空、我慢しなさい。皆で一緒に気持ちよくなりたいんでしょ?」
視界を桜空の視界で遮られてる中、俺は尋ねる。
「ちょ、何の冗談で…」
「私は小波君の事が好きですけど、桜空は小波君の事を少しだけ気にかけてました。」
一気に反り立ったモノを手でシコシコしつつ、ナオは言い返す。
「だから、私と小波君だけ幸せなのは不公平ので、三人で幸せになろうと決めたのです!」
「あうぅ…お姉ちゃん、少し、キツくなってきたよ……」
押し付けらろた秘部が擦られているうちに、桜空の下着は湿り始めていた。
俺の吐息なのか、桜空の愛液なのかは解らないが少なくとも桜空はそろそろイキそうなのは確かだ。
「じゃあ、二人で…やりましょう!」
「うん…」

二人が合図をしたかと思うと、モノを凄まじい快楽が襲った。
亀頭が、裏筋が、舌であちこち刺激されて一気に限界が訪れた。
「うあああぁぁぁ!!」
ピュル、ピュル、ドピュ!
「んんっ!」
「きゃああぁ!」
大量の精液がモノから吐き出されると、二人が短く悲鳴をあげた。
視界を桜空の尻で遮られている為解らないが、二人の顔は白く汚れているだろう。
射精が収まると、ナオと桜空は下着を脱いで、ナオは秘所をまだ敏感になっている俺のモノに、桜空は俺の顔に跨いで秘所を寸前にまで近寄らせた。
「はあ…はあ…まだやるのか?」
「当たり前です!これからが本番ですよ!」
「こ、小波君…気持ちよくさせてくださいね…」
二人は顔を白く汚しながら余裕を見せつける。
本当、この二人は息がいいなあ…
「じゃあ、小波君、入れてください!」
「小波君…私の……を…めてください」
二つのリクエストが来ると、俺は同時に進行させた。
ナオの胎内に一気にモノを突き刺し、桜空の秘所をペロペロと舐める。
「あああああああああぁぁぁぁっ!!」
「ひゃうぅ!」
二人の悲鳴が同時に上がる。
その内ナオの声には痛みが、桜空の声には快楽が混じったかのように聞こえた。


「あ…ああ……痛い…」
「ん……キツい…ぺろっ」
「あぁん!お姉ちゃん…大丈…ひぅっ」
俺と二人の声が交じり合い、それはまるで混沌(カオス)と言ってもいい状況だった。
「ナオ…我慢出来ない…動くぞ……!」
「わ、解りました…うあぁ!」
「小波君、もっと舐めて…ああん!」
眼前で桜空の秘所を舐めながらナオとセックスし、俺の理性はとっくに吹っ飛んでいた。顔に桜空の愛液がポタポタと落ちてくる。


ナオの声は途中から痛みから快楽が混じった感じに変わり、彼女自身も腰を振り始めていた。
「ん、桜空……ちゅう…ん」
「お姉…ちゃ、ん…じゅる、んん…」
快楽に溺れる中、二人は深い口付けを交わして互いの愛を確かめていた。
ナオは突かれ、桜空は秘所を舐められ、俺はモノを締め付けられ、快楽がループをして回っていた。
「くぅっ!ナオ、そろそろ限界だ!出すぞ!」
「解りました…桜空、一緒……にイコう!」「うん……お姉ちゃ、ひゃあぁ!」
快楽のループが途切れた刹那、俺達を絶頂が襲った。
「がはっ……!」
「ふああぁ!!こ、小波君のが!いっぱい、入ってきますううう!」
「ああああああああああぁぁぁぁっ!!」


二度目の射精にも関わらず、モノの勢いは萎えていなかった。
絶頂の余韻に浸っている桜空がどくと、結合部から精液を流しながら放心しているナオの姿が目に入った。
「二人共…大丈夫か…?」
「ふぁあい…大丈夫れふ…」
「気持ちよかったね…小波君、お姉ちゃん」
モノを秘所から抜いて、ナオにキスをしようとした瞬間、物音が響いた。
「「「!?」」」
同時に振り向くと……そこには、愕然としているいつきちゃんの姿があった。
「いつき…そこで何をしてるの…」
「え、えっと……ナオちゃんと桜空ちゃんが…二人して何かを秘密にしてたから、気になってついてきて…」
「それで、今まで見ていたのですか?」
「ご、ごめんなさい!」
いつきちゃんは逃げ出そうとしたが、神速の如く動いた二人にあっさりと捕まってしまった。
「な、ナオちゃん…どうするつもりなの?」
「ふっふっふ……いい事を思いついたのですよ…」
何か…嫌な予感が……
「いっそのこと、いつきも含めて4Pをするのですよ!」
予感的中。
まさかいつきちゃんまで巻き込むとは…
「えぇ!?ナオちゃん、勘弁して!」
「さあ、小波君!第3ラウンドの開始ですよ!」
「む、無茶苦茶言うなあ〜〜!!」
旧校舎に俺の声が響いた。

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