残暑見舞いの9月中旬、甲子園を優勝して野球部を引退した俺に残っているのは勉強のみなのだが、この残暑でやる気が起こらず、屋上の日陰で大の字を描いて寝転がっている。
「あ〜…暑い…なんで9月なのにこんなに暑いんだよ。9月になったらバっと涼しくなれよ…」
有り得る筈が無い言葉を口にしていると、扉が開いて桜空が入ってきた。
「やっぱり此処にいましたか、小波君」
「あぁ…桜空か…」
手でパタパタと顔を扇ぎながら桜空に言葉を返す。
「そんなに怠けてばかりいると、野球能力が落ちてしまいますよ?」
「うっ!」
少し硬直した。
言われた通り、ここ最近は寝転がったりアイスを食べてばかりいる。
このままだとプロに入った時に悪影響が…
「よ、よし!後で軽く運動をしておくか!」
意を決したかのように、俺はガッツポーズを決める。
「くすくす…流石は小波君」
桜空は笑顔で笑っているが、なんだろう…何か威圧感を感じる。
そんな桜空の笑顔を見ていると、桜空の絶対領域へと視線が移った。
見えるか、見えないかーーー…………見えた
今日は白を穿いてるみたいだ。
そんな俺の視線の先に気付いた桜空は、慌ててスカートを押さえる。

「こ、こ、小波君!どこを見てるんですか!」
頬を赤く染めて、ジト目で睨み付けてくるが、怖いというよりも……可愛いく見えた。
「ごめん…つい男の性が目覚めて」
ふっと俺は起き上がり、ペコリと桜空に謝る。
「男の性って何ですか!い、いくら恋人でもやっていい事と悪い事がーー」
言論している桜空に、不意打ちでキスをくらわせた。
「ーーーー!!」
「悪かったって。これで…許してくれる?」
唐突に交わされた行為に桜空はさらに顔を赤く染めつつ、冷静に答える。
「こ、これくらいじゃ許してあげません。謝るなら…それなりの事を、してください」
そう言うと、プイっと顔を横に向けた。
「分かった。じゃあ…」
桜空の近くで座りこむと、スカートのフックに手を付けて脱がし始める。
「ちょ、小波君!何をーー」
脱がそうとしている桜空の両手を、空いている片手でガッチリと掴み、動きを封じる。
「覗いてお詫びに、気持ちよくさせてあげようかと思って」
「そ、そんな事しなくても……あっ」
慌てている内にスカートは地面に着いていて、純白のパンツが360゜丸見えになっていた。
「は、恥ずかしいです…」
「大丈夫。誰も来てないし、すぐにそんな事を忘れるよ」


パンツ越しに秘部へと指を添えると、すっと筋にそってなぞり上げる。
「ひゃっ!」
僅かながら悲鳴を上げる。
そんな桜空を見て俺は興奮し、秘部を擦り付けるように指を動かす。
「ふぁ、ああ、あぁん!」
「桜空の喘ぎ声、とても可愛いくてエッチだよ」
「もう、そんな、あふぅ、事、言わないでくだ、さい!」
喘ぎ声を聞いていると、桜空のパンツの前部分はびしょびしょに濡れていた。
次のステップに掛かる事にした俺は、パンツを脱がして秘部へと顔を寄せる。
「うん…エッチな香りだよ」
「そ、そんな所…嗅がないでください…」
恥ずかしがる桜空を置いて、秘部の中へと舌を挿入させる。
ずにゅ、と音と共に暖かい膣が舌を圧迫してきた。
「ふああぁっ!それは…だ、ダメですっ!」
「どうして?とても気持ちよさそうなのに」
柔らかい尻を鷲掴みにし、中で舌を暴れさせながら溢れてくる愛液を強く吸い上げる。
桜空は声を上げっぱなしで、途中から足をガクガクと震え始めていた。
「あ、あぁ、あああぁ!小波君っ!私……もう!」
「じゃあ、イっていいよ」
丸見えになっているクリトリスを軽く甘噛みする。
「ふあああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」


膝を着いて後ろに倒れると、勢いよく愛液が秘部から飛び出し、床を汚していく。
絶頂の余韻に浸っている桜空と、垂れてくる愛液がとてつもなくエッチだった。
暫くすると、肩で息をしている桜空が起き上がって話をかけてきた。
「小波君…頼みがあります」
「何?頼みって」
「もう…挿してください……」
下半身丸見えの状態で脚を開き、ひくひくと動いている秘部を見せつける。
「私と……エッチをしてください…そうしたら、覗いた事を許してあげます」
「………っ」
誘ってるかのような桜空に、小波の理性のリミットが解かれた。

ズボンとパンツを脱ぐと、膨張したモノが飛び出す。
そして桜空の秘部に当てると、ゆっくりと中へと沈めさせた。
「んん……んんん〜〜〜っ!」
桜空は目を閉じて体を張り、まるで耐えてるかのような様子を見せる。
最奥まで埋めると、桜空の膣がモノを締め付けてきた。
「こ、小波君のが…全部…」
「桜空、大丈夫?」
快楽に耐えながら心配をすると、桜空は笑顔で返事をしてきた。
我慢をする必要は無いと感じた俺は、腰を動かし始めた。
「ふぁ、んん、あ、あぁ!」
腰を前へ動かすと桜空は声をあげ、体をビクっと震わせる。


モノを襲ってくる快楽に煽られて腰を動かすスピードは自然に上がっていき、それにつれて桜空が声を上げる間隔も短くなっていった。
「あはぁっ!こ、小波君!少し激し、がはっ!」
秘部からは絶え間無く愛液が溢れていて、床を汚していく。
後始末の事なんか目の前の快楽を前にどうでもよくなっていた。

今までより強い快楽が襲うと、俺は限界を意識した。
「桜空…そろそろ限界だ…出すぞ!」
「は、はいっ!いつでも…出して、くださいっ!」
合図をすると勢いよく奥を突き、桜空をイかせる。
同時に凄まじい快楽が遅い、俺のモノは精を桜空の胎内に吐き出した。
「あ、はぁ……熱いのが…いっぱい入ってきます……」
膣圧が俺の精を欲しがるようにモノを締め付けてくる。
射精が収まると、再び桜空にキスをした。

互いに下半身に服を着て、事後の後始末をすると桜空に尋ねる。
「これで…許してくれる?」
「…はい。いいでしょう」
桜空は笑顔で答える。
「でも…パンツの件、どうしましょう…」
「あ……」
小波は先程、自分が濡らしてしまった桜空のパンツの事を思い出した。
今の彼女はノーパンだ。
「その事は…謝ってすまないよね」
「当たり前です。罰として…私と同じように、下着を穿かないでいてもらいます」
「分かりました…」
桜空を後ろに向かせると、俺は渋々パンツを脱いだ。
その後、寮に戻るまで俺と桜空はパンツを穿かないままでいた。

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